ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

柿だって8年で結実するのに

2016年06月13日 | スポーツ関連

父が子供だった頃の話。父の従兄弟・A氏は出来が良く無かったのだが、A氏の母(父にとっては伯母当たる。)はA氏に付いて「此の子は大器晩成型だから。」と、良く言っていたそうだ。

 

父が中年差し掛かる頃、此の話を聞いたのだが、「大器晩成型って言われてたけど、(A氏は)未だに大器にはなっていないけど。」と苦笑していたのが、強く印象に残っている。

 

其れからウン十年経ち、A氏は人生の終盤に入っているが、伝え聞く限りでは未だに大器になっていない様だ。

 

、我がジャイアンツだが、現在、4連敗と大苦戦している。貯金は無くなり、借金「1」だ。開幕ダッシュに成功したと思ったら、7連敗が在ったり、6連勝が在ったり。粘り強さを感じる事は在っても、決して強いという感じでも無く、時にはどうしようも無く弱く感じたりもする。

 

今季のジャイアンツは苦戦を予想しており、又、「現役続行を望んでいたで在ろうに、監督業を引き受けざるを得なかった高橋由伸監督。」への同情から、「チーム作りを、長い目で見よう。」と思っているので、今季は勝ち負けに、余り拘らない様にはしているのだが・・・。

 

投手陣は未だしも野手陣の若手に不満が可成り在る。大分前から“チームを背負って立つ逸材”と言われ続けて来た若手が、全くと言って良い程伸びていないから。中井大介選手や大田泰示選手なんぞは、其の筆頭だろう。

 

実は今回の記事、何日か前に書こうかと思ってたのだが、迷っている内に夕刊紙に“書こうと思っていた内容”を書かれてしまった。後追いになってしまったのはだが。

 

“将来の4番”として期待し続けて来たけれど、もう大田選手には見切りを付けた方が良い様に感じている。「打球の飛距離が半端無い。」というのが、大田選手の売りの1つ。確かにバットに当たった時の打球の飛距離は凄いけれど、肝心なバットに球が当たらなければどうしようも無い。新人の頃からずっと彼を見ているが、「(相手投手から)内角外角を交互に攻められた挙句、外角に落ちる球に手を出して三振、又は併殺というパターン。」が全く直っていない。今年でプロ入りから8年目。言っちゃ悪いが、学習能力

 

「足が速い。」というのも彼の売りの1つだけれど、其の割に過去7年間の(1軍での)盗塁数は僅か「11」。「足が速ければ、盗塁を多く出来る。」という訳では必ずしも無く、「様々な角度から状況判断出来る能力が、盗塁成功には必要。」なのだと思う。そういう意味でも、大田選手の学習能力は低い。

 

守備に関しても、大田選手には不満を感じる事が多い。彼が30本以上のホームランを打てれば、三振の多さや打率の低さ、盗塁数の低さ、守備力の物足り無さは看過出来様が、過去7年間のホームラン数が僅か「5」では・・・。

 

桃栗三年柿八年」と言う。だって8年で結実するのに、8年目の大田選手には結実の気配すら見えない。冒頭で記した“大器晩成型の彼”と同様、彼も大器晩成とならぬで終わりそう。

 

「可能な限り、生え抜き選手でチームを構成して欲しい。」とは思っているが、もう大田選手に期待するのは虚しい気がする。彼を起用して「又か・・・。」と歯噛みするよりも、岡本和真選手等、他の若手を起用して歯噛みする方が、未だチームの将来に期待を持てそう。


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