高山市で1月24日に二十四日市が開かれます。この市は旧暦の時代の年の暮れ、近郷近在の農家が農閑期に作ったミノや笠を持ち寄って市を開くと言うモノだそうです。今では冬の高山の風物詩的な存在です。冬の時期です。丁度、冬の酒蔵めぐりが始まった時期でも有ります。それで、高山線の列車で高山に向かいました。
別に急ぐ旅では有りませんので、普通列車で行こうと考えていました。それに、帰りは東海北陸自動車道を走る特急バスで帰ってこようと考えていました。
(7:02)
JR那加駅です。
7時3分発の高山行き普通列車が入ってきました。
(7:18)
列車の最後部からの眺めです。
JR鵜沼駅を発車しました。
反対側のホームには岐阜行きの普通列車がホームから離れて行きます。
普通列車ですから各駅に停車します。
鵜沼駅で多くの人が下車し、また多くの人が乗ってきました。
JR美濃太田駅に来ると、沢山の人が下車していきました。
そして、車内はガランとなりました。
降りて行った人は、何れも通勤の人でした。
(7:57)
列車は飛水峡信号所を通過しました。
高山線は単線です。それで、すれ違うため駅で交換しますが、駅と駅の間が長い区間については信号所が設置して有ります。
こんな事は、鉄道好きでないと知りません。
(8:08)
白川口駅を出ました。
雪がパラ突き出しました。
右は国道41号線です。
(8:09)
飛騨川橋梁を渡りました。
(8:10)
鷲原信号所を過ぎたところです。
飛騨金山駅が近付きました。
飛騨金山までの料金表示に変わりました。
この高山行き、普通列車。美濃太田駅に着いた時プラットホームのアナウンスで,本日高山に向かう列車の最終となります
とアナウンスしていました。
飛騨地方に大雪警報が発令されていました。それで、この列車は高山まで行くのですが、この列車以降のは下呂止まりとなってしまいます。既に特急列車は全て運休になっていました。
もともと、帰路は高速道路の特急バスをと考えていましたが、飛騨金山で引き返す判断をしました。
(8:22)
飛騨金山駅に着きました。
この駅で降りました。
プラットホームが白くなっています。
高山行きのワンマンカー。
何人かの人が下車しました。
美濃太田駅以北は列車の本数が少なくなっています。
私たちが降りて、列車が出発して行きましたが、車内はガラガラでした。乗る人が少なく列車の本数を増やせないのでしょう。
飛騨金山駅です。
飛騨金山は金山町で下呂市の一部なのですが、南飛騨で飛騨と美濃の国境となります。
飛騨金山駅の時刻表です。
早朝、2本の岐阜行きが有りますが、あとは美濃太田止まりです。
美濃太田へ戻るのですが、駅舎の中で上り列車が来るのを待たせて貰いました。
私たちと同じように二十四日市に向かうご夫婦が居ました。
このご夫婦は名古屋から来たのでした。
帰路
(8:41)
2番線のホームに来ました。
ホームから飛騨金山駅の駅舎を眺めました。
ホームが雪で白くなっています。
(8:43)
8時44分発の列車が近付いてきました。
美濃太田行きの車内。
スーツケースを携えた外国人が多いです。
大きいのは足元に。
網棚に上げれるものは網棚に。
何故、外国人がこんなに多いのだろうと思ったのです。
理由は特急「ひだ」の運行が中止となったからです。
この列車。猪谷駅が始発で高山駅を7時14分に出てきました。
特急が全て運休となっていて、次の高山発の普通列車は10時24分でした。この列車が高山を脱出する最後の列車になりました。
恐らく、高山を脱出する人で混雑したことでしょう。
(9:05)
白川口駅です。
下呂行きの列車とすれ違いました。
飛水峡を見下ろします。
左の白い線。
国道41号線です。
(9:39)
美濃太田駅に着きました。
車体についた雪。
雪国から来た列車と言う感じがします。
この駅で岐阜行きに乗換えます。
美濃太田駅は橋上駅です。
ホームから上に上がってきました。
岐阜行きは9時54分を表しています。
(9:51)
多治見からの列車が入線してきました。
2両編成です。
高山から乗って来た乗客もおり、沢山の人です。
でも、座席に座る事が出来ました。
クロスシートの座席で、私たちの前には欧米人のご夫婦です。
美濃太田駅を出てから、車内検札が有りました。
私たちは那加駅から乗車した時の整理券を示しました。
外国人は外国人用のレールパスを見せました。
本当は、どんなレールパスなのか見せてもらいたがったのですが、話し掛けるのをためらいました。
鵜沼を過ぎた辺りです。
ここら辺りは青空が見えます。
(10:17)
蘇原駅で停車しています。
この、運転士の列車時刻を表したもの。何と言う名なのだろう。多治見駅から来て岐阜駅に向かいます。
時刻が秒の表示となっています。
それに区間の最高速度が表示されています。
蘇原駅では10時14分に到着して18分45秒に発車となっています。4分余りの時間。特急とすれ違うのかも知れません。
赤い2の数字は2両編成を示しています。
75は、この列車。キハ75と言う車両ですので車両の種類を現しているのかも知れません。
617Cと718Cは列車番号です。同じ列車でも太多線を走る時と高山線を走る時では列車番号が異なります。
やがて、前方の信号が青に変わり、発車しました。
間も無く、那加駅に着きます。
料金表示が那加駅までの表示となりました。
飛騨金山からは1,140円を表示しています。
(10:23)
那加駅に着きました。
車掌が乗務していましたが、ワンマン運転です。
それで、先頭車両の後ろ扉しか開きません。
結果的には
下車する時、那加駅で乗車した時に取った整理券を渡しました。
乗車料金は払わなくて良かったです。
結果的には高山へ向かい、目的地に着けず戻って来ましたので、今回の乗車は無かった事の扱いなのでしよう。飛騨金山駅で一緒になった名古屋のご夫婦。こちらは乗車券を持っていました。払い戻しとか言っていたのが聞こえました。
終わってみたら、那加駅から飛騨金山駅間の往復の「旅」でした。
強引に高山に向かい、高速道路の特急バスで戻ってくる方法も有りました。
バスに乗るとすると、高山発が14時10分か16時10分のバスになります。午後にラジオを聞いていたら東海北陸自動車道の郡上八幡ICから美並ICの間が事故のため通行止めになったと報じていました。14時過ぎの事でした。
この通行止め。夜まで続きました。
帰ってこれなかったか、帰って来ても遅くなったことと想像します。
二十四日市に行けなかったのは残念でしたが仕方ないことでした。
最後に
高山までは、行けなかったけど、一緒してくれたカミさんに感謝です。
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の道路の中央に屋台が並び、いろいろなものが売
られていました、大勢の人出賑わっていました、途
中で引き返すとは残念でしたね。
毎年、1月24日に二十四日市が開かれる事は知っていましたし、ニュースで飛騨一ノ宮の人が檜の菅笠を制作していて、市で売るとやっていました。
笠を買おうとは思いませんでしたが、どんな市か見てみたい気持ちが有りました。
帰路は特急バスで戻る事も考えられましたが、事故で高速が通行止めとなり、行かなかったのが正解でした。
コメント有難う御座いました。