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「恥ずかしいから止めて欲しい彼女の行動ランキング」(11月10日、gooランキング)
1位: 電車の中で化粧をしたり、御飯を食べたりする。(33.2%)
2位: 食べ方が汚い。(28.4%)
3位: 飲食店等で、ミスをした店員を怒鳴り付ける。(16.0%)
5位: ネット用語を多用する。/電車やバスの空いている席に、ダッシュで座る。/SNSで、デートの内容を事細かに報告する。(6.0%)
8位: 人の居る場所で「私の事好き?」と、しつこく聞いて来る。(4.8%)
9位: 関西圏に住んだ事も無いのに、関西弁を使う。/人の居る場所で、キスを求めて来る。(4.4%)
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9位の「関西圏に住んだ事も無いのに、関西弁を使う。」というのは個人的に何とも思わないが、残りの9項目は「恥ずかしいから止めて欲しい。」と、男性が思うのは理解出来る。と言うか、対象が女性で無くても、此れ等の行動に抵抗を感じる人は多いのではなかろうか。
“付き合った女性”に関して言えば、5位の「ネット用語を多用する。」に近いのだけれど、「流行り言葉を、無闇矢鱈と使う。」のには辟易とさせられた。
絶対に受け容れられないので、実際に付き合った事は無く、故に“彼女の行動”というのでは無いが、“女性の行動”という事で言えば、「周りの目を意識し、度を越して“ぶりっ子”する。」というのは苦手。
又、一時期「意外性から、逆に可愛らしく見られる。」という事からなのだろうか、“男言葉を多用する女性”というのが散見される事が在った。「僕」とか「~だい。」というレヴェルならば未だしも、「てめえ」とか「ざけんなよ!」の様な野卑過ぎる言葉を女性が使うのは、どうしても受け容れ難い。以前に比べれば見掛ける機会は少なくなったけれど、其れでも時折“公の場”で、“大声”にてそういった言葉を使う女性に出会し、不快に感じたりする。
外国語に疎いので・・・。
高校生の頃だから今から50年前、自分自身のことを「僕」という女性が好きだという友人がいたことを、ふと思い出しました。
このランキングを見ると、性別に関係なく止めてほしいというものが結構ありますね。
昔、仕事でタイに長期滞在する事が何度か在りましたが、現地の飲み屋のおねえちゃんから面白い話を聞きました。タイ語には所謂「男言葉」や「女言葉」が在るそうなのですが、“単身”で彼の地に長期滞在している日本人男性には、知らず知らずの内に「女言葉」が混じったタイ語を使っている人が、偶に居るのだとか。「多分、ピロー・トーク(性行為後の、ベッドで交わされる会話。)で女性から学んだんだと思う。」と彼女は笑って言っていましたが、成る程成る程。
英語では、男性特有(乃至は女性特有)の言い回しが在ったりします。此方(http://www.eigo21.com/01/situmon/141.htm)を見ると、他の外国語でもそういうのは在ったりする様ですね。
“公の場で身綺麗にする”という概念から、女性の「化粧する」というのを、男性では「爪楊枝で歯に挟まった物を取る」と置き換える事が出来なくも無い。そうなると、此れも決して褒められた行為では無く、悠々遊様が仰る様に「女性」だけでは無く、「男性」でも「恥ずかしいから止めて!」と言えるランキング内容。
一時期仕事で名古屋が多かった頃で印象的だったのは当時40代(今は60~70代)で、学歴(旧制中学や旧制中学から新制高校になったような伝統校出以上)等の「育ち」を誇るような人やその配偶者はあまり「方言」を私のようなよそ者には話さないということだった。東京の山の手言葉のような話方をする女性もいた(ただし敬語方言の「~してみえます」「~してみえる」はそのままだった。方言という意識が無いのだろう)。しかし現場の人たちは方言バリバリだった。政治家の河村たかしはある意味こういう人たちに向けて「キャラを作っている」と感じました。「方言はなさないインテリ、プチブル」への反感を持つ層。7~8年前名古屋仕事が復活して久しぶりに行ったら若者はある程度方言を使う傾向があり、男女大体同じような話し方だった。他の地域も似たような面があると思う。
>タイ
昔の米兵の日本語がそういうことがあったらしいです。
そういえばハーフの子供の話し方は往々にしてそうなるらしい。例えばドイツ男と日本女の組み合わせとするとその子供とドイツ男の話す日本語は女言葉になる、と。ただし、女言葉が死滅してる世代の子供が増えているからこれは過去のものになると思う。
逆のケースも多々あるでしょうね。さらに昔のテレビドラマ見ると痛感するがバブル期の25年前と今すら日本語の口語自体だいぶ変わってるから、その頃に「日本脱出」した親の日本語口語なんか立派な古語、老人語ですよ(笑)。
10月20日の日経新聞文化面。金水敏阪大教授の『そうよ役割語は深くてよ』が面白かったです。
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO78581480Y4A011C1BC8000/
(多分こっちが完全版)
https://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/reserch/201302.html
方言、個人的には凄く好きです。別段其の地域に住んだ訳でも無いけれど、方言を聞くと何とも心地良くて。そういう層にシンパシーを持って貰おうと、意図的に方言を口にする人も、確かに居ますね。
昔のドラマ、其れもホームドラマと呼ばれる類を見ていると、今は使われなくなった言い回しが結構登場する。そういうドラマの生き残りって、最早「橋田ドラマ」しか無いかも。今の若い子が「~する道理が無い。」とか「~を拵える。」なんて言わないし。
リンク先、拝読致しました。「役割語」って概念、面白いですね。確かに人って、其の言葉遣いから、無意識の内に相手のイメージを作り上げてしまうもの。