南禅寺から河津海岸沿いの国道135号線に戻り、下田市へ移動しました。左手に広がる相模灘の大海原の碧さを眺めつつ、約30分ほどで白浜を通過、外浦の海水浴場への分岐で左折して下に降りました。海水浴客でごった返す街中を抜けて、街区の奥まった場所にある上図のお店に行きました。
このお店が、原作コミック第8巻98ページ1コマ目に登場するお店のモデル、万宝商店です。外観はそのまんまです。
万宝商店の公式サイトはこちら。
御覧のように駐車場もありますので、近隣から買物に来る地元住民も多いです。入れ代わり立ち代わり入ってきて、目当ての品を買ってサッと引き揚げてゆきました。
営業時間、定休日は御覧の通りです。店内で焼いてもらう場合の焼き代は100円です。
色々な品がありますが、なかには西日本では見かけない魚の名前があったりします。
私の好物の干物も色々売っていました。全品一枚ずつ買って、焼いて食べたくなりました。
美味そう!銀ムツの味噌漬け。食べたら絶対美味しい筈。買って持ち帰りたかった・・・。
買った干物を、店内で焼いてもらって上図の席で食べることも出来ます。でも御飯とかは一切出ませんから、持参する必要があります。先程まで、地元の常連さんらしき老人が持参のお握りを食べつつ、アジの干物を食べていました。
店内では、約10人ぐらいが食事出来るそうです。
このアングルが、原作コミック第8巻99ページ1コマ目のそれです。犬山あおいと鳥羽先生が、客が干物を焼いて食べているのを見ていた場面です。
で、禁酒25日目の鳥羽先生が、フラフラと酒の香りに吸い寄せられて犬山あおいに制止される場面のアングルが上図です。原作コミック第8巻99ページ4コマ目です。
早速、私も干物2点を購入して、焼いてもらいました。通常は店奥でこのようにまとめて焼くのだそうです。2点ですから、焼き代は200円でした。
まずはサバの干物。
裏返しました。いい焼け具合です。一口食べると、じわりと独特の脂味が広がりました。この日は昼食もまだとっていなくて、東伊豆町風力発電所にてナッツ類を軽く食べただけでしたので、ずっと空腹感につきまとわれていました。それだけに、香ばしい干物の香りがズドンとくるのでした。酒はありませんが、まさしく「かーーーっ!状態でした。
続いて焼き上がったアジの干物。
これも味は絶妙でした。もう、最高かよ、状態でした。御飯かお握りをコンビニで調達して持参すれば、もっと美味しく食べられただろうと思います。 (続く)