銀幕大帝α

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パラダイス・キス

2011年10月26日 23時20分09秒 | 邦画ロマンス
11年/日本/116分/青春ロマンス・ドラマ/劇場公開
監督:新城毅彦
原作:矢沢あい
主題歌:YUI『HELLO ~Paradise Kiss~』
エンディングテーマ:YUI『YOU』

出演:北川景子、向井理、山本裕典、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希

<ストーリー>
有名進学校に通う女子高生・早坂紫は、ある日専門学校の学園祭のショーモデルを頼まれ、そこでデザイナーの卵たちと知り合うが…。
<感想>
北川景子の女子高生姿はギリセーフかなぁ。

う~ん。。。
期待したほど胸キュンするシーンが無かったです。
原作が少女漫画だからもっとドキッとさせられたりジーンとさせられたりするのかと思っていたけれど、至って普通のロマンスって感じで、特別思い出深い場面にも出会えず、最後まで感情変化も無いまま観ちゃってました。

あ!そういや、実和子役の大政絢が良かった。
癒し系キャラってのも私的にツボだったけど、声がむちゃ可愛かったな~。
何気にいちゃつき後のブラ見せもオイシイww

それ位か(笑)。

まぁ北川景子が別に好みでもファンでもないし、向井理に至ってもイケメンとは思ってないし。
(じゃあ観るなよってか。暇潰しに借りただけだからねぇ。すまんね。)
てか、あのファッションで学校に乗り込んで来る向井理にすっげぇ引いた。
恥ずかし過ぎるだろ。
浮きまくりじゃねぇか。
こいつには羞恥心ってものがないのか。
反感買うかもしんないけれど、帽子も似合ってねぇし。
ダサッって思っちゃったら終わりやね。
一気に魅力感じなくなっちゃった。

本編最大の見せ場であるはずのファッション・ショーに関しても。
ここは大袈裟過ぎてもいいからもっと盛り上げるべきでしょ!
って思っちゃう位、地味。
北川景子と向井理とのキスシーンを撮りたいが為の前振り程度みたくなっちゃっている。
あの北川景子のウォーキングの何処に観客が魅了されて拍手喝采巻き起こしたのかも想像が付き難い。

2人のキスはラストのニューヨークにおけるアパートの一室でのワンシーンだけに絞った方が良かったんじゃないかなぁ。
お互い好きなのにそれを言えないまま離れ離れになっちゃって、それでも運命のいたずらか異国の地で出会った事で感情を抑えられなくなり、初めての口づけを交わすってなシチュエーションの方が絶対感動的なものになったと思うんだけど。

全体的に観て、どうにも私をドキドキさせてくれるような演出が凄く乏しい。
おもわずこっちまで照れてしまいそうな位の愛の表現を映し出して欲しかったな~。

優等生ぶった生真面目臭いロマンスはどうにも好きになれません。

好みの作品じゃなかったけれど不思議と退屈はしなかったのが救いかな。

オフィシャル・サイト

評価:★★★
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レンタル開始日:2011-10-26
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REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇

2011年10月26日 02時10分17秒 | 洋画ホラー
QUARANTINE 2: TERMINAL/11年/米/86分/細菌パニック・ホラー/劇場未公開
監督:ジョン・ポーグ
脚本:ジョン・ポーグ

出演:メルセデス・マソーン、ジョシュ・クック、マッティ・リプタク

<ストーリー>
ロサンゼルスを飛び立った小型旅客機内で突然乗客が激しく嘔吐し、凶暴化。危機を感じた機長は緊急着陸を決行するが、ターミナルは防護服を着た警官隊が包囲しており…。

<感想>
スパニッシュ・モンスター・パニックの傑作『REC/レック』のメリケン産リメイク『REC:レック/ザ・クアランティン』の続編。

オリジナルの方はパニック・ホラーからオカルト・ホラーへとジャンルを変えつつ、きちんとP.O.Vを抑えて面白怖く最高の変貌を遂げていました。

が、こちらは2作目でも感染パニックを継続してます。
前作の惨劇から間を置かず、舞台を飛行機へと移行。
乗客の1人が例のアパートから持ち出した実験用モルモットを機内に持ち込んだ事から、事態は一気に悪化。
デブがモルモットに噛まれた事で、ゲロを巻き散らしながら一気に狂人化。
次々と乗客に噛みつき、お仲間急増。
ゲロを舐めた猫も凶暴と化し、モルモット群も逃げ出した為、生き残りは一目散にターミナルへ。
しかし、後から後から感染者も物凄い勢いで追いかけてくる有様に、1人また1人と犠牲となっていく。

うわ~やっちゃったな~ってのが率直な感想。

だってこのシリーズってP.O.Vが売りでしょ?
それを廃してしまったら何の取り柄もないやん。
一応、終盤に暗視ゴーグル視点の描写はあるんやけど、ちっともドキドキさせる為の効果を発揮していないですし。

恐怖的な演出も薄く、はっきり言って全く怖くない。
感染者が襲ってくる辺りにも工夫というものが感じられず、単に細菌が広がって犠牲者が増えていく様を特にこれといった盛り上がりも見せず、足早に描いているだけ!

あれがこうなって結局そうなりました

という何ら捻りも味付けも無い、バカでも考え付きそうな平凡なストーリー展開。

いかに本家の方が続編作りの上手さが突出しているかが良く分かる。

大方予想はついていたけれど、やっぱり米人にオリジナルの続編作らせたら下手糞ですな。
アイデア勝負のこの時代に、変化球を交えず堂々とストレートで挑んで来る潔さには鼻で笑っちまうわ。
雰囲気だけは一丁前にホラーだが、面白いホラー、怖いホラーとしてはまるで成り立っていない。
誰が観てもダメだこりゃ、な一本。

本家の3作目は凄く観たいが、こちらの3作目はもういらんぞ!!

オフィシャル・サイト(英語)

関連作:
『REC:レック/ザ・クアランティン(2008)』(第1作)
『REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』(2011)(第2作)

評価:★☆
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メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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私がクマにキレた理由(わけ)

2011年10月26日 00時51分17秒 | 洋画コメディ
THE NANNY DIARIES/07年/米/106分/コメディ/劇場公開
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
原作:エマ・マクローリン『ティファニーで子育てを』

出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ、クリス・エヴァンス
<ストーリー>
大学を卒業したばかりのアニーは、ある日事故に遭いそうになった少年を助けたことをきっかけに、彼の母親から子守りとして雇われる。
<感想>
「私の名前はアニーです」
と名乗った所
「え?ナニー(子守り)なの?だったらウチの子の世話をお願い」
と、何か成り行きでセレブ家庭の子守りをする事になった女性のお話。

子守りちゅうより、奴隷やん(笑)。

何せ奥様が自分勝手だし、世界は私を中心に回っているみたいな考えをお持ちになられているので、子供の事はほったらかしで自由気まま。

そんな彼女に振り回されっ放しのアニーはストレスが溜まる一方。

母親には内緒で始めた仕事故、ろくに電話で話も出来ない。
同じマンションに住む男性に好意を寄せるも、デートしたら即クビなのでアタックも出来ない。

苛々が募り仕事を辞めたいという気持ちが高ぶるも、子守りをしている少年グレイヤーがかなり自分を慕ってくれているので、どうにも決心がつかず。

そんなあやふやな気持ちでずるずるとナニーの仕事をし続けるアニーでしたが、遂に恋人の存在がバレてジ・エンド。

一方的に言いたい事言われて追い出され、最後に渡された給料ははした金。

ブッチ~ン

ときたアニーはクマにキレるのです。

クマとは縫いぐるみのクマさんで、その中には
‘ナニーカメラ’
が仕掛けられているのですが、それを見付けたアニーがカメラに向かって鬱憤を晴らすのです。

でもそこに映っていたのは、子供の面倒を一切見ない母親に対しての、アニーからの優しさとも取れるお願いが込められたセリフの数々でした。

それを観た奥様は心改めて・・・。

落ち着く所にきちんと落ち着いた感じの終わり方ですかね。
話の纏まり方は良いと思います。
けど、それほど心に残る様なストーリーではなかったかなぁ。
もうちょっと心が温まるものがあっても良かったんじゃないかな。
それとスカーレット・ヨハンソンの存在が余りにも薄過ぎます。
奥様を演じたローラ・リニーにインパクト有り過ぎってのもあるのですが。

退屈させない作りにはなっていますが、作品としては思っていた程コメディしておらず、普通な感じでした。

スカ嬢のピンクパンティもろ見せに全く色気を感じなかったは、多分紐パンじゃなかったからだろうな。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
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メーカー:ショウゲート
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