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「若しかして下手?どんな役でも『同じ役』に見える俳優ランキング」(6月13日、gooランキング)
1位: えなりかずき氏(80票)
2位: 藤原竜也氏(64票)
3位: 香取慎吾氏(49票)
4位: 草彅剛氏(45票)
5位: 船越英一郎氏(43票)
6位: 水谷豊氏(41票)
7位: 市原隼人氏(39票)
8位: 伊藤淳史氏(31票)
9位: 福山雅治氏(30票)
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納得の行く顔触れだ。1位から3位に関して言えば、えなりかずき氏はどんな役を演じても、「渡る世間は鬼ばかり」【動画】での小島眞にしか見えないし、藤原竜也氏は良く物真似されている【動画】様に“悶え苦しんでいる姿”許りが思い浮かぶ。香取慎吾氏も、ワンパターンな演技だし。
どんな役を演じても、結局“キムタクを演じているキムタク”としか思えない木村拓哉氏が10位以内に入っていないのは不思議だが、SMAP騒動で悪役になってしまった事で、良くも悪くも名前が挙がらなくなってしまったのか?
個人的に言えば、存命者では記事「ボーダーライン上の役者」で記した水谷豊氏、そして物故者では記事「力み返った演技」で記した宇津井健氏の名前を挙げたい。共に存在感は在る(在った)俳優だが、どんな役を演じても同じ役に見える(見えた)から。少なくとも上手いとは思わない。
本来「俳優」とは、男女共に使われる呼称なのだが、男性の名前だけしか無いという事は、女性は「女優」という呼称で捉えているのだろう。(其れならば今回のランキングは、「男優」という呼称を用いれば良いのに。)
「若しかして下手?どんな役でも『同じ役』に見える女優ランキング」という事で在れば、真矢ミキさんや深田恭子さん、そして大好きな剛力彩芽さんの名前を挙げたい。
俳優のほうが殻を破ろうとしたら、「いや、今まで通りで」なんて言ってたりして(笑)。
昔の映画女優の清純派なんて、そんな感じなかったですか?
演じた役の人気が高くなればなる程、其処から外れる事に違和感を覚える人間も居るだろうし、そういう意味では俳優も大変な職業だと思います。
唯、“枠”に嵌る事を嫌い、“カメレオン俳優”としての道を歩む者も居る。概して脇役の人程、そういった“冒険”がし易いのかもしれませんが、本来俳優というのは与えられた役に応じ、変幻自在に自分を変えられなければいけないと思う。
芝居が上手いかどうかは別にして、清純派と呼ばれた女優も、汚れ役を演じた事で一皮も二皮も剥けるケースも在りますね。