ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「るろうに剣心 最終章 The Final」

2021年05月17日 | 映画関連

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嘗ては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心佐藤健氏)は、新時代の幕開けと共に、斬れない刀「逆刃刀」を持ち、穏やかな生活を送っていた。最強の敵・志々雄真実企て日本転覆の計画を阻止する、嘗て無い死闘を繰り広げた剣心達は、神谷道場で平和に暮らしていたが、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心と其の仲間の命に危険が及ぶ。

果たして誰の仕業なのか?何の為に?其れは、今明かされた事の無い剣心の過去に大きく関係し、決して消える事の無い左の十字傷の謎へと繋がって行く。
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1990年代に人気を博し漫画るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」。今回観た映画るろうに剣心 最終章 The Final」は、第1弾「るろうに剣心」、第2弾「るろうに剣心 京都大火編」、
そして第3弾「るろうに剣心 伝説の最期編」に続く第4弾。原作を全く読まない状態で第1弾を見て、非常に面白かったので続編を全て観て来た。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行以降、モヤモヤとした思いで日々を暮らしている人が多い事だろう。そんな時だからこそ、此の作品は御薦めだ。ストーリー的にも悪く無いが、何と言っても素晴らしいのはアクション・シーン華麗で素早い殺陣”の数々は実に見事で、特に緋村剣心役の佐藤健氏と瀬田宗次郎役の神木隆之介氏の2人が見せる“シンクロした素早い殺陣シーン”は圧巻で、全てが決まった瞬間はゾクゾクっとする程の爽快感が在った。

今回の作品では、剣心の過去が次々と明らかにされる。個人的に意外だったのは、彼に“妻”が存在していたという事実。原作を読んでおらず、「“独り身”を続けて来た。」というイメージを勝手に持っていたので、「そうだったんだ。」と驚かされた。亡き妻への思いを乗り越えた彼の前に待っていた結末には、「良かったなあ。」という思いが。

総合評価は星4つ。来月公開予定の第5弾「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が、今から楽しみだ。


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