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ステップ9の続きです。アンテナトレイのC23を取り付ける位置が、キットの組み立て指示だけでは分かりにくいので、劇中のワンシーンを参考にしました。上画像のⅣ号戦車D型は発見時の姿のままですが、アンテナトレイや装備品の配置は、全国大会出場時まで変わっていません。
また、アンテナ基部のC4は倒した状態になっていますので、そのように接着しました。
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アンテナトレイのC23は、ガルパン仕様では短くなっていますので、一番後ろの留め具モールドの線で切り詰めています。接着した後、キットでは省略されている留め具をプラ板で追加しました。フェンダー後部につけたパール(小)のD15にも、プラ板で留め具を追加しました。
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真横から見直して全ての装備品やアンテナトレイの位置をチェックしました。公式設定資料の図は小さいので、劇中のシーンの方が参考になります。タミヤのキットでも、プラッツのキットでも、装備品の配置が意外と分かりにくいので、このあたりの詳しいガイドがあると、もっと助かるんですけどね・・・。
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続いての追加工作は、上画像の円内の切込み部分を埋めることでした。この切込み部は足掛けとして実際の戦車にみられ、プラッツのキットでは二段に再現されていますが、ガルパン仕様では無くなっていますので、埋める必要がありました。
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ランナーの切れ端をブロック状に削り、切込み部の大きさに合わせてから填め込み、パテでコーティングするような感じで隙間を埋めました。
パテが乾くまでの間に、最後の装備品パーツであるスコップを、キットのパーツC64から「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」のD5に交換して取り付けました。D5には留め具がモールドされているので、これをガルパン仕様に合わせて削り取り、柄の二ヶ所に留め具をプラ板で追加しました。
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続いて、上部車体後部の左右にあるパーツの合わせ目を、バテで埋めました。
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埋めて消さなければいけない合わせ目は、車体の前部にもあります。そちらは、うまく合わせればヤスリがけのみで消すことが出来ますが、後部のこちらはパーツの合わせ目が僅かに段差になっているため、パテを盛らないと消せません。一日置いてパテを乾燥させたのち、サンドペーパーやタイラーでヤスって仕上げました。
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こうしてステップ9も完了し、車外装備品の取り付けが全て終わりました。改めて見直すと、工具類は全て「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」のパーツに御世話になっていました。これはプラッツのF2型仕様のキットを作る場合でも同様だと思うので、私自身は「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」を二つ購入しています。
なお、タミヤのH型やJ型のキットには、この「ドイツⅣ号戦車車外装備品セット」がランナーの一部に含まれています。
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タミヤのキットでガルパンのⅣ号戦車D型を製作する場合、色々と改造や追加工作が多くてなかなか楽なキットではないことが、これまでのステップ6、8、9の工程を通じて改めて実感出来ました。しかし、プラッツのキットで細かく多いパーツの山に悩まされるよりは、はるかにマシだと思います。