ここ数日のニュース番組で、やたらと取り上げられている話題が在る。これは放送局を問わないのだが、「我が国の自動車販売台数が落ち込んでいる。」という件。一昨昨日から「第40回東京モーターショー2007」が開催されている事がその背景に在るのだろうが、例年以上にニュース番組で時間を割いて取り上げられている様な感が在り、「CMのスポンサーとして大きな存在で在る自動車業界に、各放送局が配慮して取り上げているのだろうか?」とか「自動車業界から何等かの圧力が掛かっているのか?」等、色々裏読みしてしまう。
そしてこの話題が報じられる時、「若年層に自動車離れの傾向が出ており、これは憂慮す可き事態だ。」とか「昔の若者は自動車に彼女を乗せてデートするのが普通だったのに、今はそういった事が少なくなったのは残念だ。」と、「自動車の販売台数の落ち込み=悪」といった様な切り口で語られているケースが少なくない気がする。確かに自動車メーカーは我が国にとって基幹産業の一つで在り、その売り上げが下がる事で国に与える影響は決して少なくは無いだろう。だが「自動車の販売台数の落ち込み=悪」、もっと言えば「若年層の自動車離れ=悪」という様な捉え方には疑問を感じてしまう。
「環境問題を考えた場合、車よりも公共交通機関を使った方が良いのではないか?」、「我が国の様な狭い国土では、一人に一台の車といった考え方はそぐわないのではないか?」、「車よりも電車の方が目的地に着く時間が正確。」といった考えから自動車を購入しない人間も居るだろうし、そういう流れは必ずしも悪い事では無い気がする。自動車が大好きな人を否定する気は毛頭無いが、「自動車の販売台数の落ち込み=悪」、「若年層の自動車離れ=悪」といった報道が目立つと、捻くれ者の自分としては、つい反論したくなってしまうのだ。
そしてこの話題が報じられる時、「若年層に自動車離れの傾向が出ており、これは憂慮す可き事態だ。」とか「昔の若者は自動車に彼女を乗せてデートするのが普通だったのに、今はそういった事が少なくなったのは残念だ。」と、「自動車の販売台数の落ち込み=悪」といった様な切り口で語られているケースが少なくない気がする。確かに自動車メーカーは我が国にとって基幹産業の一つで在り、その売り上げが下がる事で国に与える影響は決して少なくは無いだろう。だが「自動車の販売台数の落ち込み=悪」、もっと言えば「若年層の自動車離れ=悪」という様な捉え方には疑問を感じてしまう。
「環境問題を考えた場合、車よりも公共交通機関を使った方が良いのではないか?」、「我が国の様な狭い国土では、一人に一台の車といった考え方はそぐわないのではないか?」、「車よりも電車の方が目的地に着く時間が正確。」といった考えから自動車を購入しない人間も居るだろうし、そういう流れは必ずしも悪い事では無い気がする。自動車が大好きな人を否定する気は毛頭無いが、「自動車の販売台数の落ち込み=悪」、「若年層の自動車離れ=悪」といった報道が目立つと、捻くれ者の自分としては、つい反論したくなってしまうのだ。
マヌケ様は車が御好きなのですね。自分の場合は車に殆ど関心が無く、「車=単なる足」と捉えている人間なのですが、昔は確かに「何はさて置いても車が兎に角欲しい。」という若者が多かったのは事実ですね。
若年層の所得低下が車離れの背景に在るのではないかというのは言えているかも。以前の記事でも触れた様に、車は本体購入だけでは無く、その後の維持費が馬鹿にならないですし。都心部で駐車場を借りるだけでも、かなりの負担になりますからね。
それなりに裕福な人ですと自宅に書斎なぞを持てるのでしょうが、貧乏人の自分には夢の世界で、そうなると静かに一人の空間を持てるというのは車の中位しか無いのも確かかと。
週刊誌等ではそれなりに問題点を追及しているものの、TVでは宗教団体やパチンコ業界の”闇の部分”をまず取り上げないのは、やはり彼等がCMの大きなスポンサーで在るからでしょうね。自動車業界に関しても同様に、腰が引けた論調が目立ちますし。
「車を所有すると言う事は、もう一部屋増える感覚。」というのはその通りかも。なかなか個人の空間を得られない現代人にとっては、車中が貴重な存在という事でしょうね。
P.S. どんな分野に於いても、現状に甘んじているだけでは早晩淘汰されるだけ。競争が激しい飲食店では、特にそうだろうと思うし、自己研鑽しておられる店主の店というのは評価したいですね。「すき身ポン酢和え」が個人的には最も気になりました。
環境どうこうについて色々言われますが、やれリサイクルだといっても例えば使用済みペットボトルを運ぶのはトラックなんです。貨物列車だってディーゼル機関車なり電力を使う。つまりCO2は排出されるんで。
亀田問題でもわかりましたが、メディアこそ真の敵なんです。
トヨタは現在、世界でも指折りの企業です。
トヨタ社員とその関連会社、そして取り引き企業のそれぞれの社員の総数は、大抵の都道府県の人口を超えることでしょう。
また、その家族まで考えた場合、またトヨタ以外のホンダやニッサンなどのそれらまで考えた場合、一つの国家を超える存在にさえなるのではと思うのです。
ですから
「自動車販売台数の落ち込み=悪」
とまではいかないものの、それがどんな利点があるにせよ手離しで喜べる状況ではないと思うのです。
日本は経済大国です。
北朝鮮に対し、強気な態度をとることができるのも、経済で圧倒的アドバンテージがあるからだと思うのです。
55さんの仰ることはよくわかりますし、また環境問題を軽視するつもりはありませんが、やっぱり現状を喜ぶ気にはなれないですね。
もうかなり昔の話になりますが、明石家さんま氏と淡路恵子さんという”モンゴリアン・チョップ”の様な組み合わせが番組進行する真夜中のエロ番組が在りました。その中で淡路さんが通販の司会をするコーナーが在ったのですが、イメルダ夫人がする様なとんでもない宝石が紹介された事が在り、確か値段は100数数万円だったと記憶しています。それを指に嵌めた淡路さんが、「まあ、御安い!主婦の皆様方、これは御買い得ですよ!!」とカメラ目線で訴えているのを見て、「何処の主婦が、そんな大金持ってるんだよ!御安いって何だそりゃ?」と思わず突っ込みを入れてしまったもの。マヌケ様の書き込みを拝見して、ふとそのシーンを思い出してしまいました。
小学生だった時分、真夏の夜に川べりを歩いていた所、停車していた車が激しく上下に動いているのを見て「何だろう?」と思ったものです。”事実”に気付いたのは中学になってからでしたが。