銀幕大帝α

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襲撃者の夜

2011年10月11日 23時51分33秒 | 洋画ホラー
OFFSPRING/09年/米/79分/食人スプラッター・ホラー/劇場未公開
監督:アンドリュー・ヴァン・デン・ハウテン
製作:アンドリュー・ヴァン・デン・ハウテン
原作:ジャック・ケッチャム
脚本:ジャック・ケッチャム

出演:アート・ヒンドル、ポリアンナ・マッキントッシュ、アナ・テスラー、ジャック・ケッチャム

<ストーリー>
北米東海岸沿いのリゾート地で残忍な殺人事件が発生。女性ふたりが犠牲になり、赤ん坊が行方不明に。11年前に同じ場所で起こった惨劇を想起した地元警察は、全力で捜査に当たるが…。

<感想>
残酷少女監禁もの『隣の家の少女』の原作者ジャック・ケッチャムによる食人ホラー映画。

この作品の面白い所は、現代人が未開の地に行き食人族に出くわすという、所謂『食人族』系統の王道的なものではないという部分。

リゾート地で普通に生活する家族を、その地の穴倉で暮らす食人集団が窓やドアをけ蹴破って侵入し、ウホウホ言いながら追い掛け回し惨殺すると、その場で解体し、袋に詰めて住み家に持ち帰っていくのだ。

どのような経緯で食人集団が生まれたのかは、本作を観る限りでは良く分からない。
これは前作『Off Season』を知っておかなければいけないのかもしれないが、そもそも映画化ってされているの?

本作では警官隊との衝突と、穴倉に拉致され今にも殺されそうなファミリーの恐怖を描いている。

兎にも角にも、陰惨な描写が荒波の様に押し寄せてくるので、気分を悪くする事間違いない。
それでもつるべ打ちの残酷シーンと、不謹慎なストーリー展開に引き込まれてしまう毒素性も兼ね揃えているので、ホラーファンは観て損はないと思う。

観て後悔するか、観ないで後悔するか。

全ては貴方次第。

因みに本編では1人の食人少女が深手の傷を負いながらも闇へと消えていく。
この後、一切出て来ないのだが、その後の足取りは近々公開されるであろうラッキー・マッキー監督作『The Woman』で観る事が出来る。
詳しくはZOMBIE手帖ブログのコチラの記事にて。

評価:★★★
11/10/10DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2011-06-24
メーカー:アース・スター エンターテイメント

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