AVN/ALIEN VS NINJA/10年/日本/80分/SF時代劇アクション/PG12/劇場公開
監督:千葉誠治
プロデューサー:千葉誠治
脚本:千葉誠治
出演:三元雅芸、柏原収史、土平ドンペイ、肘井美佳
<ストーリー>
時は戦国時代。宇宙からの未確認飛行物体が伊賀の里近くの森に不時着。伊賀の下忍衆である耶麻汰らは、一撃必殺の罠を仕掛けてエイリアンへの攻撃を企てるが…。
<感想>
世界に向けて配信されたレーベル“SUSHI TYPHOON”からの第1弾。
忍者がエイリアンと戦うといったコンセプトはいかにも海外受けしそうだ。
現にハリウッドでのリメイクも決定しているそう。
監督は武田梨奈を上手く使いこなせずに中途半端なアクション映画として撮ってしまった『女忍 KUNOICHI』の千葉誠治。
惜しいなぁってのが率直な感想。
そんなお笑いキャラいらんだろ、そんな下らないシーン何でいれた?
そう思う事が多々ある。
題材が凄く魅力的なだけに、こういうVSものはギャグとかユーモアとかは省いて、大真面目に撮った方が作品の質としても良くなったんじゃないかと思うのです。
アクション場面はかなり出来が良いのよ。
三元雅芸を初め、紅一点の肘井美佳も、それなりに忍者のイメージに近い動きをしていて画面を大いに賑わせてくれています。
肘井美佳のブリッジ刀避けなんて本当にすげぇもん。
アクションの余韻に浸っている中、寒過ぎるおねぇキャラとか、B級芸人並みのコントみたいなのが頻繁に出てくるから、瞬間的に盛り上がった気持ちが一瞬にして消されてしまって白けるのなんのって。
予算の都合かもしれないけれど、安っぽいボディスーツみたいなのを着たエイリアンも残念な感じやねぇ。
子供向けの戦隊ヒーローものじゃないんだからさぁ。
怖さを生み出す意味でも高度なCGで描いた方が良かったんじゃない?
それ位の金はあるっしょ。
手作り感丸出しの死体・臓物・小型エイリアンは多少目を瞑るとしても、メインとなる灰色エイリアンくらいは制作に力を入れて欲しかったなぁ。
デザインもちょっと微妙なんだよね。
最後の件もいらんと思う。
青年の意図というものが明確に表されていないから意味が分からん。
ハリウッドでリメイクする際にはこれら駄目な部分はかなり改善されそうな予感。
向うは無駄に金かけそうだし。
脚色も上手くやってくれそうだし。
演出的にも技術的にも才能あるハリウッド監督が撮れば、この作品は極上のエンターテイメント作品に化ける可能性あり。
本作にあるアイデアとアクションは評価していますよ。
だから更なる上の物が観たくてリメイクに期待しちゃうのかもしれないな。
オフィシャル・サイト
参考:
『AVN/エイリアンVSニンジャ(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『ヘルドライバー(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『極道兵器(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『デッドボール(2011)』(SUSHI TYPHOON まつり)
評価:★★★
11/12/05DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-02
メーカー:日活
監督:千葉誠治
プロデューサー:千葉誠治
脚本:千葉誠治
出演:三元雅芸、柏原収史、土平ドンペイ、肘井美佳
<ストーリー>
時は戦国時代。宇宙からの未確認飛行物体が伊賀の里近くの森に不時着。伊賀の下忍衆である耶麻汰らは、一撃必殺の罠を仕掛けてエイリアンへの攻撃を企てるが…。
<感想>
世界に向けて配信されたレーベル“SUSHI TYPHOON”からの第1弾。
忍者がエイリアンと戦うといったコンセプトはいかにも海外受けしそうだ。
現にハリウッドでのリメイクも決定しているそう。
監督は武田梨奈を上手く使いこなせずに中途半端なアクション映画として撮ってしまった『女忍 KUNOICHI』の千葉誠治。
惜しいなぁってのが率直な感想。
そんなお笑いキャラいらんだろ、そんな下らないシーン何でいれた?
そう思う事が多々ある。
題材が凄く魅力的なだけに、こういうVSものはギャグとかユーモアとかは省いて、大真面目に撮った方が作品の質としても良くなったんじゃないかと思うのです。
アクション場面はかなり出来が良いのよ。
三元雅芸を初め、紅一点の肘井美佳も、それなりに忍者のイメージに近い動きをしていて画面を大いに賑わせてくれています。
肘井美佳のブリッジ刀避けなんて本当にすげぇもん。
アクションの余韻に浸っている中、寒過ぎるおねぇキャラとか、B級芸人並みのコントみたいなのが頻繁に出てくるから、瞬間的に盛り上がった気持ちが一瞬にして消されてしまって白けるのなんのって。
予算の都合かもしれないけれど、安っぽいボディスーツみたいなのを着たエイリアンも残念な感じやねぇ。
子供向けの戦隊ヒーローものじゃないんだからさぁ。
怖さを生み出す意味でも高度なCGで描いた方が良かったんじゃない?
それ位の金はあるっしょ。
手作り感丸出しの死体・臓物・小型エイリアンは多少目を瞑るとしても、メインとなる灰色エイリアンくらいは制作に力を入れて欲しかったなぁ。
デザインもちょっと微妙なんだよね。
最後の件もいらんと思う。
青年の意図というものが明確に表されていないから意味が分からん。
ハリウッドでリメイクする際にはこれら駄目な部分はかなり改善されそうな予感。
向うは無駄に金かけそうだし。
脚色も上手くやってくれそうだし。
演出的にも技術的にも才能あるハリウッド監督が撮れば、この作品は極上のエンターテイメント作品に化ける可能性あり。
本作にあるアイデアとアクションは評価していますよ。
だから更なる上の物が観たくてリメイクに期待しちゃうのかもしれないな。
オフィシャル・サイト
参考:
『AVN/エイリアンVSニンジャ(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『ヘルドライバー(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『極道兵器(2010)』(SUSHI TYPHOON まつり)
『デッドボール(2011)』(SUSHI TYPHOON まつり)
評価:★★★
11/12/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-02
メーカー:日活