銀幕大帝α

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土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI

2014年10月22日 21時56分53秒 | 邦画コメディ
2014年
日本
130分
アクション/コメディ/任侠・ヤクザ
劇場公開(2014/02/15)



監督:
三池崇史
『藁の楯 わらのたて』
原作:
高橋のぼる『土竜の唄』
脚本:
宮藤官九郎
主題歌:
関ジャニ∞『キング オブ 男!』
出演:
生田斗真菊川玲二
仲里依紗若木純奈
山田孝之月原旬
上地雄輔黒河剣太
斉木しげる舘晶
伊吹吾郎築間重樹
渡辺哲備禅幸一郎
的場浩司蛇嶋悟
佐藤寛子女ディーラー
南明奈トラガール
彩也子明美
尾崎ナナかずみちゃん
吹越満酒見路夫
遠藤憲一赤桐一美
皆川猿時福澄独歩
岩城滉一轟周宝
大杉漣阿湖正義
岡村隆史猫沢一誠
堤真一日浦匡也



<ストーリー>
ある日突然クビを言い渡された交番勤務の巡査・菊川玲二は、潜入捜査官(モグラ)となり、武闘派暴力団・数寄矢会の会長・轟周宝を挙げることを命じられる。

てめぇら、まとめて
バッチ来――――い!


-感想-


そりゃクドカンでもたまには失敗する事もあるさ。
どれもこれも面白かったら今頃脚本界の天下を取っているだろうよ。

キャスティングは相変わらず三池監督らしいジャストな合わせ方で感心。
ドーン!!と来るバトルシーンもいかにも三池さんだからこその熱い描き方で燃える。

けどなぁ。
肝心の話にそう大して魅力が無いんだよなぁ。
前半は(たまに途中にも)エロシーン連発。
後半はバイオレンス一色。
そこにちょこちょこコメディ要素が入ってくるんだけど、これがまぁクドカンにしては笑えない。
寧ろ変な苦笑いだけが起きる。
この笑いはちょっと私には向いてなかった。

生田斗真主役でひたすら体張って頑張っている感じはあったけど、結局の所、美味しい所を全部持って行ったのは堤真一。
ヘタレ童貞・菊川玲二の中途半端なキャラに対して、極道としての男気を終始見せ付ける日浦匡也の方がキャラとしては遥かに印象に残るし、加えて生き様が一々カッコ良い。
サイボーグフットを装着して「ふっかーーーっつ!!」華麗に高場から舞い降りて着地、そしてライトを浴びせて蝶の模様を背中に浮かばせる一連の流れが最高過ぎて鳥肌が立つ。
杯をバリバリ食ってバカ吼えする菊川玲二なんかより断然漢の中の漢ですよ。

コメディがやたらと滑りまくりだったので、正統派な極道映画にしてた方が全体的にも盛り上がって本作よりも数段高い評価に繋がる内容になっていたかもしれないな。
程度の低い無駄な笑いが品質を落としている気がした。
前述したようにキャスティングが本当に良いだけに勿体無い。
原作は一切読んだ事無いんだけど、こういう低級なノリなんだろうか。
映画を観て原作(小説・漫画)を読んでみたいという事は今まで何度もあったが、今回は全くそんな気持ちにならなかった。
三池さんには悪いが、本作は完全に失敗作ですわ。

さて、ヒロインは菊川玲二の恋人であり婦人警官でもある若木純奈。

演じるのは仲里依紗。
個人的にはそんなにタイプの女優さんではないんですが、玲二が童貞卒業となる初Hシーンでの、仲里依紗の喘ぎ顔(声)は妙にエロかった。



不覚にも私の息子が反応してしまった。。。

評価:★★★
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関連作:
『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI(2014)』(第1作)
『土竜(モグラ)の唄 香港狂騒曲(2016)』(第2作)

『土竜の唄 FINAL(2021)』(第3作)

コメント (10)
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