ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ズバリ聞きます!(15)

2007年01月21日 | 「ズバリ聞きます!」
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1. 用便に行かせなかったり、食事時間が過ぎても教室に留めて置く事は、肉体的苦痛を伴うから体罰となり、学校教育法に違反する。

2. 遅刻した生徒を教室に入れず、授業を受けさせない事は、例え短時間でも義務教育では許されない。

3. 授業時間中、怠けたり、騒いだからといって、生徒を教室外に出す事は許されない。教室内に立たせる場合には、体罰にならない限り懲戒権内として認めて良い。

4. 人の物を盗んだり、壊したりした場合等、懲らしめる意味で、体罰にならない程度に放課後残したりしても差し支えない。

5. 盗みの場合等、その生徒や証人を訊問する事は良いが、自白や供述を強制してはならない。

6. 遅刻や怠けた事によって、掃除当番等の回数を多くするのは差し支えないが、不当な差別待遇や酷使はいけない。

7. 遅刻防止の為の合同登校は構わないが、軍事教練的色彩を帯びない様に注意する事。
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1949年、法務省の前身の法務庁が発表した「生徒に対する体罰禁止に関する教師の心得」で在る。この7つの心得は”一応”現在迄適用されている事になっているのだが、政府の肝入りで設置された教育再生会議*1は、「体罰」の定義となっているこの心得の見直しを求める方針を固めたそうだ。

過去の記事でも書いた様に、自分は異常な程厳しい校則の下で学生生活を送って来た。理不尽な校則を錦の御旗にして明らかに自らのストレス発散を目的とした体罰を為す教師も居り、だからこそ権力を笠に着ての体罰にはトラウマの様な物を抱えている。(何処ぞのプロ野球チームの元監督が”愛の鞭”と称して、選手達を良くぶん殴ったり蹴り上げたりしていた。マスメディアはそれを然も麗しい出来事の様に報じていたが、大の大人に対するそんな行為は単なる暴力に過ぎないと辟易する思いだった。)

しかし、だからと言って体罰を全面的に否定もしていない。小学生の頃、決して行儀の良い生徒で無かった自分は担任からしばしば怒られたし、御尻を手で叩かれるという体罰を受けた。その頃は体罰に不満を覚えなかった訳でも無いが、でも「自分が明らかに悪い事をした。」という思いが在り、担任に対して恨みを持つなんて事は無かった。今となってみれば、社会の何たるかなんて判り様も無い当時の自分に、言葉だけで注意しても果たして何処迄伝わったか疑問だし、痛さによって自分の落ち度を再認識させられたという面は在った様に思う。

体罰の許容範囲を明確に線引きするのは困難だが、抽象的な言い方をすれば、教師の側が感情に任せて行なうのは体罰では無く、単なる暴力だろう。体罰として御尻を叩く際に、教師が自らの手で叩くので在れば生徒の側も痛みを覚えるが、同時に教師の側も手に幾許かの痛みを伴い、即ち痛みを共有する。しかし、手では無く物を使って叩くなんていうのは論外。教師の側が自らの痛みだけを放棄した様に、自分には思えるからだ。遅刻した生徒を教室に入れずに廊下に立たせて置くなんていうのは、個人的には在りだと考えている。

そこで皆様にズバリ聞きます!体罰に付いてどう思われますか?そして体罰を100%否定されない場合は、具体的にどの程度迄許されるものと考えられますか?

*1 昨年の紅白に於ける”DJ OZMAの脱ぎ騒動”に関して、教育再生会議の委員達の間から「ショックを受けた。」、「孫と見ていたがとんでもない!」等の批判が相次いだそうで、山谷えり子首相補佐官は「放送倫理・番組向上機構(BPO)公共広告機構(AC)日本広告審査機構(JARO)等と未成年向けのテレビ放送の在り方に付いて協議する必要が在る。」とのコメントを発表した。

あの演出に関しては賛否両論在って当然とは思うが、だからと言って「一個人がどうこうと言うのならば未だしも、政府の一組織が”あのレベル”の事でワアワア騒ぐ必要性が在るのだろうか?」と正直思う。そりゃあ”ハケ水車”(この企画だって御下劣で、決して好ましいものとは言わないが、子供達が視聴しない”で在ろう”深夜帯に放送していたものだし。)の様な事を紅白でやったというなら問題だろうが、裸に見えるボディー・スーツ程度で果たして政府の一組織が噛み付く程のものなのだろうか?それならば、民放の生放送でポ○チンを丸出しした笑福亭鶴瓶氏の方が余程問題だと思うのだが。

以前の記事「教育再生」でも触れたが、教育再生会議を”実質”仕切っている山谷女史のエキセントリックさにずっと懸念を覚えている。”DJ OZMA脱ぎ騒動”よりも他に最優先で論じる問題は山積みの中、敢えて政府の一組織を代表してこういうコメントが出された事に、言っちゃあ悪いが山谷女史のエキセントリックさがかなり影を落としている様に感じてしまう。何度も書くが、個人でどうこう言うのならば未だしも、政府の一組織としてコメントを出す程の事柄とは思えず、何か昔の”漫画総バッシング時代”の様で気持ちが悪い。

大多数が不快感や疑問を覚える様な演出ならば論外だが、上半身の裸程度は自分が子供の頃の番組でもチラホラ流れていた様に思う。それに対して親は、「さあさあ此処からは、大人の時間だぞ。」といった感じで”柔軟に”対応していたもの。或る意味、大人の対応力が今問われている様な気もするのだが・・・。

それにしても「教育再生会議の委員達が、本当に教育を論じるに相応しい面々なのだろろうか?」という疑問が発足当初からずっと在る。著名人を一般人扱いするのも何なのだが、教育のプロでは無い一般人からの意見を聞くという発想は悪くないのだが、旧こぶ平氏のおっかさん挨拶の出来る子が少のうございます。それは母親が教えてくれた幼児言葉を無くしたせい。幼児言葉と子守唄を復活させる事が大切。や、元シンクロ選手三十人三十一脚をテレビで見て非常に感動した。ここから助け合う事を学べるので、学校でも直ぐ(三十人三十一脚を)取り入れたら良いのでは?等の委員達の発言を見聞してしまうと、名前だけで委員を掻き集めるのでは無く、”もっとアレな人達”を選任す可きではなかったのだろうかと改めて思ってしまう。

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20 コメント

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>諷太郎様 (giants-55)
2007-01-22 23:12:33
過分な御言葉を頂戴し、深謝に堪えません。単に気になった報道に付いて、一人のおっさんが「ああだ、こうだ。」と戯れ言を書き連ねているだけのブログですが、今後も何卒宜しく御願い申し上げます。
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Unknown (諷太郎)
2007-01-22 20:46:31
この件に関係ない事で申し訳有りません。
実は貴君のブログの方は、以前より興味を持っており「お気に入り」にも登録させて頂いています。
なんせ当方不精者故、なかなかコチラに書き込みはさせて頂いていませんが、影ながら応援させて頂いております。
今後も斬新な切り口で、バッタバッタと世相を切り裂いていただけること楽しみにしています。
ではまたのご活躍、お祈り申し上げます。
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>o_sole_mio様 (giants-55)
2007-01-22 00:11:57
書き込み有難うございました。

生徒の側にトラウマを残してしまう様な体罰は絶対に許されないというのは同感です。以前、他の方のブログに書かせて貰ったのですが、自分の親が小学生だった頃、宿題を忘れた生徒を窓際に立たせ、直射日光がガンガン当たる中、虫眼鏡をその生徒の頭上に当ててジリジリと髪の毛&皮膚が焦げる”体罰”を与えた男性教師が居たそうです。「熱い!!助けて!!」と泣け叫ぶ生徒に、嬉々とした目をしながら止めようとしなかった教師の姿が、半世紀以上過ぎた今でも恐ろしさを伴って脳裏に刻み込まれていると言っています。こんなのは単なるサディズムの充足に過ぎず、教育者以前に人間として失格。

本記事でも触れました様に、異常に厳しい校則を錦の御旗にした教師達の不条理な”いたぶり”を目にして来た経験からも、容認される体罰には厳然たる縛りは必要だと思っています。
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受ける生徒の感受性 (o_sole_mio)
2007-01-21 23:16:18
ベニスの商人ではないですが「受けた者の心身の傷が残さないこと」を前提条件に体罰は認めます。要は体罰を教育の手段として完全に否定はしませんが、その仕様については慎重にあるべきと思います。体罰を受ける子供の感受性の個人差が非常に大きいことをよく認識する必要があります。一方でルール違反、マナー違反に対して相応の罰が与えられることは当然教育すべきだと思います。

私が小学生~中学生の時代は、男性の教師を中心に体罰はかなり行われていました。平手打ち、竹刀、鞭のような棒、いろいろな体罰を受けました。一時的な恐怖心から、表向きお行儀がよくなりますから、短期的な視点からは「効果あり」なのですが、本当に効果があるのかは分かりません。我々の世代と今の子供たちでは体罰に対する感受性も違っていると思います。子供に虐待する親の多くは子供の頃虐待を受けていたケースが多いとも言われていますので、体罰を過剰(これは個人差がかなり大きいと思います)に受けると悪循環があるのではないかと思います。

体罰の是非について、教育再生会議で軽々に結論は出るような易しい課題ではないと思います。
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>諷太郎様 (giants-55)
2007-01-21 23:06:29
書き込み有難うございました。

当ブログで書いた記事で、概して多くの御意見を頂戴するのは教育関連の物。今回も多くの御意見を頂戴し、とても在り難く思っております。教育問題ってそれだけ多くの方々にとって身近な問題だし、重要なものと捉えられているのでしょう。

自身のストレス発散の為だけに嬉々として生徒をぶん殴っている様な糞教師も居ましたが、諷太郎様が書かれておられる様に、幼い頭でながらも「自分達の事を真剣に思って接してくれているんだ。」と理解出来る教師が昔は居ましたよね。自分も本記事内で触れました様に、決して素行の宜しい生徒では無かったので(笑)、良く尻を叩かれたりビンタを食らったり(勿論そんなに強くでは無いですが。)したものです。しかし信頼関係が構築出来ていた教師に対しては、それを以ってして恨むなんて事は無かったです。尻を叩いた後に、「お前、ええ加減にせいよ。」と苦笑交じりで頭をぐしゃぐしゃになる程撫でて貰っただけでも、充分相手の愛情が感じられました。そういうスキンシップも大事なんですよね。

唯、あの頃は諷太郎様も書かれておられる様に、家庭に於いても教師に対する尊厳が在りました。そして明らかに悪さを為した子供に対して、毅然と怒れる親達が少なからず居りました。教師の資質低下も在り、教師という存在に対する尊厳の念が失われ、家庭で親からも殴られるどころか、怒られる事すらも経験していない、それこそ「花よ蝶よ」と悪い意味で過保護に育てられてしまった子供達が増えて来ている中、現在の懲戒権だけで何とかせいというのは現実的ではないのでしょうね。
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>のびぃ太様 (giants-55)
2007-01-21 22:52:52
書き込み有難うございました。

「ゼロ・トレランス方式」に関しては、かなり自分の考えに近いものが在ります。他の方のレスとして書かせて戴きましたが、社会性に於いて未成熟さを有している子供達に対して、「悪い事を為したら、それなりの罰が世の中には存しているのだ。」という事を知らしめ、体得させて行く事は非常に意味深い事だと思います。

唯、本記事内でも触れましたが、自分達の世代には特に「権力を錦の御旗にした過度な強制」にはトラウマを持っているのも事実で、「何を以って悪とするのか?」という部分が、要は「幅広い意味での権力者達にとって不都合な面を悪とする事で、”物言えぬ子羊達”を増産する為の方式」になる事だけは避けなければならないと思っています。

「ゼロ・トレランス方式に総論としては賛成。しかし各論の部分で、きちんと煮詰めていかないと駄目。」というのが自分の考えです。
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昔はよく殴られたなぁ~ (諷太郎)
2007-01-21 22:52:11
体罰論議はその行為だけに対しておこなわれる事が多いですね。
僕も昔の人間だから、よく先生には殴られました。
でも僕を殴った先生は1発殴ると10倍可愛がってくれました。
そして自宅に帰って、先生に殴られた事が父親にバレると、問答無用でまたまた殴られました。
「先生が殴るのだから、お前が悪い」って(苦笑)。
お陰で人様に迷惑をかけないような人間に育ちましたよ(自画自賛)。

体罰の行為だけを取り上げなくてはならないのは、生徒を愛せない先生が増えたからと行った事もあるでしょうが、先生を尊敬できない社会が定着した事にあると思うのです。
地位は人格をも形成します(今となっては、これは願望ですねぇ)。
「教師」が尊敬される社会ならば、教師も(体罰を含め)考えた行動をとるようになるでしょう。

話を戻しますが、現在の懲戒権では今の子供達を抑制する事は出来ないでしょう。
なぜなら現在の懲戒権は「加害者」の権利だけを守っているからです。
教室内で暴れる子に「出校停止」を命じても、本人が勝手に出てきたらどうしょうもないのが現実ですからね。

だからぶん殴ればいいのです。
その代わり、その後しっかり抱きしめてやればいい。
まあそれをやると、その先生は刑事告訴をされて懲戒免職になるでしょうが…。
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>破壊王子様 (giants-55)
2007-01-21 22:43:55
書き込み有難うございました。

今でもそうなのかは判りませんが、一昔前のイギリス映画では教師が悪さを為した生徒達の尻叩きを行なう等、所謂”パニッシュメント”を与えているシーンが良く出て来ていましたよね。

子供達は決して馬鹿では無く、大人達の言動を良く注視しているもの。でも、それは一面的な部分で在るのも事実。社会性に於いて未熟な存在で在り、一定年齢以下の子供達(最近は大人の世界にも幼児性を有した者が増えて来ていますので、厳密に年齢で縛れはしないのですが。)には「身体で自分の為した悪さを判らせる」というのも時には必要かと思っています。勿論、此処でも何度か書いていますが、感情の任せたものでは無い一定範囲の中での体罰に限定されるのは言う迄も在りませんが。

親が子供に鞭打たれるシステムですか。人によっては、それが快感になってしまったりして・・・、冗談ですが。
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>(まめ)たぬき様 (giants-55)
2007-01-21 22:35:14
書き込み有難うございました。

自分はDJ OZMAのあの演出を見た瞬間、「え!?」っと驚いてしまいました。しかし、(まめ)たぬき様と同様に「あのNHKが其処迄許す訳が無い。」という”確固たる思い”が在りましたので、良く良く画面を注視した結果、やはり皺の存在で「ボディー・スーツか。」と気付いた次第です。

単刀直入に言ってしまえば、どんな制度改革を行なおうとも、最終的には教師個々の資質が伴っていなければ「仏作って魂入れず」になるでしょうね。子供達だって馬鹿じゃないです。仮に体罰を受けたとしても、それが単なるストレス発散で為された事か、又は心底自分達を思って為された事か、結構冷静に見ている子は少なくないでしょうね。余計なトラブルを回避する意味で、具体的な規定を詳らかにするというのは賛成です。
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Unknown (のびぃ太)
2007-01-21 22:22:58
悪いことをしたら罰がある。
社会の常識を学校に導入するだけの話です。
ただし、詳細については議論の余地がありますが、私はこの考えに賛成します。
参考 ゼロ・トレランス方式
ウィキペディアで確認して下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%96%B9%E5%BC%8F
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子供側の復讐権を留保したうえで (破壊王子)
2007-01-21 22:04:16
馬鹿な子供に実力行使してもいいんじゃないですかね。
そういえば「教鞭」なんて言葉死語ですね。せっかくだから復活させましょう。イギリスの競馬なみに鞭で叩くのは3回までとか決めておいて、違反した教師は免許停止。親か子供によって鞭打たれるとか。

子供を馬と同じに扱うな、という良識派の声が聞こえてきそうですがとんでもない!
馬に失礼です。
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>Spa supernova様 (giants-55)
2007-01-21 21:56:39
書き込み有難うございました。

「教師一族」というのは地方部で特に多い事なのかもしれませんね。特定郵便局の局長と似た感じなのかも。

「将来の日本を背負って立つ子供達の育成」って非常に重要な事ですし、それを行なう教師って職業は自ずと尊ばれる(尊ばれなければ”ならない”という意味では在りません。)ものの筈。此処迄教育現場がグチャグチャになってしまった以上、やれ教師が悪い、やれ家庭が悪いと責任転嫁をするのでは無く、皆が協力し合ってより良き教育が行なえる環境を作る事が最優先す可きでしょうね。

十人十色、様々な個性や思想&信条を持った人達で構成されている人間社会。特に社会性という面では未だ未成熟な子供達の集団で在る学校では、守らせる可き規律を守らせるのは当然ですが、一から十迄全てに於いて”ロボットの如く”従わせるというのも不気味な話。教育再生会議の面々、特に仕切っている人達はどうもそういった不気味さを求めている様で直怖いです。
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DJ OZUMAのあれですが ((まめ)たぬき)
2007-01-21 21:44:47
見てショックを受けていたのはご年配の自称「良識派」のかたたちだけではないでしょうか。

え~と我が家では息子たち(小5と小3)が
「偽乳(にせちち)!」と
あっさり指摘しましたし、
私なぞ
「NHKが国際配信している番組で裸なんかあるわけないだろw」
と冷静に画面を眺めておりました。

息子たちに言わせると
・体の表面にしわが寄っていた(実際のあのくらいの年代の肉体ではしわはよらない)
・服を着ているときに腹部に必要以上にボリュームがあった
ということです。

いまは常識的な校則を守れ、という指導に対しても必要以上に反発する「いかれた」保護者がときどきいますので、体罰を見直すなら、どう見直したのかをあまねく知らしめないと、余計なトラブルの元になると思います。

殴って問題が解決するなら殴りますけどね、解決しないって。
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自分の田舎では (Spa supernova)
2007-01-21 16:41:29
教師=殆ど「教師一族」の一員で概ね県内の偏差値47の国立大教育学部を卒業し、コネで教師になっている、という印象をもたれており、それに当てはまらない場合も「県議や国会議員に数百万を渡して、採用された」とかどうも見下されたり、怨嗟、嫉妬の的であったりという印象でした。なんだかんだ言っても地元の企業よりは給与、保障が良いので。そのためか中学ともなると子供の側も「あいつら非常識や。父ちゃん母ちゃんもゆうとった」と成り…。
ある意味かわいそうな職業なわけで。なんだかこういった相関関係と学校の荒れは無関係でないと思うのですが、都会の人、山谷某のような人には見えづらいのでしょうね。山谷はもしや学校を某統一協会の理想像の姿のようにしたいのかな。しかしねぇ。あの「イートン校」ですら某H王子(父上は別の学校だったと思いますが、陰湿ないじめのターゲットだったとか。彼本人も何らかのターゲットにされていたのかも。ゆすりとか)は隠れてハッシシだか大麻だかやっとったんですから、完全に管理教育にはできんでしょうね(笑)。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-01-21 16:07:05
書き込み有難うございました。

自分が子供の頃、尊敬に値する大人も居ましたが、「ああはなりたくない。」と子供心にも思ってしまう駄目な大人も居たんですよね。大人が誰も彼も皆立派な存在では無かったというのは、今も昔も変わらない事では在ります。唯、明らかに違うのは、子供達の多くがそれこそ「1+1=2」という数式と同様に、「大人は大人、子供は子供で全く違う存在。大人の言う事に子供は従わなければいけない。」という思いが在った事ではないかと。それが崩れて来てしまったのは、所謂団塊の世代の子供達の代辺りからの様な気がします。

教師と生徒の関係で言えば、昔とは違って大学進学率が著しく高まり、親達自身が教師に対するリスペクトの念を失い、子供達に向かって「あんな駄目な先生は~。」等と侮蔑の言葉を言ったりすれば、そりゃあ子供達だって教師を軽んじるのは自明の理。

後、「何故それが悪い事なのか。」というのを系統立てて説明出来ない(又は面倒臭いと思っている)親や教師が増えているのも問題なんでしょうね。

仰る様に愚直な迄に一生懸命頑張っている教師も決して少なくない筈。そんな教師達が精神的に追い込まれ、休養せざるを得なくなっている現状が在るならば、”一定の範囲内での感情に任せない”体罰は在りだと自分は考えます。
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>syuu様 (giants-55)
2007-01-21 15:54:09
書き込み有難うございました。

恐らくsyuu様と自分はほぼ同世代と思っているのですが、我々の学生時代は校則&体罰の苛烈さは異常な程でしたね。特に都市圏では、その酷さが際立っていたと聞きます。syuu様は竹刀で叩かれたとの事ですが、同い年の知り合い(関東圏在住)は木刀で御尻を思いっきり叩かれて、物凄い青痣が出来たと言っていました。こんなのは教育では無く、単なるストレス発散の為の暴力に過ぎないでしょう。”趣味”の話を聞いていなかっただけで、ロッカーの上に正座というのも酷い話ですね。

記事ではたまたま女性の委員達の”迷言”を列挙しましたが、勿論男性の委員達の意見にも妙な物が在りました。結局、安倍政権の目指す方向性に沿った人達を委員として掻き集めたのでしょう。何度も書いている事ですが、安倍首相の”形”に執着し、肝心な”中身”が薄い姿勢に不安を覚えます。子供達は国家の宝。必要以上に甘やかす必要は在りませんが、でも彼等の事を最優先した取り組みを真剣にやって貰いたいです。
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>oumo様 (giants-55)
2007-01-21 15:43:04
書き込み有難うございました。そして、遅ればせながら本年も何卒宜しく御願い申し上げます。

工藤投手をプロテクトから外していたのが未だに解せません。若手選手をプロテクトから外す訳にもいかず、苦渋の末に外したと上層部は語っていますが、戦力的にも彼は貴重な存在だし、何よりも甘ったれた生え抜き選手が多い中で、あれだけのプロ意識を持った選手は生きた教科書な筈。ましてや昨年オフに、原監督が直々に工藤選手に対して「来季も一緒に頑張ろう!」と声を掛けたという報道も在り、それなのにこの”仕打ち”では、他の選手達も監督に忠誠心を持とうなんて思わなくなるのではないかと心配しています。

さて本題ですが、教師とはいえ人間ですからついつい感情的になってしまう面が在るとは思います。本来の業務以上に様々な雑務を負わされ、非常識な保護者達(全部が全部とは勿論言いませんが。)からの圧力や、そういった親達を見て育ったこれ又非常識な生徒達(こちらも勿論全部では在りませんが。)の面倒を見なければならないのですから、”まともな”教師にとってはさぞや精神的なプレッシャーは多い事でしょう。

感情に任せた振る舞いは許されないと思いますが、「教師と生徒」との間には理屈では無い”壁”が厳然と在って然る可きで在り、やはり一定以上の悪しき行為を為した生徒には毅然と、度を越さない体罰をしても良いのではないかなあという気がします。

問題行動を為す生徒の親の指導を義務化というのは良い案ですね。産み捨てした様な親が多い中、きちんと責任を負わせるのは必要と自分も感じます。
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昔は先生はこわい存在でした (マヌケ)
2007-01-21 11:51:27
今の子供は大人が怖くないし、尊敬の念を抱ける大人が身近にいない、大人は嘘つきでずるく、悪い事をしてテレビで頭を下げたり、子供を殺したりろくなことをしない。 それが教師だったり、医者や警察官だったり、県知事や市長だったり、大人は子供がちょっと悪ふざけしたり、はめをはずしたり、ずるをしてそれを叱ったりたたいたりして言い聞かせる資格があるのかと心の内を見透かされているところがあると思います。 それからたたかれるのがいやだから悪い事をしないという誤った考え方を植え付けていることに気付いていない大人も多い。 たたかれた理由をきちんと理解させないまま体罰でおとなしくなったらそれでよいわけではないでしょう。 ママが怒るからとか、ママがたたくからというのは理由ではなく、それが悪い事だからママが怒るのだと分かっていない小さな子供が多いような気がします。 そうなると少し大きくなればママが見ていないところでは大丈夫だとか、ママが知らなければ大丈夫だと、こそこそと悪さをしたり、嘘をついてしまいます。 教師から体罰を受けて心から反省する子供もいますが、逆に恨みを抱く子供もいるでしょう。 昔のように教壇に経つ教師がコワイ存在ではなく自分達と大して変わりない存在に思えるところは子供が大人をナメテいるというのではなくおおむね友達的な目線上にあるのだと思いますが、そうなるとたたかれたことへの反発の方が大きくたたかれたことの意味を悟りにくいのかもしれません。 ある年齢以上は口で言ってもわからないようであればひっぱたくことも必要かと思います。 が、たたいても意味のないことも多いと理解しておくべきかと思います。 それから教師の質の問題は確かに問題ですね。 私の友人の場合、一般企業の採用が全てダメで最後のたのみが教員採用試験ということで、別に教育に情熱を燃やす青年であったわけでもなく教師になった者がたくさんいます。 就職氷河期であったことも原因です。 中には子供が嫌いだという者もいて結局は転職した者もいます。 子供という未熟な生き物を育て上げる責任はどこにいったのか教師は休みは多いけど苦労の割に給料が低いなどと言う者もいました。 立派な先生も世の中にはたくさんいてがんばっていらっしゃるのにダメなことが目立つものだから気の毒ではありますが。 体罰には半分賛成で半分反対です。
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私も受けました。 (syuu)
2007-01-21 09:41:00
私も中学生の頃、体罰を受けてました。というより、学校全体が厳しくしていて、宿題を忘れたりすると竹刀でバシン!とか、連帯責任・・とか。でも、きちんとしていればやられることもなく、私の考えではある意味適正な範囲での体罰だったように思います。まぁ、変に偏った先生もいましたけどね。(授業中に野球の話に熱中し、その間私が居眠りをしていたことに激怒し、ロッカーの上に正座させられました。これは理不尽だと思いました。以後3年間、私はその先生と口をききませんでした。)
今の教育再生委員会の皆様がたは、どうも真の問題をわかっていない方が多いようですね。別に女性を否定するわけではないですが、変なことに固執して攻撃するよりも、もっとやらなければならない問題があることに早く気づいて欲しいものです。
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Unknown (oumo)
2007-01-21 08:46:37
元体罰教師のものです。
giants-55さん、我らが?巨人軍の補強(補弱)の仕方はどうなんでしょうか?工藤選手を放出して、門倉ですから。訳がわかりません。

ところで、体罰ですが、
以前教育現場で働いていたときは、感情むき出しにして生徒をぶん殴っていました。いつも、ムカついて、いらいらして、『なぜ言うこときかないんだ!!』という気持ちで、生徒を殴っていました。

現場から離れてはじめて自分のしてきたことが理解できました。今は体罰反対です。

giants-55さんのおっしゃるように、体罰の線引きは難しいのですが、授業を妨害する生徒がいる場合は、一時的に教室外に出しても問題ないと思います。お尻ペンペンや、拳骨は厳しいと思います。

教師の質が低下していると考えられるし、PTAの考え方もだいぶ変わってきていますので、手を出すのは体罰として禁止し、その代わり、授業妨害する生徒の親を指導する。それを義務にすると面白い面白いと勝手に思っています。

そういえば、教育再生委員会、
これで本当にいいんかい?

と、言いたくなるようなレベルでございます。

そんな人たちに国の将来にかかわる、教育について方って欲しくない。

大丈夫ですかね~?
こんなこと議論していて。委員会のみなさん!!
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