銀幕大帝α

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プラトーン・オブ・ザ・デッド

2011年07月11日 21時42分03秒 | 洋画ホラー
PLATOON OF THE DEAD/09年/米/82分/ゾンビホラー・アクション/オリジナルビデオ
監督:ジョン・バウカー
脚本:ジョン・バウカー

出演:アリアウナ・オルブライト、アマンダ・バウンズ、タイラー・デヴィッド

<ストーリー>
舞台は第三次世界大戦が勃発した遠い未来。ある日、海兵隊はゾンビ軍の奇襲を受ける。生き残った3人の兵士は合流地点へ向かう途中、空き家を見つけ…。

<感想>

アカン

アカン

アカン

アカン

アカンくない

タイホなし~。

というのもズッコケル程の地雷作品だが、変てこなシーンが目白押しで、ツッコミ映画としては最適だからだ。

まず軍兵が持つ銃。

光線銃だ!!
ピュンピュンと情けない音を発して光線が放たれます。

それに当たったゾンビはどうなるのかと言うと・・・ウガァと絶叫して倒れたら消えます。
ゾンビを消す銃です。
凄いです。

仮にもしこの光線を人間が浴びたらなら・・・内臓をやられて嘔吐するだけで特に何ら大きなダメージは受けません。
数時間経つと元気です。

次にゾンビと言えば人間ムシャ喰いですが、度キツイ描写は全くありません。
噛みそうで噛まないゾンビなんかも出てきて、恐怖感ゼロです。
一応臓物を食べているシーンはありますが、あくまでもそれを食べている姿のみで、肝心の生きた人間から臓物を引っ張り出すという直接的な描写は無し。

更にゾンビが出てきた経緯ですが、実は1人の少女が遊びで交霊術をやったからだそうです。
その少女はゾンビを呼び出した張本人なので、ゾンビたちは彼女を襲いません。
そこで、ゾンビを消し去る為には少女が必要と解釈した軍人たちですが、全く守ろうとする姿勢が見られません。
ほったらかして、先々に逃げています。
なので、当然の如く、少女は

死んじゃいます。
人類の運命を握る少女が死んじゃうんです。

え!?死んじゃったら話終わらないやん!

と思っていたら、本当に話が終息しないままエンドロールが流れ出しました。

他にも、なんやねん!とツッコミまくりのシーンが大量に放り込まれています。
一軒家に隠れていた1人の女が、いきなり目口から光を放って良く分からないモンスターになる所が良い例です。

始まって直ぐにハンディカム撮影と分かり、あ、ヤバいモノを観始めちゃったかも、と不安に駆られましたが、正しく不安的中。

脚本はあるがストーリーボードはない。
行き当たりばったりで作った様なトンデモZ級作品。

酷いのは確かですが駄作ではないです。
珍作です。
製作者側の熱意すらも伝わってきませんが、余りにもバカバカしくてついつい観てしまった私は相当の暇人。

評価:★☆
11/07/11DVD鑑賞(旧作)
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コメント (2)
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