石川県の野々市市の息子の家に出かけましたが、息子宅へ向かう途中に富山県南砺市五箇山の下梨地区の地主(チヌシ)神社で麦屋まつりが開かれていましたので、寄って麦屋踊りを見てから、息子の家に行きました。
地主神社では毎年、9月23日と24日に麦屋まつりが開かれます。
麦屋まつりのチラシ。
チラシの題字は棟方志功の筆に寄るものと書かれています。
地主神社に向かいます。
この地主神社へ車で向かっていて途中から雨が降り出しましたが、少し小降りになってきました。
平日とあって、訪れる人は少なかったです。
お拝殿の両脇に写真パネルを並べ、役員の人が、貴重な写真を説明してくれました。
戦後、間もないときに棟方志功がこの地を訪れました。
麦屋節の練習。
本番を前にお宮の拝殿で行われました。
5人の人がステージの上に上がり、これから始まります。
腰に脇差を差していますが、これは武士の証だそうです。
5人の所作が揃っています。
女性3人による早麦屋踊り。
四つ竹節です。
麦屋節保存会の踊りが終わり、境内で笠踊り、手踊りの講習会が始まります。
神社へ向かう道にテントが張ってありました。
その中には、こんなパネルが展示して有りました。
昭和45年の大阪万博に村から四十四人もの踊り手が出かけた時の物で、村の広報誌の記事と万博に参加した写真でした。
大人数で、さぞかし迫力があったことでしょう。
山間部のひなびた祭り。
若者たちの一糸乱れぬ舞。
民謡の宝庫といわれる五箇山地方。
秋の祭りを楽しむ事が出来ました。