銀幕大帝α

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フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :交霊/メモリー

2011年10月15日 00時31分10秒 | 洋画ホラー
FEAR ITSELF/08年/米/各話約40分/ホラー/TVM
監督:ロブ・シュミット、ルパート・ウエインライト

<ストーリー>
女子高生のシェルビーは親友との霊遊びの最中、自殺した友人の霊と交信。霊は「私は殺された」とふたりに告げ…。「交霊」と「メモリー」の全2話を収録。

<感想>
著名なホラー監督が集った1話完結のホラー作品。
第1話目『交霊』

監督は『クライモリ』のロブ・シュミット。

ハロウィンの夜、2人の女子高生が日本で言う「こっくりさん」を始める。
すると、彼女らの同級生である目に見えない霊が現れ、2人に「私は殺された」と文字で告げる。
果たしてその同級生は誰に殺されたのか。

話が進むにつれ、犯人が殺されたと告げる同級生が在籍していたチア部の顧問ではないかと疑いが持ち上がってきます。
女子高生の1人がその先生の家に侵入し、ある薬を見付けた事で確証を得るのですが、しかし・・・。

ラストは2段オチになっていますが、話の辻褄性がしっかりとしているので納得出来る範囲に収まってはいます。
サスペンスとゴーストホラーが上手く噛み合っていて面白い作品になっているのではないでしょうか。
只予測できるビックリ演出ばかりだったので、その辺にはもう一工夫が欲しかったかも。

第2話目『メモリー』

監督は『ザ・フォッグ』のルパート・ウエインライト。

あるマンションに引っ越してきた青年。
しかし、その日を境に、ある男の幻覚を見る事になる。
相談した神父によれば彼の前世ではないかと。

日増しに幻覚は強くなり、彼はその男が恋人を惨殺する記憶(メモリー)にまで辿り着きます。
そしてその行為は現実とシンクロしていき・・・。

ラストはこれまた意外な結末。
見せられた記憶通りだと殺すはずが、実は・・・というオチは捻りがあって面白い。

最後は盛り上がっていくのだが、そこまでは現実と過去を行ったり来たりを、殺人に至るまでの‘説明’として淡々と描いているだけなので、ちょっと退屈に思える所が勿体無い。

2作品共、ハラハラさせる演出が少しばかり薄い気がする。

関連作:
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :二人の男/Xデイ』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :マンイーター/疑惑』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :交霊/メモリー』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :サクリファイス/獣医』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :声/ドッペルゲンガー』
『フィアー・イットセルフ :コミュニティ/生還/サークル』

評価:
『交霊』★★★
『メモリー』★★☆
11/10/13DVD鑑賞(新作)
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