ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

決闘罪

2016年12月23日 | 其の他

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「意外と知らない『違法行為ランキング」(12月22日、gooランキング

 

1位: 住む場所の無い元気なニート軽犯罪法第1条第4号(137票)

2位: 結婚式で元恋人が乱入する事[軽犯罪法第1条24号](129票)

3位: タクシーで吐く[善管注意義務](117票) 

4位: 道端を吐く[軽犯罪法第1条26号](95票)

5位: 走行中にバスの運転手に用も無く話し掛ける事[道路運送法第28条](92票)

6位: 列の割り込み[軽犯罪法第1条第13号](89票)

7位: 決闘に応じる事[決闘罪](85票)

8位: 指定日以外の捨て[清掃法第16条](77票)

9位: 処方された薬を誰かに上げる事[薬事法第24条](73票)

10位:正当な理由無く大きを携帯する事[軽犯罪法第1条第2号]/公共の場での警察官コスプレ軽犯罪法第1条15号](69票)

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学生時代、少しは法律齧った経験が在るので、「こんな行為も、法律で“縛って”いるのか。」と驚かされた事は何度か在る。2位の「結婚式で元恋人が乱入する事」というのも当時の教授から、「ダスティン・ホフマン氏主演の映画卒業」は名作で、『彼が演じるベンジャミンがキャサリン・ロスさん演じるエレーンの事をどうしても忘れられず、彼女が他の男性と結婚式を挙げている場に乗り込み、彼女と手を取り合って逃げる場面。』は、私も凄く感動した。でも、彼の行為、少なくとも日本では『軽犯罪法第1条24号」に抵触する違反行為なんですよ。まあ、実際には彼女も同意の上で逃げているし、逃げられた花婿の方も体裁が悪いので、訴える事は無いとは思うけれど。」という話を聞いた事が在る。

 

以前、「右や左の旦那様」という記事の中で、乞食をするか、乞食をさせた者を、拘留科料処する。」という規定が在る事を紹介した。「軽犯罪法第1条22号」が当該するのだけれど、恥ずかし乍ら自分は、此の条文を知らなかった。「『軽犯罪法』は詳しく無い。」というのが理由だが、今回10位迄に入った物で、軽犯罪法に抵触する行為に付いては、本等で読み知っていたのだが、「こんな行為迄、法律で縛っているのか。」という思いが無くは無い。最低限の常識モラルを持ち合わせていない人間が存在する以上、法律で細かく縛らなければいけないのだろうけれど・・・。

 

「恥ずかし乍ら知らなかった。」と言えば、7位に入っている「決闘罪」。正式に言えば「決闘罪に関する件」という全6条の法律が在るという事で、「へー。」という思いが。


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4 コメント

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Unknown (悠々遊)
2016-12-23 15:39:33
明治時代以降ほとんど適用のなかった「決闘罪」が、不良少年少女の行為によって脚光を浴びる事態というのは、悲しいようなおかしいような・・・。

天体観望&天体撮影を趣味としていると、人通りもないのに無意味に明るすぎる街灯が気になって仕方がありません。
この明かりが無ければ、もっと星が見えるのに。
で、軽犯罪法第1条第6号。
星が見たいという「正当な」理由があれば街灯を消せるのでしょうか(笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2016-12-23 21:21:15
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

そうですよね。そういう行為が無かったら、決闘罪が日の目を浴びる事は無かった訳ですから。

学生時代、悪友達と北海道に貧乏旅行をしました。其の際、礼文島で見た夜空は、本当に綺麗でした。其の後、西表島に行ったのですが、日が暮れると島内は灯りらしき灯りは皆無状態。何しろ信号も2つしかないという島内ですから、真っ暗闇に等しい状況でしたが、其の分天空の星々が考えられない程の美しさ。

ああいう現実を目にしたら、今の過剰過ぎる外灯に疑問を感じる人も増えるかもしれません。
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なるほとねぇ…です (アブダビ)
2016-12-23 23:45:30
何せ武士という世襲制度の戦士カーストが、維新までの800年を支配してきましたから、「仇討」とかの私闘の風習が残ってたのでないでしょうか?
でも、近代国家は人身に対する強制権と、暴力を「国が独占」する決まりです。
私的な理由で、そこいらでチャンバラや銃撃戦を許していたら、国家としては困りますからねぇ……無理もないと思います。
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>アブダビ様 (giants-55)
2016-12-24 19:37:55
書き込み有難う御座いました。

「武士という世襲制度の戦士カースト」と言えば、「辻斬り」なんていうのも、其の一端を感じますね。「侍が夕暮れ時等に、道端で人を斬る。」というのが辻斬り。「己が刀の切れ味を実証する為の行為。」で在り、今では立派な“通り魔殺人”に過ぎない。武士だから、当時は看過された。時代が違うとは言え、考えられない行為です。
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