銀幕大帝α

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ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人

2014年10月07日 00時32分52秒 | 洋画アクション
GALLOWWALKERS
2013年
アメリカ
90分
アクション
PG12
劇場公開(2014/03/15)



監督:
アンドリュー・ゴス
脚本:
アンドリュー・ゴス
出演:
ウェズリー・スナイプスアマン
ケヴィン・ハワースカンサ
ライリー・スミスファビュラス
タニット・フェニックスエンジェル
シモーナ・ブルリコワキスカット
スティーヴン・エルダーアポロ・ジョーンズ(牧師)
パトリック・バーギンガザ保安官



<ストーリー>
アメリカ西部開拓時代。孤高のガンマン・アマンは恋人を死に追いやった悪党に復讐を果たして息絶えるも復活。彼に復讐を企てるゾンビたちと再び戦うことに。

-感想-

ヴァンパイアの次はゾンビが相手だ!

スナイプスの劇場公開新作でありますが、話の展開がトロくさくて嫌になっちゃう。
しかも、現在と過去を繋ぎ、繋ぎに合わせながらストーリーを進めるので、終盤近くになるまでは何がどうなっているのか意味が分からない。
ラスト付近になってようやっと、主人公自体がゾンビで、愛しの女を殺された事に恨みを抱いて、同じくゾンビとして生き返った女を殺した悪党共を追い掛け回している復讐談というのが理解出来るのだが、全貌が見えた所で「なるほど!」といった気持ちの高ぶりが生まれないのがどうにも駄目だ。

とりあえず相手は全部ゾンビなので、首チョンパのシーン、顔面銃弾浴びてボンッてなシーンが大量に出てくるが、それすらも痛快さが微塵も感じられないのだから困ったものである。

敵キャラはそれぞれに個性があって面白いと思うのだが、その個性を十分に出し切らないまま退場させてしまうのも作品としては勿体無い。

親玉の息子だけが復活せず、スナイプスに「何故に息子だけ生き返らないんだ!」と問い詰めるものの、何も答えないまま決着が付いてしまうのも何だかなぁて感じ。

西部劇にゾンビという味付けは面白い試みなのに、監督の腕が劣っているせいで、アクションにしろ、ホラー描写にしろ、ワクワクするものにまるでなっていないのが最悪。
スナイプスが強過ぎるのもあるのかもしれないが、幾らなんでもラスボス位はそれ相当の見せ場にして欲しかった。
どれもこれも呆気なさ過ぎて萎える。
余りにも演出下手な部分が大きく見え過ぎてストーリーに全く入り込めなかった。

ただただ、スナイプスのガンマン姿が渋くキマッているだけの凡作。

評価:★★☆
14/10/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-10-03
メーカー:エイベックス・ピクチャーズ

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