ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

遺骸

2014年11月25日 | 時事ネタ関連

日本史の教科書に載っている“歴史上の人物の肖像”で、最もインパクトが在るのは誰?」という質問がされたら、断トツの1位になるのではないかと思われるフランシスコ・ザビエル。「トンスラ」と呼ばれる髪型は、余りに斬新

 

【フランシスコ・ザビエルの肖像画】

 

其のフランシスコ・ザビエルに関する或るニュースが、一昨日報じられた。

 

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「10年振り、ザビエルの遺体公開=インド」(11月23日、時事通信

 

インド南部ゴア州で22日、16世紀日本キリスト教を伝えたスペイン宣教師フランシスコ・ザビエル(1506年~1552年)の遺体が公開された。一目見ようと世界中から訪れた数千人の巡礼者は、1km以上に亘って行列を成した。【動画一般公開されるのは10年に1度で、今回の期間は2015年1月4日

 

インド人の大司教によるミサ執り行われた後、遺体は安置されているオールドゴアボム・ジェズ教会から、近くの大聖堂迄運ばれた。公開期間中には、欧州南アジア諸国から500万人以上の人出が見込まれている。

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【フランシスコ・ザビエルの遺骸

 

フランシスコ・ザビエルの遺骸が残っている事、そして一般公開が10年に1回されている事は、寡聞にして知らなかった。不信心な人間だが、彼の遺骸ならば実際に見てみたい気がする。

 

そして、遺骸と言えば、こんな記事が在った。

 

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教育者!? 理科室骨格標本『50年前に死んだ校長先生だった。』」(11月21日、日刊大衆

 

事実を知って感動するか、怖がるかは貴方次第!?

 

ルーマニアの小学校の理科室に50年近く置かれていた骨格標本が、本物の人骨だったと判明し、話題となっている。然も此の骨格は、約50年前に亡くなった此の小学校の校長先生なのだ。

 

骨格標本は、「自分の死後、教育に役立つ様、骨を理科室に展示して欲しい。」という校長の遺言により、洗浄加工され、硝子ケースに入れられて、50年近くずっと展示されていた。元々、校長は理科の先生で、子供達に熱心に教えていたのだと言う。

 

小学校の先生達にとっては周知の話だったのだが、此の噂を耳にした保健所当局が、骨格標本を一時的に押収して、調査する事になった。結果、衛生面や安全面に問題無しとの事で、骨格標本は又、元通りに理科室で子供達を見守っている。

 

教育熱心で天晴れな校長先生では在るが、本物の人骨がに在るのは、少し薄気味悪い気がしないでも無い。

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去年の記事で触れたが、理科室には「授業では使われなかったけれど、存在感が在る教材。」というのが幾つか在った。骨格標本も人体模型ホルマリン漬けの標本等と並び、そんな教材の1つだったと思う。

 

「此の骨格標本、から取り出した本物の人骨で作られてるんだぜ。」なんぞと、小学校低学年の頃に同級生が言っていたっけ。「嘘だ~!」と言いつつも、「嘘じゃなかったら、怖いなあ。」と思っていたのは、自分だけでは無かったかもしれない。

 

今回のルーマニアのニュース、本物の人骨で作られた骨格標本だった訳だ。教育者の鑑かどうかは別にして、「自分の死後、教育に役立つ様、骨を理科室に展示して欲しい。」と遺言した校長先生の思いは、献体志願する人達の思いと重なり、心動かされる物が在る。

 

でも、本物の人骨と判ったら、薄気味悪さを感じてしまうのも、又、事実か。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2014-11-26 09:55:33
・・・何ともコメントしにくい内容です・・・
立派だとは思いますが、やっぱり怖い・・・。
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>悠々遊様 (giants-55)
2014-11-26 13:34:08
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

で、・・・ですよねえ。「自身の骨を、骨格標本にして欲しい。」というのは相当の覚悟が要ると思うし、「凄いなあ。」とは思うけれど、自分には無理。献体は考えたりするけれど、亡くなった後に、其の姿を色んな人に見られるというのは個人的に抵抗が在り、故に骨格標本とか木乃伊とかは考えられません。
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