昨日行われた「ジャイアンツvs.ドラゴンズ」の第3戦は、「6対3」でジャイアンツが勝利。此れでジャイアンツは、開幕から3連勝。昨年も開幕から3連勝しており、“2年連続の開幕からの3連勝”は球団史上初の事だとか。
一昨日の試合は、九分九厘ジャイアンツが負けそうな展開だったので、阿部慎之助選手のサヨナラ3ランで勝利した際は欣喜雀躍してしまった。OP戦では最下位に沈み、投打共に散々だったジャイアンツ。「どうなる事か。」と心配していたが、何はともあれ、開幕3連勝にはホッとしている。
とは言え、「開幕ダッシュに成功したものの、4月末以降はピリッとしない闘いを続けた昨年のジャイアンツ。」を思うと、未だ未だ安心は出来ない。昨日の試合が終わった時点で、ジャイアンツのチーム防御率は「2.00」とリーグ1位だが、チーム打率は「.258」とリーグ4位。投手に関しては不安だったリリーフ陣が「まあまあ良さそう。」という感じだが、野手に関しては昨年同様、気を揉む事になりそう。
「今年も活躍してくれるだろう。」と思っていた坂本勇人選手は期待通りの活躍を見せ、余り期待していなかった阿部選手と中井大介選手が頑張っているのは嬉しい誤算。
其の一方、頑張ってくれなくては困る長野久義選手やケーシー・マギー選手、岡本和真選手等が不調なのは気掛かり。
そして、何よりも気になるのは小林誠司選手が打てない事。プロ入り1年目の2014年の打率は「.255」、2年目の2015年は「.226」、3年目の昨年は「.204」と、年々打率を下げていた彼(3年間の通算打率は「.218」)。「リード面は良くなって来ているけれど、打撃が余りに酷い。2017年は、もっと打ってくれなければ困る。」と思っていた。
昨年オフ、阿部選手に弟子入りし、心身共に鍛え上げられた小林選手。「打撃面が向上した。」と言われ、先月迄行われていたWBCでは“侍ジャパン”の中で最高打率の「.450」を記録。「公式戦が楽しみだ。」と大いに期待していたのだが、3連戦を終えての打率は「.125」。未だ3試合では在るが、チャンスであっさりと凡退している姿を見ると、「去年と変わってないなあ。」と思ってしまうのだが・・・。