ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

寂しい晩年

2023年08月31日 | 其の他

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板東英二実姉が『死んでいるかも。』と語る衝撃・・・ “寂しき晩年” に寄せられる驚きと悲しみ」(8月29日、FLASH

65年前の甲子園で、大会通算83奪三振の大記録樹立した元祖プロ野球出身タレント」板東英二。2020年9月にレギュラーラジオ番組が打ち切りとなり、其の後、の場に姿を見せず、行方が心配されていた。

8月29日、本誌掲載した家族への取材記事は、ネット上で大きな反響を呼んだ。

故郷徳島県鳴門市で暮らす従兄弟の1人は、「全く付き合いが無いし、連絡も無い。」と明かしている。続いて本誌は、神戸に住む2番目の姉で在るSさんを訪ねた所、其処で聞かれたのは衝撃的な言葉だった。

英二の妻が亡くなった時も、何も連絡が無かったし、『もう英二は死んでいるかも。』と思って、『戸籍謄本を確認するしか無いのかな。』と考えていた所なんです。

徳島、神戸で聞いた親族達の “危惧” を板東の長女・Iさんにぶつけたが、言葉少なに「私は判りません。はもう、何も関係無いので・・・。」と、申し訳無さそうに答えただけだった。

行方を知る最後の手掛かりの次女・Tさんの自宅も訪ねたが、応答は無く、期日に連絡を求めたが、返答は無かった。

家族と“断絶” し、近しい親族すらも板東の生存に自信を持てない状況に、ネット上では驚きと悲しみの声が寄せられている。

幾ら活躍しても、晩年が寂しいなら人生は儚い、「御
金の話も多少絡んだりして、何だか哀れな老後だな・・・。然し、板東英二氏に拘らず近年、親族とのがどんどん希薄になって来ている様な、世の中の微妙な雰囲気も感じる。」、「其れ寂し過ぎるよ、坂東さん。何時か要介護になった時なんかは、どうするのかな?其れとも、何処かの施設でひっそりしてるのかな?」

茹でを片手に笑う板東を、再び見られる日は来るのだろうか・・・。
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板東英二氏と言えば元記事にも記されている様に、“元祖・プロ野球出身タレント”という存在。一時期はマス・メディアへの露出度が高く、多くのレギュラー番組を抱える人だった。

陽気キャラクター御馴染みの彼。華々しいタレント生活に陰りが出たのは、10年前の「所得隠しによる脱税発覚」だった。手口の悪質さに加え、対応の悪さ(見苦しい言い訳&開き直りとも思える言動等。)から、長期間、芸能活動を自粛せざるをなくなったからだ。

時を経て、再び芸能活動を開始した板東氏。そんな彼に“異変”を感じたのは、3年前に放送されたヴァラエティ番組水曜日のダウンタウン」に出演した際。此方詳細が記されているが、“ドッキリ”に引っ掛けられた際の彼の打ち切れ方が、とても尋常ではなかったのだ。【動画】自分も此の番組をリアル・タイムで見ていたのだけれど、演技とは到底思えない、怖さしか感じられない言動だった。MCを務める松本人志氏も真顔で「板東さん・・・どうしちゃったんでしょうね?何てフォローして良いのか・・・。」と困惑する程、申し訳無いが異常さを感じるレヴェルだった。(後に此の映像を見た或る医師が、「認知症罹患され、感情がコントロール出来なくなっている可能性も。」という指摘をされていたが、自分も其の可能性は高そうな気がした。)

以降、板東氏は芸能界からフェードアウトし、今に到っている。「FLASH」の報道が事実ならば、余りにも寂しい晩年だ。華々しい日々が在っただけに、其の落差を強く感じてしまう。

1980年代から1990年代に掛けて奇抜なファッションと言動で人気を博し大屋政子さん。【動画】大金持ちのセレブ・タレントとして、陽気なキャラクターで知られた彼女だったが、1人娘とはずっと“絶縁状態”で、更に晩年は“大没落”する等、寂しい晩年だった様だ。

又、萬屋錦之介氏の元妻で女優淡路恵子さんも、息子によって悲しい思いをさせられる等、寂しい晩年を送った。今でも忘れられないのは、子供や孫に囲まれ、穏やかな日々を送りたかった。其れ以上は、何も望まない。という趣旨の発言を、彼女が晩年にしていた事。

芸者出身の歌手として、紅白にも2度出場している神楽坂浮子さん。華やかな芸能生活を送った彼女だが、昨年、暴力団に身を売り・・・紅白歌手の娘『弔問客無く遺骨も行方不明の母』という記事で実の娘さんが告白した様に、彼女も又、寂しい晩年を送った様だ。

おすぎとピーコの2人も、今年になって寂しい晩年の様子が伝えられている。

「若い時はどんなに苦労しても構わないけれど、晩年は幸せな日々を送りたい。」と自分は昔から思っていたけれど、今回の板東氏の記事を読んで、今更乍ら其の思いを強くした。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2023-08-31 13:48:05
成功すると周りがちやほやしだし、当人もいつの間にか舞い上がってしまい、常識では測れない言動をしてもそれに気付けない。
こういう記事を見ると、よほど自分をしっかり律するだけの強いものを持っていないと、誰もが陥る「成功の罠」というものを考えてしまいますね。
負け惜しみでなく「平凡な人生でよかった」と思います(笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2023-08-31 23:46:55
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「実る程 頭の下がる 稲穂かな」という有名な言葉が在りますよね。「学徳が深まると、却って他人に対し、謙虚になる事の譬え。」ですが、「言うは易く、行うは難し。」と感じるのは、「そういう事を口にしていた人が、高みに上がると、自分を見失ってしまう。」という例を少なからず見て来たので。

「御笑い大好きな自分にとって、別格の存在がザ・ドリフターズとビートたけし氏。」というのは、過去に何度か書きました。全盛期の彼等は、本当に面白かった。

で、ビートたけしに関して言えば、全盛期の彼は反体制的だったし、“売れた事で勘違いしてしまった人達への嘲り”も良く口にしていて、「そうなんだよなあ。」と良く思った物。

ところが、大御所と呼ばれる様になって以降、もっと具体的に言えば再婚して以降の彼の言動は、若い頃の彼が嫌悪していた筈の“体制派の人間の其れ”で在り、尚且つ“売れた事で勘違いしてしまった人達の其れ”で在り、大好きだったからこそ、今の彼への失望は大きい。
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