ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“一家”では2人目の物故者

2017年12月27日 | 映画関連

女優ヘザー・メンジースさんが24日、脳腫瘍にて68歳で亡くなられた。「誰?」と思われる方も少なく無いだろう。でも、一定年齢上の方ならば、ミュージカル映画サウンド・オブ・ミュージック』で、トラップ一家の次女・ルイーザ役を演じていた人。と説明されれば、「彼女の事か!」と思い出すに違い無い。

 

2ヶ月前の記事「断トツで好きなミュージカル映画」で触れた様に、一番好きなミュージカル映画は「サウンド・オブ・ミュージック」。好き過ぎて11年前、「『サウンド・オブ・ミュージック』」という記事の中で、トラップ一家(を演じた俳優達)の“今”を記した程。当時、9人家族は全て御存命だったが、長女・リーズル役を演じていたシャーミアン・カーさんが73歳で亡くなられ、今回のヘザー・メンジースさんで2人目の物故者となる。

 

現在、母のマリア役を演じたジュリー・アンドリュースさんは82歳、父のゲオルク役を演じたクリストファー・プラマー氏は88歳。マリアは後妻という設定なので、実年齢が「7歳」しか違わないアンドリュースさんとカーさんが母娘という設定は判らないでも無いけれど、プラマー氏とカーさんとは「13歳」しか年齢が違わなかった事実は驚き。彼は13歳で、子持ちになっていたという事だから。

 

“両親”は共に御存命なのに、7人の“子供達”の内、2人の“娘”が先立ったというのは、感慨深い物が在る。調べた範囲では、残りの5人の兄弟姉妹は御存命の様だ。一番年上が67歳、一番年下でも59歳という事で、彼の名作が公開(1965年)されてから長い月日が過ぎ去った事を、改めて痛感させられる。

 

1978年に公開された映画ピラニア」でヒロイン役を務めるも、「女優として大活躍した。」とは言い難いメンジースさん。デビュー作の「サウンド・オブ・ミュージック」が代表作となってしまった感じは在るけれど、「全く日の目を見ないに消えて行ってしまう俳優が殆どの中、代表作が在るだけでも凄い事。」だと思う。合掌


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