今日「岐阜大学サテライトキャンパス市民講座アカデミッククラブ」の第9回目を受講してきました。
岐阜駅の北。
岐阜スカイウィング37東棟へ向かいます。
スカイウィングの中に岐阜大学サテライトキャンパスが有ります。
ここは2階。
エレベーターで4階へ上がります。
岐阜大学サテライトキャンパスの入口です。
講義室。
まだ開始時間前です。
定年後・子育て後の楽しい俳句入門9
前回、みんなが提出した句を纏めたものです。
兼題は「朝涼」でした。
順番に自分の句を読み上げて行きます。
席題と兼題の違い。席題はその場で即興的に作句するもので、兼題は宿題。
切れ字。 けり、けれ、けむ(ん)、なり、なし、たり、し、かな。
俳句の格調が出る。
現代俳句は切れ字を重要視しない傾向。
動詞 → 説明となるので使うのを控えた方が良い。
席題で出されたのが「緑陰」です。
作句し、ホワイトボードに書きます。
書かれた句です。
緑陰に覆はれ池面光ゆれ
岐阜公園へ行った時を詠ったのそうです。
公園に有る池。
木陰と光。
そんな場面が想像できます。
緑陰の弁当開く昼休み
緑陰に声のあふれる烏帽子岳
緑陰に包まれランチ水まんじゅう
緑陰にペットボトルを荷台より
緑陰や世間話に花の咲き
書かれた句です。
緑陰であまたの光清謐に
緑陰の深き暗さに人を待つ
緑陰の下でエッセー紡ぎけり
緑陰や 木漏れ日続く 石畳
中山道を歩いた時、坂下宿と馬籠宿の間に十国峠が有りました。
そこは石畳の道でした。
この句で、アノ場所を思い出したのです。
作句した人は中山道の枇杷峠だと言っていました。
緑陰に猿の道じゃ遊歩道
最後に
俳句の講座。
今回で9回となり、残り1回となりました。