ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「非礼」なのは事実だけれど、「腹を切れ!」と言わんばかりの主張は不気味 Part2

2010年12月02日 | 時事ネタ関連
此の問題、「当該議員の発言が非礼(“此の手の話題に関しては”、「不敬」と書くのが何か前時代的に感じられて、どうも好きになれない。)で在ったのかか?」と「非礼で在ったならば、当該議員はどうすべきなのか?」という2点を、“分けて”考えなければいけないと思う。先ずは発言が当該議員の言う様に「何で御座りにならないんだ。」といったニュアンスだったとしたら、「非礼だ!」と大騒ぎする程の物では無い様に自分は思う。しかし当該議員とされるおっさんを思うと、恐らくは「早く座れよ。此方も座れないじゃないか。」といったニュアンスの発言だった様に想像する。後者のケースならば、対象となった人物が秋篠宮夫妻だろうが誰だろうが無関係に、来臨者に対して非礼と言わざるを得ない。

「当該議員が、後者の様なニュアンスの発言をした。」という大前提で話を進めるが、此の場合は当該議員が非難されて当然で在る。非礼な発言をしたのだから。でも、だからと言ってみんなの党の代表で在る渡辺喜美議員が主張した土下座して御詫びすべきだ。其れが無ければ、懲罰動議も大いに在り得る。というのには、違和感覚える。秋篠宮夫妻に対して非礼をきちんと詫びるべきとは思うけれど、「土下座」となると時代錯誤的に感じるから。(民主党のだらしなさも在って、みんなの党には期待もしていたのだけれど、嘗ての民主党や今の自民党以上に「与党のする事は、全て駄目!」的な姿勢が目立ち、正直幻滅している。与野党を問わず、党利党略ばかりを主張して、国民不在としか思えない党にはイニシアチヴを握って貰いたくない。)ましてや「不敬な人間は、議員を辞めろ!」といった主張は、個人的に理解不能。非礼な発言は謝罪すべきだけれど、議員辞職に当たる大問題とも思えないので。こういう「不敬な人間は腹を切れ!」と言わんばかりの主張には、非常に怖さを感じてしまう。

今回の発言が「非礼」とか「議会の権威を損ねた。」という非難は、決して的外れでは無い。だが非難している議員達の中に、「御前が言えるのか?」と思う人物が少なくないのも事実。記念式典の最中に携帯電話を鳴らしてしまったのは御愛嬌にしても、逢沢議員と言えば「4年前、サッカー日本代表絡みの件で公私混同振りを見せ、意味不明な言い訳に終始していた人物。」だし、其の行為は国民の代表として非礼だったり、議会の権威を損ねる行為とは言えなかったのだろうか?天皇が臨席中の国会で、居眠りをしていた議員が過去に何人か居たけれど、其れは非礼だったり、議会の権威を損ねる物では無かったのか?そして何よりも、議会内で飛び交う“度を越した野卑な野次”は問題無いのだろうか?「愚か者めが!」を始めとして(記憶違いで無ければ、「~だって言ってんだろ!」みたいな発言もしていたと思う。)、ごろつきの様な発言を連発している某女性議員なんぞは、問題にならないのが不思議でならない。例えどれだけ駄目な人間で在ったとしても苟も首相」たる者に対して公の場で「ルーピー!」という言葉を浴びせるのは、人間としてさもしさしか感じられない。与野党を問わず、こういった野卑な野次を飛ばすしかの無い議員は受け容れ難い

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2 コメント

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「みんなの党」は (青空百景)
2010-12-02 13:20:52
ひょっとして党勢が伸び悩んでいるのかな?などと邪推してみたくなっています。
というのはこの党の「芸風」というか「売り」は、こんなふうな言動を前面に押し出すようなものではなかったはずだと思うので。
それとも付け焼刃のお面がはがれて、地金が出てきたというだけのことなのでしょうか。
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>青空百景様 (giants-55)
2010-12-02 15:54:03
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

失言が多い人だったけれど、渡辺喜美議員の父・渡辺美智雄氏は人間的に好きな議員の一人でした。悪い事も遣っていたんだろうけれど、何か憎めなくて。彼の息子という事で喜美議員には少なからずのシンパシーを感じていたし、自民党時代には結構まともな事を主張していたので、彼には期待していたのですが・・・。

思うに今夏の参院選での結果が、今の様な「パフォーマンス重視」のスタンスにシフトする切っ掛けになった様にも感じています。みんなの党自体は、予想以上に当選者を出した。「此れで『自分達と組めば、参院で過半数を得られるぞ。』と民主党にアピール出来る。政権内でイニシアチヴを握れるな。」と思っていたら、民主党が予想以上の大敗を喫してしまい、みんなの党と組んでも過半数に届かなくなってしまった。詰りみんなの党の存在意義が薄れてしまい、世間にアピールする為には「パフォーマンス」に走るしかなくなったというのが実態ではないかと。

江田憲司議員等、期待出来そうな人材が居るだけに、今の様なみんなの党のスタンスは本当に勿体無い。「期待していた民主党には幻滅、でも自民党にも投票したくない。じゃあみんなの党にとも思ったけれど、今のスタンスでは嘗ての民主党と同じではないか?」、そんな風に「一体、何処に投票すれば良いのか?」と困惑している有権者は少なくないかもしれません。
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