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「ラーメン大好き小池さん、実写化するなら誰が良い!?」(6月18日、gooランキング)
1位: 大泉洋氏(186票)
2位: 片桐仁氏(33票)
3位: 国分太一氏(31票)
4位: 市村正親氏(23票)
5位: パパイヤ鈴木氏(21票)
8位: 松本潤氏(17票)
9位: 稲垣吾郎氏(16票)
10位:茂木健一郎氏 / 鈴井貴之氏 / 田辺誠一氏(15票)
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ラーメンが大好きな小池さん、藤子不二雄氏が生み出した余りに有名なキャラクターだが、初登場は漫画「オバケのQ太郎」だった。元々は「“小池”家に下宿している鈴木」という設定だったが、(下宿している)住宅の表札に「小池」と記されていた事から、苗字が「小池」と誤解され、其れが定着する事に。
有名な話だが、小池さんのモデルはアニメーターの鈴木伸一氏。天然パーマに眼鏡、そして大のラーメン好きというのは鈴木氏自身と同じ。鈴木氏を一度だけ間近で拝見した事が在るが、余りに小池さんに似ていたので、思わずニヤッとしてしまった。
【鈴木伸一氏】
で、今回のランキング、大泉洋氏が1位に。ルックスだけでは無く、演技力も考慮すると、彼が断トツの1位に輝いたのも納得。其の他の面々は正直ピンと来ず、“ジャニタレ”に到っては論外な気がする。
蛭子能収大先生ですら映画で主役を張る時代なのだから、俳優で無い人間が小池さんを演じてもおかしくは無いが、ルックスが似ているというだけで演技力零の人間を選んでしまうと、実写でバカボンのパパを演じた上田晋也氏の様な、非常に残念な結果になってしまうだろう。
とは言え、以前の記事でも書いた様に、小池さんにそっくりと思っているのは言語学者の金田一秀穂氏なので、彼が演じる小池さんを見てみたかったりもする。
小池さんが登場する作品の1つに「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3)というのが在ります。此の作品で彼の名前は「句楽兼人(くらく・けんと)」で、名前からも御判りの様に、彼がウルトラ・スーパー・デラックスマンになるという設定。不正に対して激しい怒りを持っているものの、度胸が無くて、何も出来ないという、実に冴えない中年男の彼が、或る日、突然に超人的な能力を身に付け、正義の味方として闘い始める。然し、超人的な能力を身に付けた事で、次第に唯我独尊的な思いを持ち始め、軈ては異常な暴君へと変わって行ってしまう。小市民だった頃のにやけ顔が、暴君となってからは凶悪な顔へと変貌してしまう。小池さんというキャラクターだからこそ、其の変貌振りが非常に印象的でした。
春風亭昇太師匠、普段はにやけた顔をしていますが、真顔になると結構怖い感じだったりする。其の辺の感じは、小池さんと似た感じも。
「三国連太郎氏の沖田艦長、西田敏行氏の佐渡先生。」、良いですねえ。釣りバカ日誌で息の合った遣り取りを見せていた両者だけに、見応えが在りそう。鬼籍に入られたコンビで言えば、「沖田艦長:丹波哲郎氏、佐渡先生:殿山泰司氏(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%BF%E5%B1%B1%E6%B3%B0%E5%8F%B8)」というキャスティングも見てみたい。