今日から7月。今年も既に、半分が過ぎてしまった事になる。国内外を問わず、年明けから世間を騒がす出来事が多かった今年。
世間というよりも、世界を騒がす出来事だったのは、先月行われた「EU残留or離脱を問うイギリスの国民投票」。結果的には離脱派が勝利したけれど、実際に離脱方向へと舵を切られると、離脱を支持した人達の間から、「残留すべきだった。」とか「離脱派の主張に騙された。」という声が出始めた。中には「離脱によるデメリットを知らなかった。」と口にする者も。自分が一貫して「首相公選制」に反対しているのも、ポピュリズムという物に危うさを感じている為だが、改めて其の思いを強くした。
さて、今年の後半はどうなる事か。
閑話休題。
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「小学生シャーペン禁止の謎、文科省の指導や校則は?」(6月30日、リセマム)
多くの方が疑問に思っていて、中々答えに辿り着けない「小学生シャープペンシル禁止の謎」。「持ち方が変になるから。」、「筆圧の調整が、上手く行かないから。」等、字の書き方への影響を理由とする説が有力な様だが、昨今は鉛筆の様な書き心地を謳った製品も登場している。其れでも相変わらず、シャーペンの使用は禁止されているのだろうか。
ゼブラが2015年12月に小学生300人を対象に実施した「小学生のシャープペン使用実態調査」によると、約半数の小学生が日常的にシャーペンを使用している事が判った。然し、使用を禁止している小学校が多く、主に使用する場所としては家が31.3%と最も多く、続いて塾の9.7%、学校で利用している小学生は8.6%に留まった。
子供のシャーペン利用に関する保護者の意見としては、「削らなくて良いのでエコ。経済的。」、「高学年になると、問題数が多くなるので効率的。」と肯定的な意見が在る一方、「未だ力加減が出来ないので、シャープペンだと芯が折れる。」、「持ち方、書き方を覚える迄は鉛筆で。」といった意見も在った。
ネット上ではシャーペン禁止の理由として「カチカチ五月蠅い。」、「芯が折れると、集中力が途切れる。」、「芯が刺さると危険。」等、様々な説が飛び交っているが、果たして本当の理由は何なのか。文部科学省では特に小学校で使用する筆記用具の指定はしておらず、シャーペン禁止を明文化している学校も殆ど無い様だ。
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自分が小学生だった頃、もうウン十年も前になるが、2年生位迄は鉛筆を使っていたものの、3年生位からは普通にシャーペンを使い始めていた。同級生の多くが使っていたという事も在るが、何よりも使い易いというのが理由。「鉛筆の様に芯を削る手間が要らず、芯の太さが変わらないので書き易い。」というのは、本当に在り難かった。
以降、余程の事が無い限り、鉛筆で文字を書く事は無い。だから、今でも「約半数の小学生が日常的にシャーペンを使用している。」という事には「そうだろうなあ。」と思う一方、「シャーペンの使用を禁止している小学校が多い。」という事実は意外だった。
昔から学校、特に小学校で禁止される物となると、「値段がそこそこする物を認めてしまうと、買える子と買えない子が出てしまい、其の事で差別や虐めを生み出してしまうから。」というのが主な理由だったりする。でも、シャーペンはそんな高い物では無いし、となると上記した(シャーペン使用に)否定的な意見が理由なのだろうが、個人的にはピンと来ない。シャーペンは、経済的で良いと思うのだが・・・。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/84c66fb03d523af0b950639cbfffc072
私は筆圧が強いので、0.5のシャープペンシルでは芯が折れてイライラします。
鉛筆か、0.9のシャープペンシルを愛用してます。
確かにシャーペンが普及し始めたころなら、高価だったし買える家庭と買えない家庭が理由で禁止、というのも頷けますが。
それ以外の禁止理由(の予想)には、まったく理解できませんね。
鉛筆とシャーペンに太さなどの外形的差異はほとんどないので、持ち方云々には?
筆圧が強ければ鉛筆の芯だって折れるし、ふざけて使えば芯が刺さるのも鉛筆だって同じ。
確か鉛筆を反撃の武器に使っていた映画もありましたね(笑)。
私の予想では、大人世代の鉛筆への郷愁と、子供の時から便利さに慣れさせてはいけないという親心?
でも、他のところで便利な世の中にどっぷり漬かっていては、これも説得力がありませんね(苦笑)。
「紙面に対しボールペンを垂直に立てて、文字を書く若い店員の話。」、確かにそういう人居ますね。感覚的に言えば、箸を突き刺す様な形で使う人みたいな違和感は在る。唯、鉛筆を使う機会は、其れこそ投票の時位になってしまっている自分ですが、ボールペンやシャーペンで文字を書く時には、雫石様同様に45度の角度で使います。そうなると、別の要因なのかもしれませんね。
「筆圧が強ければ鉛筆の芯だって折れるし、ふざけて使えば芯が刺さるのも鉛筆だって同じ。」、全く同じ事を思い乍ら、此の記事を書いていました。鉛筆とシャーペンの差異・・・と言いますか、デメリットを自分なりに考えたのですが、どうしても思い浮かばなくて。「シャーペンの場合、カチカチという音が五月蠅い。」と言うのならば、「鉛筆だって書くさい、シャカシャカ五月蠅いのでは?」と思ったりも。
明々白々な問題点が無い限り、個々人の趣味に任せれば良い問題の様な気がします。