ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

2060年に世界が滅ぶ!?

2007年06月21日 | 其の他
「世界で最も信頼の置けるメディア。」とごく一部で言われている(ほんまか?東京スポーツの6月20日付け紙面に、「あのニュートンが予言 2060年に地球滅亡」という記事が載っていた。この記事によると、「万有引力の法則」や「微積分法」を発見したアイザック・ニュートンが18世紀に纏めた書類が注目を集めているという。この書類は1936年にロンドンサザビーズ競売に懸けられ、ユダヤ人が購入。その後、イスラエルの国立図書館に保管されたままだったのだが、この程エルサレムのユダヤ国立大学図書館で初めて一般公開された。

そもそもニュートンは歴史上の重大事実や世界の知恵が暗号化されている。と考えており、エルサレムに在るユダヤ教寺院の図面を作った上、其処から寸法を緻密に計算。正確な数字を弾き出し、其処に秘められた暗号の意味を解釈。そしてユダヤ教とキリスト教正典とされる旧約聖書の「ダニエル書」に記された予言を解読し、暗号と照合した結果、2060年に世界は滅亡する。と結論付けたのが今回の書類の中身。又、今回公開された別の書類によれば、ニュートンは「終末の前に、(世界に離散した)ユダヤ人が聖地に戻る。」事を予言しており、これは第二次世界大戦後にイスラエルが建国された事で的中させた事になるとも。

実は、この手のミステリアスな(胡散臭い)話が結構好き。*1思い返せば自分が物心付いた頃には「ノストラダムスの大予言」が大ブームになっており、ノストラダムスが予言したた内容がどれ程的中しているか例示した上で、1999年の7の月、恐怖の大王が降って来る。という一節が「1999年に地球は滅亡する。」という解釈が為されていた。それから四半世紀以上、この”予言”はあらゆるメディアで繰り返し報じられ、「1999年7月」の最後の日を終えた時は予言を信じていたか否かはさて置き、様々な感慨を持った人が居た様に思う。それだけ少なくとも我が国に於いては、ノストラダムスの予言は多くの人達にかなりの影響を与えていた。

さて今回のニュートンの予言、どれ程迄に人口に膾炙される事やら。ミステリアスな事象が結構好きな国民性なれど、昔とは異なってあらゆる情報に触れられる世の中だけに、それ程話題にはならない様な気もしている。

*1 「ノストラダムスの大予言」の著者・五島勉氏の本は結構読み漁ったもの。ツングースカ大爆発フティマの聖母を扱った本等、かなり読ませる内容だった。

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13 コメント

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Unknown (煽り屋)
2007-06-21 05:02:23
自民党と公明党の連立政権樹立って言うか、公明党の政権参加が1999年7の月ですよ。



きっと、これが…。
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>煽り屋様 (giants-55)
2007-06-21 06:08:24
初めまして。書き込み有難う御座いました。

「”ネタ”かな?」と一瞬思ってしまったのですが、失礼致しました!小渕恵三首相(自民党)と神崎武法代表(公明党)が会談し、自公連立の成立したのが1999年7月27日、正に「1999年の7の月」だったんですね。

この日から自民党のS価学会頼りの姿勢が強まり、延いてはS価学会の政治介入が増したとも言え、又、その結果自民党が得た”数”に任せて、全てを押し切るスタンスが顕著になったとするならば、うーん・・・。

「良くぞ、この様な事実に気付かれた。」と恐れ入るばかりです。

今後とも何卒宜しく御願い致します。
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Unknown (ゆうじ)
2007-06-21 12:54:04
久しぶりです
予言って特に終末予言って過去にも
いろいろあってむちゃくちゃ外れてますよね
まだあるし
まぁ温暖化だなんだでいろいろガタは来てるみたいですけど

とりあえず
http://www.nazotoki.com/doomsday_prophecies.html

一覧です(笑
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占いとかよいことだけは信じる方です (マヌケ)
2007-06-21 13:14:41
カタストロフィーは人間の努力で先送りか人間のやりたい放題で前倒しか? そもそもどんなカタストロフィーなんだろう。 大きな戦争、そうとうに甚大な環境の破壊、原発事故、隕石の落下、世界規模での深刻なレベルの感染症の拡大、食料危機、エネルギー危機、う~ん、隕石の落下以外はまだまだ努力不足ではあるでしょうが、なんとか回避可能なのではないでしょうか。 だいたいどれもSF映画や小説で、あるいはすでに現実で体験済みな感じもありますね。 一人でも多く救ってくれ・・・みたいなキャッチコピーの映画もありましたし。 ヒステリックなくらい深刻に考えている人もいればのんきに構えている人もいるし、深刻なデータや資料が手元にあって分析している専門家もいれば経済や政権の運営に悪影響を考えて隠そうとしている人も、また逆に暴こうとしている人もいたりして。 環境のために地道に努力している人のそばからデタラメなことしてる人も。 アル・ゴア氏が政治家を辞めて環境問題の伝道者となってがんばっていますが、あれはウソだと主張する人もいますね。 いずれにしろ人間が人間のすることで滅びてしまうのは自業自得ということでしょうね。 隕石の落下はちょっと、・・・それこそ遊星ゴラスの時のように巨大なロケットエンジンを構築して地球ごと避けちゃうというSF世界を想像してしまいます。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-06-21 17:55:30
書き込み有難う御座いました。

占いに関してのスタンスは、マヌケ様と全く同じ。「自分にとって良い事だけを信じ、そうでない事柄に付いては一切無視。」というのが、精神衛生上良いと思っています。

地球滅亡と言うと、「ドラえもん」の「ハリーのしっぽ」という作品が在りましたね。1910年にハレー彗星が地球に接近する際、地上の酸素が一定期間奪われてしまうという噂が流れ、(蓄えられた空気を吸う為に)自転車のチューブを買い占めたりの騒動が起こったという話をモチーフにした作品でした。
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氷河期がまた来るとか子供の頃はすごい不安を感じました (マヌケ)
2007-06-21 18:17:12
子供の不安、地球が滅亡したら明日から宿題しなくてもいいし、先生や母親から叱られなくてもすむなどとバカなことを考える一方で、ご飯が食べられなくなるとか友達と遊べなくなるとか、そもそも地球が滅亡するのに自分だけが生きてるようなことを頭の中では考えて不安がうずまいてたマヌケな子供でした。 ちょっと年上の生徒や大人の言うことをすぐに信じてしまう純粋さもありましたし、テレビの川口探検隊なども真剣に見入っていました。 ノストラダムスの大予言も漫画などで知り、ポンペイの火山の大爆発とかムー大陸の沈没とかそんなことがまた起こったらどうやって逃れたらいいのだろうかと真剣に不安がったこともありました。 子供の頭では思考の限界なのですが、今でも大して変わりありません。 ギリシャ神話でしたでしょうか、ある島国で人間の血が流れて地面に落ちるとその国全体が海に沈んでしまうというようなのがありましたが、大きな教訓と言いますか、比喩といいますか、人間は争いや諍いによって自制を失うことで滅びてしまうというものです。 地球滅亡はなんの罪もない子供や人間以外の生き物も巻き込んでしまう大人のエゴが究極に達したところで起こるのでしょうか。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-06-21 19:47:56
「インフルエンザが流行らないかなあ。そうしたら学級閉鎖で、勉強しなくて良いし。」、「地震が起きれば、私見受けなくて良いんだけど。」と、自分の幼い頃も同じ様な事を考えていました。災いが自らの身には降り掛かって来ないという前提で、良き事を期待しているのですから何と浅はかな事か(笑)。

唯、その浅はかな思いを人間は大人になっても持っていたりします。その究極が戦争では無いでしょうか。「たられば」で自国に良き結果を想定して戦争に突入し、時には国土を焦土と化させてしまう。何と愚かな生物・・・。
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不謹慎なもので (マヌケ)
2007-06-21 21:22:39
まさに的確なご指摘だと思います。 そして本当に情けないかな、「ああ、明日○○に行きたくねえ、○○なんかなくなっちまえ、燃えてしまえ・・・」と京都にある心底嫌いな関係先との仕事を翌日に控え、そんなことを思った翌朝あの大震災で自分の方が死ぬところでした。 大人になってもなんと浅はかなことか。  
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-06-21 23:20:52
不謹慎では在りますが、軽い思いでそういった事を考えたりはしますよね。唯、これはあくまでも市井の人が思ったりするレベルならば未だしも、一国の動向を左右する様な立場の人が思ったり、又それに基づいて動いたりするのでは洒落にならないでしょうね。そういった”匂い”を安倍ちゃんやその取り巻き連中から感じてしまうのが、かなり怖くも在りますが。
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2060年 (破壊王子)
2007-06-22 01:55:50
ケムール人は2020年の未来でしたっけ?それより40年先なんて、アタシは生きてないからどうでもいいです。

今、唐沢俊一の書いたUFOの本を読んでいる最中ですが、現状に不満な人とか、現実に色々抱え込んでる人ほどUFO願望が強いとか。終末願望も似てるんじゃないですかね?

アタシは明日世界が滅亡しても「別にしょうがない」と思います。
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