THE PERFECT HOST/10年/米/93分/クライム・サスペンス/劇場公開
監督:ニック・トムネイ
脚本:ニック・トムネイ
編集:ニック・トムネイ
出演:デヴィッド・ハイド・ピアース、クレイン・クロフォード、ナサニエル・パーカー、ミーガン・ペリー
<ストーリー>
警察に追われる銀行強盗犯のジョンは、高級住宅地の豪邸に逃げ込む。そこの主人ウォーウィックを騙してまんまと家の中へと入り込んだジョン。一方、今夜も友人を招いてパーティを開く予定のウォーウィック。思いがけない客人の登場にも、“完璧なホスト”にこだわる彼は温かくもてなすことに。やがて、強盗犯であることがバレたジョンは、包丁をふりかざしてウォーウィックを脅し始めるが…。
<感想>
まぁ確かに予測不能な展開ではある。
脅す者、脅される者の立場が逆転する所はありきたりだが、イッちゃっているウォーウィックの本職が実は・・・という意表を突く終盤での急展開は驚きがあって面白い。
只、捻りに工夫を凝らし過ぎて、結果的にはあの晩餐会は何だったのかが今一つ良く分からなくなっているのが惜しい。
ジョンを生かしたのはお金目的だと分かるが、余りにも事が上手く行き過ぎてすっきりしない部分もある。
スクラップブックに貼り付けられていた過去の被害者と同様の写真をジョンも撮られた訳だが、何故にわざわざ傷の特殊メイクまで施されてゴミ捨て場に放置されていたのか意図そのものが良く分からない。
別に意識朦朧とした状態のままで解放すればそれでいいやんと思うのだが。
そもそも、ジョンが大金を独り占めにするというのを、家に招き入れてからどの時点で分かったんだろうか。
シモーンが裏切るってのも把握していたんだろうか。
イッちゃっているように見せかけて実はプロファイリングの達人とか?
う~ん、ウォーウィックという男の本性がイマイチ掴めません。
この辺、もう少し掘り下げて描いて貰いたかった。
二転三転する展開に執着し過ぎて、細かい部分が大雑把です。
アッとはなるけれど、それを踏まえて物語を整理しようとすると少しずつ疑問が起こり、何か狐につままれた様。
妄想晩餐会で1人芝居を繰り広げるデヴィッド・ハイド・ピアースの演技は笑えます。
特に、疑似セックスしているシーンは異様過ぎて気持ち悪い位(笑)。
ウォーウィックの本職をバラす所までは歪んだ雰囲気が滑稽で引き込まれたのだが、それ以降は辻褄性が余りにも合わなくて納得出来ない自分が居ました。
深く考えちゃいかん作品なのかもしれませんが、やっぱり考えれば考える程合点がいかないよ。
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★☆
11/07/08DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-06-24
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ
監督:ニック・トムネイ
脚本:ニック・トムネイ
編集:ニック・トムネイ
出演:デヴィッド・ハイド・ピアース、クレイン・クロフォード、ナサニエル・パーカー、ミーガン・ペリー
<ストーリー>
警察に追われる銀行強盗犯のジョンは、高級住宅地の豪邸に逃げ込む。そこの主人ウォーウィックを騙してまんまと家の中へと入り込んだジョン。一方、今夜も友人を招いてパーティを開く予定のウォーウィック。思いがけない客人の登場にも、“完璧なホスト”にこだわる彼は温かくもてなすことに。やがて、強盗犯であることがバレたジョンは、包丁をふりかざしてウォーウィックを脅し始めるが…。
<感想>
まぁ確かに予測不能な展開ではある。
脅す者、脅される者の立場が逆転する所はありきたりだが、イッちゃっているウォーウィックの本職が実は・・・という意表を突く終盤での急展開は驚きがあって面白い。
只、捻りに工夫を凝らし過ぎて、結果的にはあの晩餐会は何だったのかが今一つ良く分からなくなっているのが惜しい。
ジョンを生かしたのはお金目的だと分かるが、余りにも事が上手く行き過ぎてすっきりしない部分もある。
スクラップブックに貼り付けられていた過去の被害者と同様の写真をジョンも撮られた訳だが、何故にわざわざ傷の特殊メイクまで施されてゴミ捨て場に放置されていたのか意図そのものが良く分からない。
別に意識朦朧とした状態のままで解放すればそれでいいやんと思うのだが。
そもそも、ジョンが大金を独り占めにするというのを、家に招き入れてからどの時点で分かったんだろうか。
シモーンが裏切るってのも把握していたんだろうか。
イッちゃっているように見せかけて実はプロファイリングの達人とか?
う~ん、ウォーウィックという男の本性がイマイチ掴めません。
この辺、もう少し掘り下げて描いて貰いたかった。
二転三転する展開に執着し過ぎて、細かい部分が大雑把です。
アッとはなるけれど、それを踏まえて物語を整理しようとすると少しずつ疑問が起こり、何か狐につままれた様。
妄想晩餐会で1人芝居を繰り広げるデヴィッド・ハイド・ピアースの演技は笑えます。
特に、疑似セックスしているシーンは異様過ぎて気持ち悪い位(笑)。
ウォーウィックの本職をバラす所までは歪んだ雰囲気が滑稽で引き込まれたのだが、それ以降は辻褄性が余りにも合わなくて納得出来ない自分が居ました。
深く考えちゃいかん作品なのかもしれませんが、やっぱり考えれば考える程合点がいかないよ。
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★☆
11/07/08DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-06-24
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ