銀幕大帝α

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マッハ!参

2011年07月06日 23時55分24秒 | 亜細亜アクション
ONG-BAK 3/10年/タイ/94分/アクション/劇場未公開
監督:トニー・ジャー、パンナー・リットグライ
製作:トニー・ジャー
脚本:トニー・ジャー、パンナー・リットグライ

出演:トニー・ジャー、ダン・チューポン、ペットターイ・ウォンカムラオ

<ストーリー>
ティンは、国王に謀反を起こし、新王朝設立を企てるラーチャセーナに戦いを挑むが、悪名高き山賊“ガルーダの翼峰”を操るラーチャセーナの返り討ちに遭う。さらに“鴉男”の魔の手が伸び…。

<感想>
中途半端に終わった『弐』からの続き。

ちょっと象さん使い過ぎちゃうかな~。
そこまで拘る必要無いと思うんだけれどなぁ。
象さんの血まで飲ませる必要があります?
どんな味か知らんけど気持ち悪過ぎ。

序盤は拷問されまくるジャー。
中盤は長髪・髭もじゃで悟りを開ていくジャー。
終盤は秘拳・踊りの舞で敵を翻弄しまくるジャー。

ジャーの練習風景ばっかりでアクション・シーン少な過ぎ。
その僅かなアクションにもちっとも燃えないのもどうしたものか。
型が民族舞踊だから迫力が無いし、ドッドッドッと足踏みしながら前進する妙なスタイルが凄い様で凄くない様なヘンテコぶり。

そもそも、時間が逆行し、仏と化すジャーが意味不明過ぎ。
ファンタジー化させてどうするねん。
完全に迷走しちゃった感、ありあり。

流石のジャーも自分の監督としての才能の低さに幻滅したのか、作品完成後、本当に悟りを開く為に出家してしまった事は記憶に新しい。

監督は他人に任せて、ジャーはアクションだけやってなさい。
これは無かった事にしてあげます。
代わりに『トム・ヤム・クン!2』に期待ジャー。

関連作:
『マッハ!』(第1作)
『マッハ!弐』(第2作)
『マッハ!参』(第3作)

評価:★★☆
11/07/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-07-06
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ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

2011年07月06日 23時03分10秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
THE CHRONICLES OF NARNIA: THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER/10年/英/112分/ファンタジー・アドベンチャー/劇場公開
監督:マイケル・アプテッド
原作:C・S・ルイス

出演:ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィル・ポールター、ベン・バーンズ
声の出演:リーアム・ニーソン、サイモン・ペッグ

<ストーリー>
ペベンシー兄妹は従兄弟のユースチスの家に掛けられた帆船の絵の中に吸い込まれ、再びナルニアへ。王となったカスピアンたちと共に7本の魔法の剣を探す航海の旅に出るが…。
<感想>
今作は兄妹の上2人は冒険に参加しません。
その代わりに従兄弟のユースチスが半ば強引にナルニアへ。
専らお笑い担当なのが可笑しいです。

旅立つ前の導入部分がザックリなのが良いよね。
映画が始まってものの10分でナルニアに居るので、直ぐに冒険の世界に入り込めてワクワクしてきます。

色んな土地に上陸して色んな出来事に遭遇しますが、ユースチスが黄金の誘惑に負けてドラゴンに変身してしまうのが面白かったですし、その事で捻くれたガキから少し大人へと一皮剥けていく過程が楽しい。
次作ではユースチスが中心になりそうな予感。
アスランも別れ際にそれを示唆する様なセリフを言っていましたしね。
そうそう、その別れの場所での高波に覆われた砂浜がとても印象に残るほど美しく描かれていました。

時間を忘れるほどのアドベンチャー・シーンが多く、楽しむ作品としては申し分無い出来。
只、前2作よりかは見応えは薄くなっているように感じました。
場面の大半が船の上というのは少し寂しい気もします。
巨大ウミヘビとの戦いにも、もっと活劇の幅を広げて欲しかったかな。
『ナルニア』の世界観を楽しみたいのに、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の焼き回しを観ているかの様な変な錯覚に陥っちゃいました^^;

でも、やっぱりこのシリーズは大好きです。

後、ネズミのリーピチープがカッコいい&可愛い。
主役のペペンシー兄妹の存在を完全に食ってしまっています(笑)。
画面狭しと大ハッスルしている姿が愛らしい。
彼は1人勇ましく高波の向う側へ旅立って行っちゃいましたが、今後はどの様な形で再会を果たしてくれるのでしょうか。
もう出て来なかったら、私、泣いちゃいますよ~。
泣くと言えば、リーピチープに根性を鍛えられたユースチスとのお別れのシーンがほんのりと感動的でした。

関連作:
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005)』(第1作)
『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛(2008)』(第2作)
『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010)』(第3作)

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★
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メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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