PIRANHA 3D/10年/米/89分/パニック・ホラー/R15+/劇場公開
監督:アレクサンドル・アジャ
製作:アレクサンドル・アジャ
出演:エリザベス・シュー、アダム・スコット、ジェリー・オコンネル、ヴィング・レイムス、ジェシカ・ゾー、スティーヴン・R・マックイーン、ケリー・ブルック、ディナ・メイヤー、イーライ・ロス、クリストファー・ロイド、リチャード・ドレイファス
<ストーリー>
毎春恒例のイベントで盛り上がるビクトリア湖周辺で大規模な地割れが発生。その裂け目から何千匹ものピラニアが発生し…。
<感想>
アジャ監督!
貴方は本当に観客を楽しませるホラー映画の作り方を分かってらっしゃる!!
エロ
グロ
バカ
ホラーに欠かせない必須アイテムをきちんと取り入れ、それらを上手く作品に活かして最高級のエンタメショーとして確立させているのだから恐れ入りました。
【エロ】
でかパイ女どもが胸を揺らして腰を振り踊る、踊る。
なんて華やかな光景なんだ!
特に眼を引きつけられたのが
美女2人による水中全裸ダンス。
美しい。。。
まるで魅惑の人魚の様。
うっとりとした。
【グロ】
冒頭でピラニア軍団に食い殺されるのが海洋学者マット・フーパーこと『JAWS/ジョーズ』のリチャード・ドレイファス。
役名も同じというサービス精神。
巨大鮫には勝った男だが小型の人喰い魚の群れには勝てず、モノの見事に無惨死。
中盤辺りから始まる湖で馬鹿騒ぎする若者達が、大挙押し寄せてきたピラニアにより肉塊となり、一瞬にして血の湖と化す様は正に地獄絵図そのもので、切り株派にとっては狂喜乱舞のスプラッター祭り。
テンション↑↑
(この模様は例の如く画像を使って別途に上げます。)
殺されるのがバカばかりだから全く可哀想と思わせない所が最高に楽しい。
【バカ】
あの『スタンド・バイ・ミー』のデブ、ジェリー・オコンネルが立派な助平野郎として登場。
役もポルノ監督というナイスさ。
美女の裸体に酒を降り注いで、絶品のバカ面で「うひょ~」とか言っている姿に大爆笑。
死に際に残したセリフにも吹いた。
相当「ウェット・Tシャツ・コンテスト」に未練があったらしい(爆)。
そのコンテストの司会者をしているのが切り株監督イーライ・ロス。
最近はやたらと俳優業にも励んでいる正真正銘のバカだ。
踊る美女のTシャツに水鉄砲を吹きかけて「透けろ、透けろ!イェ~ィイ!!」と、これまたバカ丸出し、絶好調。
死に方もパーフェクト!
エキストラの若者全員もバカばかり。
その中でも錯乱した青年がボートで闇雲に湖を走り回って、逃げ迷うバカ共を無造作に轢き潰して行く様に突き抜けたバカ野郎を感じて面白かった。
結局の所、メインキャラの中でまともな人間はジェイク役のスティーヴン・R・マックイーンと母親のエリザベス・シュー位じゃないか。
これら全てを含めてバカ見本市みたいな作品だった。
これ位潔くやってくれた方が私としては清々しい。
オリジナル『13金』みたいなオチも良い。
兎に角、始まりから終わりまでエログロいコメディみたいな流れなので全く飽きなかった。
マジ最高!
熱帯魚屋のオヤジとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイドが出ている。
吹き替えで観ていたのだが、声を担当していたのが、TVOA時のドクの時と同じ穂積隆信だった。
こういう細かい気配りにはニヤリとさせられる。
余談だがヴィング・レイムスの吹き替えを担当しているのが、あの出川哲朗だ。
あの独特な喋りで「やべぇよ!やべぇよ」とぶつぶつ叫んでいた(笑)。
それと、本作にはそれなりの美女が出てくるが、全員頭空っぽそうなので遠慮しておく。
その変わり、ジェイクの妹ちゃんが可愛かった。
こういう娘が欲しい。
過去のアジャ作品に対する私の評価を確認してみたら軒並み高評価。
『ハイテンション』★3つ半。
『ヒルズ・ハブ・アイズ』なんて★4つ半も付けている。
『ミラーズ』に至っても同じく★4つ半。
この『ピラニア』も含め大半がリメイク作なのだが、作り変えるのが上手いんだろうな。
監督としての才能・センスがあるんだろう。
私にとってはアジャの作品とは相当相性が良いって事が本作でも確認出来た次第。
これからもアンタに期待するぜ!!
オリジナルの作品も撮って下さい。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:
『ピラニア(1978)』(オリジナル)
『ピラニア3D(2010)』(第1作)
『ピラニア リターンズ(2012)』(第2作)
評価:★★★★
11/12/25DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-12-21
メーカー:ブロードメディア・スタジオ
切り株画像はこちら
監督:アレクサンドル・アジャ
製作:アレクサンドル・アジャ
出演:エリザベス・シュー、アダム・スコット、ジェリー・オコンネル、ヴィング・レイムス、ジェシカ・ゾー、スティーヴン・R・マックイーン、ケリー・ブルック、ディナ・メイヤー、イーライ・ロス、クリストファー・ロイド、リチャード・ドレイファス
<ストーリー>
毎春恒例のイベントで盛り上がるビクトリア湖周辺で大規模な地割れが発生。その裂け目から何千匹ものピラニアが発生し…。
<感想>
アジャ監督!
貴方は本当に観客を楽しませるホラー映画の作り方を分かってらっしゃる!!
エロ
グロ
バカ
ホラーに欠かせない必須アイテムをきちんと取り入れ、それらを上手く作品に活かして最高級のエンタメショーとして確立させているのだから恐れ入りました。
【エロ】
でかパイ女どもが胸を揺らして腰を振り踊る、踊る。
なんて華やかな光景なんだ!
特に眼を引きつけられたのが
美女2人による水中全裸ダンス。
美しい。。。
まるで魅惑の人魚の様。
うっとりとした。
【グロ】
冒頭でピラニア軍団に食い殺されるのが海洋学者マット・フーパーこと『JAWS/ジョーズ』のリチャード・ドレイファス。
役名も同じというサービス精神。
巨大鮫には勝った男だが小型の人喰い魚の群れには勝てず、モノの見事に無惨死。
中盤辺りから始まる湖で馬鹿騒ぎする若者達が、大挙押し寄せてきたピラニアにより肉塊となり、一瞬にして血の湖と化す様は正に地獄絵図そのもので、切り株派にとっては狂喜乱舞のスプラッター祭り。
テンション↑↑
(この模様は例の如く画像を使って別途に上げます。)
殺されるのがバカばかりだから全く可哀想と思わせない所が最高に楽しい。
【バカ】
あの『スタンド・バイ・ミー』のデブ、ジェリー・オコンネルが立派な助平野郎として登場。
役もポルノ監督というナイスさ。
美女の裸体に酒を降り注いで、絶品のバカ面で「うひょ~」とか言っている姿に大爆笑。
死に際に残したセリフにも吹いた。
相当「ウェット・Tシャツ・コンテスト」に未練があったらしい(爆)。
そのコンテストの司会者をしているのが切り株監督イーライ・ロス。
最近はやたらと俳優業にも励んでいる正真正銘のバカだ。
踊る美女のTシャツに水鉄砲を吹きかけて「透けろ、透けろ!イェ~ィイ!!」と、これまたバカ丸出し、絶好調。
死に方もパーフェクト!
エキストラの若者全員もバカばかり。
その中でも錯乱した青年がボートで闇雲に湖を走り回って、逃げ迷うバカ共を無造作に轢き潰して行く様に突き抜けたバカ野郎を感じて面白かった。
結局の所、メインキャラの中でまともな人間はジェイク役のスティーヴン・R・マックイーンと母親のエリザベス・シュー位じゃないか。
これら全てを含めてバカ見本市みたいな作品だった。
これ位潔くやってくれた方が私としては清々しい。
オリジナル『13金』みたいなオチも良い。
兎に角、始まりから終わりまでエログロいコメディみたいな流れなので全く飽きなかった。
マジ最高!
熱帯魚屋のオヤジとして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイドが出ている。
吹き替えで観ていたのだが、声を担当していたのが、TVOA時のドクの時と同じ穂積隆信だった。
こういう細かい気配りにはニヤリとさせられる。
余談だがヴィング・レイムスの吹き替えを担当しているのが、あの出川哲朗だ。
あの独特な喋りで「やべぇよ!やべぇよ」とぶつぶつ叫んでいた(笑)。
それと、本作にはそれなりの美女が出てくるが、全員頭空っぽそうなので遠慮しておく。
その変わり、ジェイクの妹ちゃんが可愛かった。
こういう娘が欲しい。
過去のアジャ作品に対する私の評価を確認してみたら軒並み高評価。
『ハイテンション』★3つ半。
『ヒルズ・ハブ・アイズ』なんて★4つ半も付けている。
『ミラーズ』に至っても同じく★4つ半。
この『ピラニア』も含め大半がリメイク作なのだが、作り変えるのが上手いんだろうな。
監督としての才能・センスがあるんだろう。
私にとってはアジャの作品とは相当相性が良いって事が本作でも確認出来た次第。
これからもアンタに期待するぜ!!
オリジナルの作品も撮って下さい。
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関連作:
『ピラニア(1978)』(オリジナル)
『ピラニア3D(2010)』(第1作)
『ピラニア リターンズ(2012)』(第2作)
評価:★★★★
11/12/25DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-12-21
メーカー:ブロードメディア・スタジオ
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