THOR/11年/米/115分/アクション・アドベンチャー/劇場公開
監督:ケネス・ブラナー
製作総指揮:スタン・リー
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、ステラン・スカルスガルド、浅野忠信、レネ・ルッソ、アンソニー・ホプキンス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェレミー・レナー
<ストーリー>
神の世界の戦士・ソーは、その傲慢さから神の国を危機にさらしてしまう。それに怒った父・オーディンは、ソーの力と権力を奪い地球に追放するが…。
<感想>
俺様神様、マイティ・ソー!!
CMで流れていたこのフレーズ結構好き。
神々の方たちが人間界の人々と関わって行く事で、どう話が弾んでいくのかと思っていましたが、ちょっとコメディ風味も味わえつつ、豪快なアクションも楽しめ、面白い作品になっていました。
序盤でのヨトゥンヘイム(氷の巨人がいる国ね)における筋肉王子ソーの豪快な暴れっぷりからしてワクワクしっ放し。
ムジョルニア(通称むにょむにょ(笑))を使ってのガッツン!ドッカン!は派手さが爆発しちゃって楽しかったな~。
スーパーマンみたく移動する姿も大袈裟で笑えちゃう。
王の怒りに触れ、追放されたソーが人間界に落ちた最初辺りは異国人交流みたくクスッとなります。
電流ビリビリや注射打たれて即行気絶するソーの情けない姿にププ。
ぼけぇと歩いていて車に激突されるソーが可笑しい過ぎ。
美味い!ガシャンッ、おかわり!!とか最高。
ペットショップ店員とのやりとりにもアハハ。
「馬をくれ!」だもん。
ロキが放ったデストロイヤーとコスプレ軍団(爆)との田舎町大決戦は、終盤に入る前の一番の見せ場。
高貴な心を得たソーが、ムジョルニアを手にした途端、人間の体から神の体へと戻る所はすっごくカッコ良い。
友もタジタジだったデストロイヤー相手に圧勝。
俺様最強!!
みたく粉塵の中から歩み出てくる堂々たるお姿に惚れ●^^●
そりゃあこんな男前で強くて紳士的なソーだったらジェーンもイチコロだわ。
うわ、もう辛抱たまらん!!
と、ジェーンの方から情熱的にキスしまくるのだから。
その気持ち、分かるわ~。
フォフォフォとバルタン星人みたく分身攻撃しかけてくるロキに対しても、流石王も素質を認めたソーだけあって苦戦ってのも殆どなし。
全編、ソーの一人舞台って程で圧倒的な力の強さを見せつけてくれて爽快でした。
だから、余計にウォリアーズ・スリーの影の薄さを痛感されられちゃいましたね。
なんか余り役に立ってないんだもん浅野忠信。
強さの他に愛と優しさも学び、一回りも二回りも成長したソー様の地球を見降ろしジェーンを想う眼差しがとっても素敵で御座いました。
本作もお約束通り、エンドロール後に『アベンジャーズ』とリンクするシーンがありましたが、ふふっ、そうは簡単にはくたばりませんってか、悪玉ロキさん。
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オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『マイティ・ソー(2011)』(第1作)
『アベンジャーズ(2012)』
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)』(第2作)
『マイティ・ソー バトルロイヤル(2017)』(第3作)
『ソー:ラブ&サンダー(2022)』(第4作)
評価:★★★★
11/10/21DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-10-21
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン