気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く2 その6 「大洗は蕎麦どころです!!」

2014年01月10日 | 大洗巡礼記

 「カジマ」の次は昼食にするべく、蕎麦専門店の「そば処 武山」へ向かいました。ガルパン巡礼のコースからは少し離れたところにあるため、ガルパンファンは殆ど行かないようで、ガルパン情報交流板にもこのお店のことは全く出ていません。

 ですが、旅行前に水戸の友人の奥さんと電話で話した折に、このお店を熱心に勧められたのでした。
「星野さんは、お蕎麦が大好きでしたよね?」
「そうです。饂飩よりも蕎麦、ですよ・・・」
「じゃあ、大洗で常陸秋蕎麦も食べる予定があるんですよね?」
「ええ、その積りなんですが、どの店で食べるかは、まだ決めとらんのですよ・・・」
「それだったら、ぜひ、「武山」っていう蕎麦屋へ行くといいですよ。絶対にお勧めします。大洗では、たぶんナンバーワンだと思ってます、私は」
「ナンバーワン・・・、そんなに評判が高いのですか・・・」
「地元じゃ有名ですよ、私も友達や家族と行ったりして何べんも通ってますもの」
 水戸の友人の奥さんは、実家が大洗町の南隣の鉾田市で、子供の頃の海水浴は常に大洗海岸で遊んだと聞いています。そういう方が「絶対にお勧め」だと言うのです。
 水戸の友人も「大洗で蕎麦食べるんだったら、まず「武山」だな、俺の近所だったらさあ、ホラ、前に君を連れていった「長屋門」なんだけどさ、味わいは「武山」の方が良いかもな」と太鼓判を押していました。

 そういう経緯があって、「そば処 武山」に行きました。ひたちなか及び大洗地域のランキング情報では第4位、大洗町では第1位になっていました。奥さんの「大洗では、たぶんナンバーワン」という言葉の通りでした。どうしてこのような人気店が、「大洗ガルパン・トラベル・ガイド ~ガルパン聖地巡礼の手引き~」に載っていないのでしょうか・・・。


 店前の駐車場の脇には丸太や伐採材が積み上げてありました。店の改装用の建材かな、と思ったのですが、店内に入って見てその用途が分かりました。


 玄関口も落ち着いた雰囲気でまとめてあって、風にそよぐ長暖簾が、さりげなく入店を促してきました。いいですねえ、こういうの大好きなんですよ。京都や奈良の古建築の店舗にもこういうムードを演出しているところが少なくないので、狙いは同じなんだろうな、と感じました。


 店内に入ると一気に暖かくなりました。一角には薪ストーブがあかあかと燃やされており、店前の丸太や伐採材が薪用であると理解出来ました。この薪ストーブの近くの席に案内されましたが、思ったより熱くはなかったのでした。


 店内は天井が無いので、屋根裏まで空間が一つになっていて、広々とした開放感が味わえます。伝統的な古民家の造りを参考にしているようです。中央には囲炉裏もあります。


 店内スペースの半分ほどは、座敷席になっています。建物の庇部分をあてていますが、軒の出が深いためにゆったりとした空間が確保されているようです。


 今回は、食事量をとにかく少なめに保とうと心がけました。お店のおすすめである定食ものは避け、基本メニューである「ざる蕎麦」を注文しました。


 ところが、このざる蕎麦の量が思った以上にボリュームがありました。一般の店のざる蕎麦の倍ぐらいはありました。大盛りを頼むと二倍になるそうです。しかも、常陸秋蕎麦の本流をつつましく伝える絶妙の味でした。これはたまらんですね、大盛りで注文すれば良かったな、と少し後悔したぐらいです。
 とにかく、大変に美味しい蕎麦でした。これを食べられただけでも、大洗にやって来た甲斐があったというものです。


 蕎麦の旨さの余韻をかみしめつつ、県道2号線の「文化センター前」交差点に出ました。海の方へ進むとフェリーターミナルがあります。この場所も、劇中に登場しています。


 東町商店街の方へ回り込んで、街路を進んで宿泊施設「民宿たくみ」の前に着きました。「ガールズ&パンツァー」応援宿泊プラン実施施設の一つで、公式サイトはこちらです。


 この宿の門前には、御主人手作りのガルパン戦車の模型やレプリカが沢山展示してあります。前回も前を通るたびに凄いなあと感心していたのですが、今回は足を止めてゆっくりと見させていただきました。
 上画像は、Ⅳ号戦車のようですが、手作り感が勝っていて、オリジナルの戦車という雰囲気がありました。


 上画像の戦車が最も大きなもので、車体は木の廃材や間伐材の余剰部、砲身や機銃は水道配管の余りを転用している、との事です。趣味で作られたものでしょうが、完成度が趣味の域を超えていると思います。


 戦車はどれもオリジナルで、横に並ぶ学園艦もまたデフォルメ感が半端無かったです。バイクや龍の作品もあって、御主人の趣味工作の範囲が広いことがうかがえます。


 玄関先には、西住みほのパネルもありました。公式ガイドブックの設置場所に含まれていませんので、店独自に設置したもののようです。


 道をはさんで向かいにある作業所兼車庫のようなスペースにも、ガルパン関連のパネル展示がありました。この宿の方々も、熱心なガルパンファンなのでしょう。


 続いて和菓子店の「森屋」に立ち寄りました。今回はこのお店の人気おやつを食べてみたかったのです。


 アヒルさんチームの河西忍も、完全にサンタコスに包まれていました。お馴染みのバレー部のユニフォームが完全に見えないと、なんだか別人のようでした。


 パネルの下の方には、河西忍の声を演じた桐村まりさんのサインもありました。ガルパンの声優さんたちも、大洗が気に入ってプライベートでも何度か訪れていると聞きますが、その折々にこうやってサインを残してゆくようです。


 店内にもガルパンコーナーがあります。さすがに河西忍が多いですね。


 西住みほ役の渕上舞さん、近藤妙子役の吉岡麻耶さんのサインも飾ってありました。店の御主人が「大洗のガイドブック作るって取材に来てたんで、その時に書いて貰ったの」と教えてくれました。「大洗ガルパン・トラベル・ガイド ~ガルパン聖地巡礼の手引き~」にもお二人がこのお店でシベリアをいただいている写真がありますから、その制作取材の際のものですね。


 で、私も、その人気おやつのシベリアと、カスタードプリンをいただきました。美味しかったです。食べている間にも数人の客が入れ替わり立ち代わりやってきて、お菓子やカステラを買っていきました。なかなか繁盛しているようです。


 「森屋」の隣は釣具専門店の「金丸」です。今回はこのお店ものぞいてみることにしました。


 このお店の方も、ガルパンファンであるらしく、店の内外に沢山のガルパングッズが展示されています。貼られている画像の数も多く、近くの「ウスヤ」と並ぶぐらいの濃い雰囲気にまとめられていました。


 店先には、ガルパンファンの定番であるウェブコミック「激突!女子高生お色気戦車軍団」の第38話のページも展示されていました。このお店のオリジナル釣具のひとつである「砲弾型ウキ」を取り上げて紹介しているページです。有名ブログ「甲冑娘の油汁」に掲載されているもので、ガルパンコミックシリーズがとても楽しいです。
 実は私もこのウェブコミックを愛読しているので、紹介されている「砲弾型ウキ」の実物が見たくなったのでした。入って見たところ、店主さんがまたユニークで話の面白い方でして、20分ほど話し込んでしまいました。「砲弾型ウキ」も幾つかの種類があって、多くはお土産セットにもなっていました。その一つを買いまして、おまけの缶バッジもいただきました。


 続いて鮮魚店「丸五水産」に行きました。お馴染みの「○五式軽鮮車」が見当たらなかったので、御主人は営業に回られているのだろうと思いました。代わりに娘さんが店番をしておられたので、色々話をしました。
 このお店に置かれる角谷杏生徒会長に関して、イベントとかをやる事はありますか、と尋ねたところ、「誕生日イベントをやるって手もありますけど、ウチはその日はお休みしてますので・・・」と、申し訳なさそうに話していました。そういえば、角谷杏の誕生日は1月1日ですが、お店は正月三ヶ日は定休日なのだそうです。 (続く)

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2 コメント

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ありがとうございます (ホシノ)
2014-01-16 23:42:06
コメントを有難うございました。釣りに全く縁が無い私が楽しく過ごせましたから、金丸釣具店って本当に面白い場所ですねー。大洗にはまた行かせて貰いますので、また立ち寄らせていただきます。
商店街でガルパンイベント、って1月18日の曲松ですよね。キューポラ型煎餅欲しいなあー。
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Unknown (シゲル)
2014-01-16 10:50:10
ブログ拝見させていただきました。私、金丸釣具店の宣伝大使を務めさせている者です。先日は、ご来店いただきありがとうございました!
近々、商店街でガルパンイベントもやりますので機会がありましたら是非ご来店ください。
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