昨日、疲労困憊の状態で帰宅してメール確認を行なった所、そんな疲れが吹っ飛ぶ様な嬉しいメールが届いていた。当ブログを立ち上げた直後に「新八犬伝フォーエバー」という記事を書いた程、1973年4月2日から1975年3月28日にかけて放送されていたNHK連続人形劇「新八犬伝」が大好きで、当時刊行され今は絶版になっている原作本の復刊を復刊ドットコムにずっと願望していたのだが、復刊依頼が出されてから約5年半の歳月を経て遂に復刊される運びとなったのだ。
3月下旬に刊行され、オリジナルと同じ3分冊だが、カバー・デザインは辻村ジュサブロー氏が新たに手掛けられるという。当時の値段は1冊680円(実は3冊とも、御宝として大事に所蔵しているのだが。)だった事を考えると、今回の1冊2,625円(税込み)は正直「高いなあ。」と思ってしまうが、あの頃の思い出を新たに買うと思えば安いもの。今から刊行が楽しみだ。
当時この番組を夢中になっていた人達のみならず、この番組を知らない人達にも是非読んで貰いたい。そして同様に復刊依頼が出ている「真田十勇士」も、早く復刊交渉に入って欲しいもの。この人形劇も夢中になって見ていたから・・・。
3月下旬に刊行され、オリジナルと同じ3分冊だが、カバー・デザインは辻村ジュサブロー氏が新たに手掛けられるという。当時の値段は1冊680円(実は3冊とも、御宝として大事に所蔵しているのだが。)だった事を考えると、今回の1冊2,625円(税込み)は正直「高いなあ。」と思ってしまうが、あの頃の思い出を新たに買うと思えば安いもの。今から刊行が楽しみだ。
当時この番組を夢中になっていた人達のみならず、この番組を知らない人達にも是非読んで貰いたい。そして同様に復刊依頼が出ている「真田十勇士」も、早く復刊交渉に入って欲しいもの。この人形劇も夢中になって見ていたから・・・。
とか、いうやつですよね。
わたし、見てました。あれ。
その後の、紳助、竜助が、末端の兵士の声を出していた人形劇「三国志」もあって、あれも良かったけど、。わたしは、八犬伝のほうが好きでした。当時、「未来からの挑戦」とか、そんなのも見てました。
今やってる民放ドラマなんかより、もっともっと楽しみにして、姉妹でTVの前に並んで見てました。
あの時は、NHKも、早く次が見たい!という番組があったんですよね。
うちの子なんて、NHKの番組、全然見ません。わくわく訴えるものがないんですよね。
最近では、民放の「のだめカンタービュレ」がありましたよね。あれは、ストーリーだけでなく、音楽のすばらしさを正面から視聴者に訴えた斬新なドラマでした。今でも楽譜は売れに売れ~(娘も弾きまくってます)斬新で勇気ある企画だと思いました。
民放でもNHKでも人をひきつけるドラマは減ってると思うんですが、、
そう考えると・・・giantsさん、他の方たちも・・
例えば、NHKは、どんな話を、どんな本をドラマにすれば、
少年少女の心をとらえられると、思いますか?
わたし、もっと、おもしろいSF作品が出てくるべきだと思うんですよね。それをコミカルじゃなくて・・
すごく大真面目にシリアスにつくってほしいなあ・・と。。
「リプレイ」とか・・うーーーん・・後、昔やってたかもしれないけど、「家族八景」とか・「ななせふたたび」とか・・あんまり浮かんでこない・・
ほーほー様も「新八犬伝」見ておられたのですね。と言うよりも、あの当時の子供達の多くがあの番組に夢中になっていたと思います。玉梓の怨霊の物真似もそうですが、「いざとなったら”玉”を出せ!」と歌いながら、股間を突き出す悪ガキも結構居た様な。
自分が歴史好きになったのにはあの番組の影響が少なからず在りましたし、当ブログの記事でも良く使用している「閑話休題」等、坂本九氏の講談調のナレーションから難しい言葉を多く学ばせて貰いました。滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を軸にしていますが、その他に古今東西の様々な史実や伝説、文学、演芸等々が肉付けされた、魅力的な番組だったと思います。
NHKには度々厳しい意見を書いていますが、でも「新八犬伝」を始めとした多くの素晴らしい番組を生み出して来た底力は高く評価していますし、民放ではなかなか太刀打ち出来ないでしょう。だからこそ、組織改革を抜本的に行なって、一日も早くまともな組織になって貰いたいもの。
時代がどれだけ変わろうとも、子供って「不思議な物」に関しては強い関心を抱くと思うんです。それにホラー系の作品って根強い人気が在りますよね。その意味で言えば、我が国の古きホラー作品で在り、不思議さを感じさせる作品でも在る「雨月物語」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E6%9C%88%E7%89%A9%E8%AA%9E)なんかは映像化すると面白いと思うんですけどね。「吉備津の釜」や「菊花の約」等は子供の頃に読んだ日は、怖くて夜はトイレに行けませんでしたから。
私も毎週見ておりました。この番組のおかげで仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字を覚えました。あと、「さもしい浪人網干さもじろう」や「妖刀村雨」なども記憶にありますねえ。坂本九さんの講談調のナレーションがまたよかったです。
個人的には「少年ドラマシリーズ」の復活!です。「未来からの挑戦」「夕映え作戦」「タイムトラベラー」「怪人オヨヨ」「五人と一ぴき」などなど・・「驚異の小宇宙・人体」のようなすばらしい番組を制作できる底力があるNHKだけに、昨今の不祥事は残念でなりません。
筋もしっかりしていて、メインの人形も辻村ジュサブロー氏が作っており、子供向けのものとは思えないしっかりとしたものを提供する姿勢が今のペラペラな番組とは違う、さすが「皆様のNHK」となるところです。
それが今やすっかりNHKも視聴率を取りにかかるようになって久しいですが、それなら民放と同じです。
それなら受信料方式を止めて、さっさとCM方式を検討すればいいと思います。
少ない人でもいいから「お金を払っても見る価値がある」番組を作って欲しいものです。
ほーほー様へのレスでも書かせて戴いたのですが、あの当時の子供達の多くは毎日18時30分に間に合う様に帰宅して、ブラウン管を食い入る様に見詰めていたと思います。ストーリーの面白さや人形達の妖艶さには、子供達だけではなく大人達も魅せられていたのではないでしょうか。
「さもしい浪人、網乾左母二郎」は大好きなキャラでした。声がハイ・トーンで一寸おちゃらけたキャラクターでも在った事から、悪役では在るのだけれども憎めない”人物”でしたね。でも良く顔を見ると、犬塚信乃に極似の美顔だったんですけどね(笑)。
好きだったフレーズは、「小栗判官、照手姫」。字面ではいまいち伝わらないのですが、坂本九氏の何とも言えない抑揚口調でのこのフレーズは、今でも強烈に脳裏に焼き付いております。
「NHK少年ドラマシリーズ」(http://members.jcom.home.ne.jp/nino-p/)も良かったですね。定番のSF物も然る事乍ら、晩年に放送された海外製作ドラマ「長くつ下のピッピ」や「孤島の秘密」(このドラマのテーマ曲の「島の支配者はオールマイティQ 村人達は恐れ敬う♪」というのが印象的でした。)も好きでした。
本当に素晴らしい番組を次から次へと生み出して来たNHKだけに、何とか又子供達を魅了する素晴らしい番組を製作して欲しいもの。
ちなみにフルで流すのは三国志らしいですが。
大人になってから久方ぶりに幼児期を過ごしていた土地に訪れてみると、「あれ?この公園こんなに狭かったっけ?」とか「この道はこんなにも狭かったんだ。」と驚いてしまう経験って在ると思います。これなんかは当時の自分自身が小さかったが故に、その時のスケールで捉えていた映像が、大きくなった今は全く違った風に見えてしまうという訳ですが、TV番組に対する感じ方もその時の環境に大きく左右されるというのは在るでしょうね。
娯楽が今程は多くなかった時代ですので、余計に思いいれは深くなってしまったというのは間違い無く在るとは思うのですが、普段は先ず見聞しないで在ろう”あの世界”は今の子にも結構魅了する物が在るんじゃないかなあと。何よりも長時間”拘束”されるのが苦手と言われる最近の子供達(斯く言う自分も、最近はめっきり長時間の映画が苦手となりましたが。)には、あの15分/日という時間も良さげな気がします。
わたしなんかは、例えば、海外のミステリ作品、ホラー作品を、あちらの雰囲気を出しながら・・大真面目につくる。
あ。そういえば、NHKは以前スチーブンキングの作品を一時間半くらいで前編、後編にわけてやってました。ストーリーが怖いし、不思議だし・・あ・・どうなるんだろう~って。良かった!んですが・・放送時間が・・ちょっとね。。という感じ。それに、番組欄の端っこのNHKはともすれば見逃しやすい。。
でも、わたしも、やっぱり、15分~30分というわくが、一番いいと思うんですよね。
ところで、怪談で思いだしたのですが、中学の時の英語の教科書に、「MUZINA」がありました。のっぺらぼうがでてくる怪談なんですが、これは小泉八雲の怪談です。英語にしても、不思議と格調高く・味のある語りだなあ~と・。中学生の頃感じていました。
うまく言えないけど、映像でも本でも、今、少年少女向けとかいうと、なんでもちょっとくずした感じがします。コミカルだったり、原作にない「恋愛」を含ませたり。。いわゆる、大真面目だと、「くさい」と、敬遠される可能性もあるから、その辺の微妙な舵取り
が難しいんだと思います。(これはほんとに紙一重だから・たいへんかも)でも、過剰な演出無しで、ストーリーだけで、十分はらはらさせるものなら、くずしたものより、ずっとずっといいものが仕上がるのになあ~と、思います。
それから・・これも、話が飛躍しすぎかもしれないけど、中学生、高校生の教科書から、文豪と、言われる人たちの作品が消えたのは残念です。高瀬舟とか、城之崎にて・斜陽、人間失格とか・こころ・・とか、そういう人たちの文章ってなんか、美しいし、品格があるんですよね。