年末に見たTV番組に付いて、今日は思った事を書いてみる。
先ずは、12月30日に放送された「第59回輝く!日本レコード大賞」【動画】に付いて。「日本レコード大賞」を見たのは、恐らく四半世紀振り。と言っても、今回見たのは数分だけだ。「子供の頃、夢中になって応援していたピンク・レディーが、39年振りに日本レコード大賞の舞台で歌う。」という話を聞いていたが、出先から帰宅してTVを点けたら、ドンピシャで其のコーナーが始まる所だった。2人共年相応に老けていたし、踊りの切れも昔程は無かったけれど、子供の頃に必死で覚えた歌詞や踊りは、今でも完全に覚えていて、唯々懐かしかった。【動画】
2つ目の番組は、矢張り30日に放送された「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」【動画】。戦力外通告を受けた3人の選手が取り上げられていたのだが、一番印象に残ったのは元ジャイアンツの實松一成選手。所謂“松坂世代”の彼は去年37歳となり、12歳の長男・海翔(かいと)君を始めとする3人の幼子が居る。で、此の海翔が実に確りした子で、「家を買った許りで、御金もそんなに無い状態なのに、戦力外通告されたのは結構大変だと思います。」と口にするも、父親達の前では明るく振舞っていた。でも、数日後、實松選手の移籍先が決まった(ファイターズ)事が判った瞬間、顔を覆って泣き出したのには、思わずグッと来てしまった。
幼き頃、父が病気で急死した際、「明日から生活して行けるのだろうか。」と、葬儀で供され、手を付けられずに残った店屋物を搔き集め、“翌日以降の食事”にし様とした自分。幸いにも何とか暮らして行けるだけの状況には在ったし、今となっては笑い話なのだけれど、当時は本当に不安だった。親に心配させない様、海翔君も必死になって明るく振舞っていたのだろう。其の思いが痛い程伝わって来て、思わず滂沱してしまった。
3つ目の番組は、大晦日に放送された「ガキの使い!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」【動画】。一昨年の同番組に付いては「ハッキリ言ってマンネリで、余り笑える内容では無かった。松本人志氏自身もマンネリ化している事を感じている様だし、打ち切りを考える時期に在るのではないか。」としたが、今年は“意外性”という意味で結構笑えた。特に、西郷輝彦氏と袴田吉彦氏の登場場面は大爆笑。
4つ目の番組は、矢張り大晦日に放送された「第68回NHK紅白歌合戦」【動画】。例年にも増して知らない歌手許りで、“ガキ使”を見乍らザッピングという感じ。総時間で、10分も見ただろうか。見たかったのは大阪府立登美丘高校ダンス部のメンバーが躍るという事で、郷ひろみ氏の所だけ。悪くは無かったが、彼女達が注目を集める事になった荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」【動画】が見たかった。
又、市川由紀乃さんには美空ひばりさんの曲「人生一路」【動画】、福田こうへい氏には村田英雄氏の曲「王将」【動画】を歌わせた様だが、個人的にはどうかと思う。ファンの方には申し訳無いけれど、市川さんも福田氏も、どんな歌を歌っているのか自分は知らない。そういう人達が少なく無い事から、多くの人が知る名曲を歌わせたのかもしれないが、そうだとしたら“懐メロ枠”として、“本人達の過去の映像”を流した方が良い。
本年も宜しくお願い致します。
私事ですが、昨年の台風18号が上陸した折、強風でマンションの共同アンテナと自前のBSアンテナが倒れしまいアンテナ受信からケーブルテレビ受信に変わりました。
BS・CSの専門チャンネルも契約して、今までより多チャンネル観られる様になったのは嬉しかったのですが、月々の支払いがスカパー契約時の3倍近くにハネあがったのは痛いですねぇ・・・
同時録画する為にSTBをブルーレイディスクレコーダー付きにした為、月2千円レンタル料が大きいですね。
スカパーみたいに5チャンネル選択制で月2000円位のプランを出して欲しいものです。
これで益々つまらない地上波は、ニュース以外観ない日が多くなりました。(笑)
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。
台風被害に遭われたとか、大変でしたね。ケーブルテレビに加入して四半世紀以上になりますが、視聴したいチャンネルは限られていて、「チャンネル数が絞られても良いので、月額費をもっと安くして欲しい。」と自分も思います。音楽系のチャンネルなんか、殆ど見ていませんし。
地上波、テレビ東京の工夫を凝らした番組以外は、似たり寄ったりの番組許り。雛壇芸人を集め、わあわあ騒いでいるだけの番組なんかは、もうウンザリです。
プロ野球の優勝戦と、ダウタウンの番組がかぶり、その優勝戦の緊急放送で、お笑い番組が急遽中止となり、それに強く憤ったダウンタウンの、お笑い芸人としての、大人としての、意地の張り方は強く印象に残っています。そうした事件を起こさずとも、今のダウンタウンは、才能のマルチ化が進み、松本人志も映画を作ったり、大人としての本音や理想を周囲に見せるようになっています。
野球のプロも、お笑いのプロも、同じ頂点に立つ者で、喩え、視聴率に差があったとしても、最低限のリスペクトは払われるべきと思います。奇しくも、お笑いが強い時代になってしまいましたが。
此れは個人の趣味になってしまうのですが、自分は昔からダウンタウンの笑いって余り好きじゃ無いんです。(矢張り好きじゃ無い)萩本欽一氏の笑いよりは笑えるけれど、自分の好きな笑いとはベクトルが違うという感じで。
それと、御笑いを生業にする人間が、芸術論として笑いを語り始めると、其れで冷めてしまうという所も在ります。ファンの方には申し訳無いのだけれど、板尾創路氏や木村祐一氏辺りが小難しい理屈を捏ねて笑いを論じているのを見ると、「彼等の御笑い自体が面白く無いのに。」と思ったり。
此れも個人の趣味になってしまう訳ですが、自分は由利徹氏や志村けん氏等の様に、ずっと御笑いに徹し、小難しい事を言わない芸人が好き。
レコード大賞と紅白は見ますが。
年末正月は、その年に評価の高かった番組の再放送すれば良いと思う。そうすれば、全体の評価も上がるのではないかと思います。
ダウンタウンは何もしていないので昔から大嫌いです。
書き込み有難う御座いました。
オイル・ショックの時、そして東日本大震災発生後、深夜放送が停止になった時期が在りました。極論を承知で言えば、似た様な番組を垂れ流しているだけならば、24時間放送し続けるのでは無く、深夜帯に放送停止する等しても良いと思うんですけどね。
私は、小田和正の「クリスマスの約束(TBS系)」に感動しました。最後に全員でアカペラで歌った、「ダニーボーイ」には鳥肌が立ちました。
本年もよろしく。
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。
小田和正氏、昨年で70歳になられたのですね。年を重ねる毎に、概して高音が出難くなる物ですが、彼の場合は例外で、彼の澄み切った高音を保てているのは、もう奇跡的と言って良いでしょう。
今季のジャイアンツはどうなる事やら。こんなにも期待が持てない年といのも、久し振りかもしれません。