銀幕大帝α

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イノセント・ガーデン

2013年12月07日 20時19分12秒 | 洋画サスペンス
STOKER
2013年
アメリカ
99分
サスペンス/ミステリー
PG12
劇場公開(2013/05/31)



監督:パク・チャヌク
製作:
リドリー・スコット
トニー・スコット

出演:
ミア・ワシコウスカインディア・ストーカー
ニコール・キッドマンイヴリン・ストーカー(エヴィ)
マシュー・グードチャールズ・ストーカー(チャーリー)
ダーモット・マローニーリチャード・ストーカー
ジャッキー・ウィーヴァージン・ストーカー
フィリス・サマーヴィルマクガーリック夫人
オールデン・エアエンライクホイップ
ルーカス・ティルビッツ
ラルフ・ブラウン保安官

<ストーリー>
鋭過ぎる感覚を持つ少女・インディアの18歳の誕生日に最愛の父が急死。葬儀の日、行方不明だった叔父・チャーリーが突然現れ…。

18歳になった私に届いたのは、
秘密の扉を開く鍵――。


-感想-

うーん^^;
なんか良く分かんない(理解できていない)状態のままで鑑賞を終えてしまった。
ヒロインは叔父さんの意思・性格を受け継いだって事?
どうにもこういう小難しいリンチ的な作品は苦手だ。

ただ映像センス、美的演出は凄く好き。
叔父さんとピアノで連弾する際のミア・ワシコウスカが浮かべる恍惚とした表情がとても良い。
ありゃあ、イッちゃってるよね。

まぁなんだ、結局はミア・ワシコウスカのシャワー室でのオナニーシーン含めて、彼女の卓越した演技力には魅せられ、そこだけしか印象に残らなかった。

やっぱ自分的にはパク・チャヌクと云えば『オールド・ボーイ』が今のところの頂点であって、ああいう秀逸などんでん返しあっての簡単なストーリーの方が好み。
本作はちょっと退屈で余り展開に入り込めなかった。

評価:★★★
13/12/07DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-12-04
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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クロニクル

2013年12月07日 03時30分04秒 | 洋画アクション
CHRONICLE
2012年
アメリカ
84分
SF/アクション/青春
PG12
劇場公開(2013/09/27)



監督:ジョシュ・トランク
原案:ジョシュ・トランク
出演:
デイン・デハーンアンドリュー
アレックス・ラッセルマット
マイケル・B・ジョーダンスティーブ
マイケル・ケリーリチャード・デトマー
アシュリー・ヒンショウケイシー

<ストーリー>
特殊な能力を手に入れたことにより、アンドリュー、マット、スティーブの男子高校生3人の退屈な日常は刺激的な日々へと一変する。しかしある時、能力を使って後続車両を事故に遭わせてしまい…。

-感想-

家では飲んだ暮れ親父から暴力。
学校に行けばイジメの対象。
女性経験?そんなものある訳がない。
今でも立派な童貞さ。
こんな僕に生きている意味があるのだろうか。
こんな人生、ちっとも楽しくなんかないよっ!!

そんな草食系男子にもし未知なるパワーが備わったらどうなるのか。

結論。
僕は無敵だあああああああああ!!!!


他の誰よりも優れた力に魅せられ、そして彼は日頃から積もりに積もった怒りに支配されていき、やがてそれは・・・暴走へと変わる。。。

僕に命令するな!
僕を怒らせるな!

邪魔する奴は例え誰であろうとも排除してやるっ!!

作品によっては無駄に思えるPOV方式だが、本作ではその演出は成功していると言えるだろう。
本物のサイキッカーを画面を通じて見せられている様なそんな不思議な体験を目で味合う事が出来たからだ。
特に雲の上を滑空するシーンは臨場感たっぷり。
本当に飛んでいるみたいだった。

監督は自身が大好きなジャパニメーション作品『AKIRA』を相当意識して撮影に挑んだそうだが、終盤の戦いは正にその『AKIRA』を実写映像にしたかのようなダイナミックな作り。
力を制御出来ず暴走に激しさが増すアンドリューと、そんな彼をどうにか救おうと真正面からぶつかっていく従兄弟のマットの立ち位置は『AKIRA』の鉄雄と金田そのもの。
固定されていない数台のカメラで捉えられた2人の壮絶なバトルは、相当なまでに緊迫した映像になっており、半端なく手に汗握らされる面白さがある。

長編劇場映画としては本作がデヴューとなるジョシュ・トランク監督だが、ここまで白熱した映像を、興奮させられる映像を撮り上げられた事に感心。
もう一層のこと、『AKIRA』のハリウッド実写版はこの監督に任せた方がいいのではないかと思うほどに、作品から漂う『AKIRA』愛の度合いは大きかった。
何も分かっていない人間にやらせるよりかは、こういった全てを知り尽くしている人間にやらせた方が絶対成功するはずだし、『AKIRA』を心の底から愛する者としてはそうして欲しいという気持ちが本作を鑑賞して改めて強くなった。

アンドリューと一緒に訪れるはずだったチベットに結局1人だけで降り立ったマット。
彼はここで悟りを開き、その力を世の人の手助けの為だけに今後使う事になるのだろう。
カメラに向かって語りかけるマットの最後のメッセージが熱く胸に響く。

『クロニクル』、興奮と切なさを併せ持った紛れも無い傑作。

評価:★★★★
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