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「地球が寒~くなる?太陽の磁場“反転”しそう」(4月20日、zakzak)
磁石のS極とN極が引っ繰り返る様な磁場の反転が、太陽の北極で起きつつ在る事を国立天文台等のチームが観測し、19日発表した。
通常は同時に反転する南極の磁場に、変化の兆しは無く、過去に地球が寒冷化した時期の太陽の状況と似て来る可能性が在ると言う。
常田佐久・同天文台教授は「地球の温暖化が抑制される可能性も在り、推移を見守りたい。」と話している。
太陽の磁場は約11年周期で反転し、次の反転は13年頃と考えられていた。通常は北極と南極が一遍に変わるが、北極だけ反転すれば、17世紀半ばから18世紀初頭に掛けて、地球に寒冷期を齎した様な太陽の状況に似て来ると言う。
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「京都議定書」が採択された1997年辺りから、「地球の温暖化」に対する警鐘を見聞する機会が増えた。地球温暖化が進んでいる事を示す事象の数々に、多くの人が不安を感じている訳だが、其の一方で「地球は温暖化で無く、寒冷化に向かっている。」という説も在る。
「14世紀半ばから19世紀半ばという約500年間は、『小氷期』と呼ばれる寒冷な期間が続いていた。」という説も在ったりで、「一体、地球は暑くなって行くのか?それとも、寒くなって行くのか?」と、森羅万象を司る存在が居るので在れば、真剣に尋ねてみたいものだ。
それよりも怖いのはオゾンホールの拡大でしょうか。何しろ有害な放射線がオゾンのフィルターに邪魔されること無く、地上まで届いてしまうのですから、原発事故にも匹敵する事態じゃないかと。
「二酸化炭素による温暖化の懸念も、太陽活動の一寸した変動で、一遍に御破算になる。」、こういう話を見聞すると、「宇宙に於ける人類の存在って、本当に小さいんだなあ。」と再認識しますね。そんな微小な存在が、私利私欲でいがみ合っているのですから・・・困ったものです。