ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

年末のTV番組を振り返る

2015年01月02日 | TV番組関連

大晦日の夜というと例年は、「テレビ東京系列で放送される懐メロ番組『年忘れにっぽんの歌』【動画】をメイン視聴し、NHKの『NHK紅白歌合戦』【動画】が始まったら、ザッピングで見たい歌手だけを見る。日本テレビ系列の『笑ってはいけないシリーズ』【動画】は録画予約し、年が明けると共に視聴。」というのが自分のパターン

 

しかし、一昨日に関しては、「第47回年忘れにっぽんの歌」は全く見なかった。懐かしいと言えば懐かしいのだけれど、其の懐かしさの“距離感”が実に微妙な出演者許りで、「見たい。」と感じなかったのだ。

 

だから、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけない大脱獄」をメインで視聴し、「第65回NHK紅白歌合戦」をザッピングして見る形と相成った。

 

「笑ってはいけないシリーズ」、近年マンネリ化覚えていたが、今回は特に其れを強く感じた。マツコ・デラックス氏と新垣隆氏との遣り取りには大笑いしたが、其の他は今一ダウンタウン始めとしたレギュラー陣は年齢を重ね、笑いにも動きにも切れ鈍った気がして、「そろそろ幕引きかな。」と。途中で録画に切り替え、年明け早々見た際には、多くを早送りで“飛ばした”。

 

期待薄だった紅白”だが、ゴールデンボンバーは期待を裏切らない“意外さ”を見せてくれたし、薬師丸ひろ子さんや中島みゆきさん、美輪明宏氏は良かった。

 

又、サザンオールスターズ中森明菜さんを引っ張り出せたのも、「流石NHK!」と思わされた。自分の世代は“聖子派”か“明菜派”に分かれたりするのだが、自分はデビュー時からの聖子派。一方、学生時代の友人は明菜派で、今回の“復帰”を楽しみにしていた。元気さに欠ける部分は在ったし、声も震えてはいたが、思っていた程、見た目は変わっていなかったのが嬉しかった。

 

全体的にはピンと来ない顔触れだったし、大トリの松田聖子さん(彼女のファンでは在るが、何で今回大トリなのか理解出来ない。)も再三声が出なかったりで、「ザッピングで、見たい所だけ見れば充分。」という感じ。

 

年末のTV番組で予想外に面白かったのは、30日の深夜にTBS系列で放送された「クイズ☆正解は一年後」。ロンドンブーツ1号2号田村淳氏が仕切るヴァラエティー番組で、「其の年の1月に『今年年起こりそうな事柄』をゲスト・チームに予想させ、約1年後の12月末に同じメンバーを呼んで、“生放送”にて答え合わせをして、正解ポイントを競う。」という内容。一昨年の第1回に引き続き、今回も視聴。

 

“ロンブー”の番組は概して「身内弄り」や「露悪趣味」に過ぎた所が在り、見る機会は余り無いのだが、此の番組に関しては適度な感じだし、何よりも「1年後を予想する。」というコンセプトが面白い。

 

で、一昨年の第1回収録が終わった後、“罰ゲーム”として“ロンブー”の田村亮氏が私用している(10万円以上が入った)財布が、関東某所竹藪内に埋められていたと言う。風呂敷に包まれた財布は、人気の無い場所に埋められ、約1年後に同じ場所を掘った際、其の儘残っていた場合のみ、全て亮氏に返却されるという酷い罰ゲーム。

 

番組の最後、埋めたと思しき場所を亮氏が必死で掘り返すのだが、財布は一向に見付からない。最初はああだこうだと茶化していた出演者達も、残り時間が少なくなった事も在り、「何で無いんだ?」、「誰かが持って行ったのか?」と焦り出した。

 

埋めたと思っていた場所より、少し離れた場所から財布は見付かったのだが、何故か包んでいた風呂敷は無く、中身を確かめ様とするも、財布のチャックが傷んで開けられない。何とかチャックを壊して、「御金は残ってました!」という亮氏の声に出演者達は一瞬、安堵の表情を浮かべるも・・・。

 

【ボロボロになった1万円札】

 

財布の中から取り出された1万円札は、見事な程にボロボロ。チャックで確りと閉じられていた財布の中でも、湿気が多そうな地面の中に約1年も埋められていては、御札もボロボロになってしまうという事なのだろう。

 

紙幣は「貨幣損傷等取締法」の対象外となっており、紙幣の損傷自体を罰する法律は無いとはいえ、流石に「不味いんじゃないの?」と思ったのだろうか、出演者達が一様に微妙な表情だったのは、何とも間抜けだった。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 2015年の元日 | トップ |  »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
テレビはBGMのような (マヌケ)
2015-01-02 16:20:08
とりあえずつけているものの、あまり真剣に見ていないので内容にどうこうはありません。手抜きなのか、作り手のプロ意識よりもコスト削減なのか、見たことのあるネットの動画で視聴者を喜ばせようとするのは昨年もたくさんありましたが、テレビの力がなくなったことを表す現象のように思います。今の若者は時間をつまらないことで奪われるのを嫌がる傾向が強いので、不必要なCMもはさまれたネットの動画をわざわざテレビで見ることを良しとは思わないでしょうね。私も時間を無駄にした気持ちになるくらいなら読書をするか、DVDなど見ている方がよいです。
返信する
>マヌケ様 (giants-55)
2015-01-02 18:24:32
書き込み有難う御座いました。

BGM感覚で付けているTV番組、確かに在りますね。唯、そんな感じにすらならない様な物、例えば雛壇芸人を寄せ集め、身内弄りをして身内だけで笑っている様な類いの番組が急増し、TV番組の視聴時間は、明らかに昔より減っています。

読書と言えば、近年は1年間に読んだ本は零冊という人も結構居るのだとか。小説とかだけでは無く、漫画を含めても零冊というのですから、「大丈夫なのかなあ?」と思ってしまいます。読書って、想像力を高めてくれるし、人類が生み出した貴重なエンターテイメントだと思うんですけどね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。