ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

老い

2024年05月29日 | 其の他

先日中尾彬氏(享年81)の訃報に続き、昨日は「今くるよさんが5月27日、膵癌にて76歳で亡くなられていた。」事が明らかになった。相棒今いくよさんは9年前に67歳で亡くなられているが、命日は「5月28日」。くるよさんは“1日違い”で亡くなられた訳で、“仲が良いコンビ”で知られた2人らしい最期合掌

“自分(giants-55)が子供の頃より活躍されていた著名人の訃報に触れる機会”が、年々増えている。自分自身がアラ還の年齢になっているのだから、そうなるのも自然な事では在るのだけれど、悲しさと共に寂しい思いが在る。

訃報では無いけれど、著名人達の“老いた姿”を目にすると、「こんなになっちゃったんだ。」という驚きに加え、矢張り寂しさを感じる。「子供叱るな、来た道だもの。年寄り笑うな、行く道だもの。」という有名な言葉の様に、生き物にとって“老い”は致し方無い事だけれど・・・。

昨夜、東京ドームで行われた「ジャイアンツvs.ホークス」戦は、ジャイアンツOB王貞治氏の功績称え、「王貞治DAY」として開催された。過去に何度か書いている様に、半世紀を超えるジャイアンツ・ファンの自分が、ジャイアンツのファンになった理由は、王貞治選手がジャイアンツに在籍していたから。だ。「チャンスには、必ず打ってくれる。其れも、多くがホームランを。」という王選手は
自分にとってヒーローで在り、“最も好きな野球人”で在り続けている。昨夜、先日84歳に成られた王氏が場内に登場したが、御元気そうな姿にホッとした。

「王貞治DAY」を記念して、王氏と同い年張本勲氏が“ファースト・ピッチ”を務めた。王氏と言えば、長嶋茂雄氏との“ON砲”が余りに有名だが、年齢的に「長嶋選手の現役時代と言えば、“晩年”しか知らない。」という自分にとっては、張本氏との“OH砲”の方が印象深い。

そんな張本氏が、現役時代の背番号「10」のユニフォームを着て場内に登場したのだけれど、其の姿に愕然としてしまった。久し振り拝見した張本氏は、痩せて体全体が細くなり、を突いてヨタヨタと、弱々しく歩いていた。動画】からだ。「『サンデーモーニング』に“御意見番”として出演し、立派な体躯で『!』と叫んでいた姿。」【動画】は、其処に無かった。

「サンデーモーニング」とは非常にが深かったにも拘わらず、今年の3月に長年司会を務めていた関口宏氏が降板した際、番組に姿を現さなかった張本氏。又、以後に開催された“関口氏の慰労パーティー”にも出席しなかった事が報じられ、「関口氏との“軋轢”が噂された事も在るし、そういう事で現れなかったのかなあ。体調が悪いとかいうので無ければ良いのだが。」と思っていたが、どうやら体調が芳しく無い様だ。

長嶋氏や王氏が“年齢相応の老け方”で在るのに対し、張本氏の予想外の老け方を目にして、現役時代の凄さを知っているだけに悲しくなってしまった。


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