ステップ3では、車体前部のバンパーやワイヤーウインチを組み立てます。ガルパン仕様への変更作業はここからがスタートです。劇中車はワイヤーウインチを装備しておらず、バンパーも前に張り出していませんので、ウインチ関連のパーツは全て不要となります。
またバンパーの形状も異なります。劇中車のそれは直線形ですので、改造します。その取り付け状況は、車体全体が組み上がった時点にならないと分かりませんので、それまでは取り付け調整を保留にしておきました。
ウインチ関連のパーツが全て不要になりましたので、ステップ3においては、上図のバンパー関連の3個のパーツを切り出しました。F21は、劇中車のそれとは異なる台形状になっています。
とりあえず、F21の下部をカットして直線状に仕上げました。劇中車のバンパーは、両端に穴が無く、リベットの数や位置も異なりますので、後で修正する予定です。
ステップ4に進み、シャーシーに取り付ける各種の部品を組み立てました。
全て組み上がりました。このうち、上図右上の油タンクの長いパイプは、BM-13ロケットランチャーユニットの組み付け時に干渉しますので、カットするか、位置を変更することになります。キット本来の姿はカーゴトラックですので、これをBM-13ロケットランチャー搭載型に変更する時点で、幾つかの改変や調整が必要になると見込まれます。
シャーシーを形成する二本の構造材パーツです。ガイド図の指示にしたがって、3ヶ所の開口作業を行いました。
ステップ5では、シャーシーの組み立てを行います。このうち、前端のバンパーだけは、劇中車の取り付け状況が把握出来るまで取り付けを保留にしました。
ガイド図に従って、各パーツを用意して並べました。これらの組み付けが、割と手間取ります。
なんとか完了しました。各種のパーツを同時にズレなく接着しないと全体が歪んだり、一部のパーツが外れたりしますので、なかなか大変でした。
このシャーシー部分の幅は、BM-13ロケットランチャーユニット台座の取り付け部分の幅に一致しますので、BM-13ロケットランチャーユニットの取り付けが容易に出来る事が分かりました。 (続く)