ステップ2では、上部車体内部の部品を組み付けます。同時に、ガルパン仕様への工作なども施します。
まずは、ガイドの指示通りに、該当するパーツを切り出して準備しました。
組み立ててゆきました。パーツC42は操縦手用スライドハッチで、接着しないことになっていますが、可動にしてもあまり意味が無いので、後で接着しました。
上部車体パーツにおける、ガルパン仕様への工作ポイントは上図の様に数ヵ所にわたります。このうち、左右5ヶ所のハンドルは、省略した形でモールドされていますので、モールドを削り取って真鍮線にて再現します。
ハンドルのモールドは、全部で6ヶ所にあり、あわせて7つのハンドルがあります。このうち、黄円で示した後部の二つは、劇中車にありませんので、モールドを削り取るだけでオーケーです。あとの四つの黄方形のハンドルを真鍮線で作り直して再現します。
また、後部の突起物も劇中車にはありませんので、削り取ります。
修正工作前の上部車体パーツです。
ガルパン仕様への修正工作箇所は、上掲の通りです。車体側面の切欠きの処理とリベット追加は、左右双方で行ないます。またハンドルは、四ヶ所で真鍮線にて再現しますが、左側前方の位置では二つ並びます。
修正工作前の上部車体パーツの前部です。
ガルパン仕様への修正工作箇所は、上掲の通りです。
修正工作後の上部車体パーツです。
修正工作後の上部車体パーツの前部です。
フェンダー前端に2個のリベットを追加、外側に並ぶリベットの1個を削り取りました。
車体前部の溶接線のようなラインを、伸ばしランナーで左右とも斜め上に延長しました。操縦手用スライドハッチの前端左右の金具をプラ板で追加し、ハンドルは真鍮線で再現しました。
車体側面の前後の切欠きはプラ板を貼って埋め、前端にはリベット2個を追加しました。
また、右側面にある、パールC47を取り付けるための穴が大き過ぎるので、仮埋めの処理を行ないました。パールC47そのものも、劇中車のそれと形も位置も微妙に異なるので、修正する必要があるかもしれません。
後方の左右のハンドルのモールド、および中央の突起物も削り取りました。 (続く)