銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

カリフォルニア・ゾンビ逃避行

2014年10月05日 14時36分03秒 | 洋画ホラー
APRIL APOCALYPSE
2013年
アメリカ
84分
ホラー/コメディ
PG12
劇場公開(2014/05/20)



監督:
ジャレット・ターノル
製作:
ジャレット・ターノル
出演:
リース・トンプソン
レベッカ・ブランデス
ステファニー・ハント
ブレント・ターノル
トッド・スタシュウィック
ロジャー・バート
ジョージ・ロペス
マーク・ロルストン
マルグリット・マッキンタイア
マット・シヴリー
ウィリアム・モーガン・シェパード
ランディ・ウェイン
サラ・ハイランド
マット・プロコップ




<ストーリー>
平凡な学生・アーティは片思いの幼馴染みを訪ねて運転中、ゾンビに遭遇。大量発生したゾンビたちと戦う中で、彼は勇敢なゾンビキラーへ成長していく。

-感想-

コメディ部分が大して面白くないのが残念というか何というか・・・。

好きな子に振られた事で地下に引き篭もり3年間、優しい爺ちゃんの「好きなら会いに行け」その一言に「おしっ!」となり、爺ちゃんの車を借りて、遠い場所に引っ越した愛しのあの子を求めて旅に出る。
ところが車を走らせること直ぐに、いきなりゾンビの集団と遭遇。
どうやら車に乗っている最中に世間では薬物の影響でゾンビパンデミックが発生したようだ。
なんとまぁ唐突な事態発生である。

噛まれたり、引っ掻かれただけでも一瞬でゾンビになるようなのだが、彼も手を噛まれたにも関わらず、何故かゾンビ化しない。

原因は精神科医から処方された薬(試薬品)にあった。
なんでもその薬、1日2回一錠飲む事で自殺が出来ないものらしい。
だから死なないし、ゾンビにもならいのか。
あ、私も精神安定剤を処方して貰っているから、もしかしたらこういう事態になっても生き残れるかも、だな(笑)

銃規制支持者の彼は一切銃器系を使わず、ひたすらバットやゴルフクラブという打撃系道具でゾンビに立ち向かう。
途中、かつての友人と出会ったりしつつ、一緒に行動しながら、彼女の元へ。

そして、無事に彼女を救い出した彼は、二人で安全である収容施設へと逃げ込む。
そこには彼の両親、弟も避難していた。
感動的な再会だ。

だが、しかし、ゾンビの群れは容赦なくその施設までも襲う。

彼がゾンビ化の進行を止めていた薬も残り一錠になっていた。
彼は、その薬を彼女に託す。
これがあれば、この事態を止める事が出来るはずだ、と。

物語の展開そのものはのんびりとしていて、やや退屈。
グロシーンもゾンビものとしては少ない。
主人公は打撃系道具で戦うのでアクションにも痛快さが物足りない。

だが、この作品、ラストが良い!
観た人だけが分かる、悲痛さと感嘆さが程好く味わえるのだ。

好きなあの子を救いたい!
救えた!
家族にも会えた!
けど、薬が切れた!
あぁーーーーー無念・・・。

念願の恋は実ったが、共に歩んで行く事は実らず。

なんとも悲しい結末だった。

そういえば道中、好きな子が出来たが、その子もあっさり退場しちゃったし。
主人公の彼は余程、恋愛運がないと見た。
良い奴だっただけに、なんとも胸が苦しくなるバッドストーリーである。

評価:★★☆
14/10/05DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へにほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2014-10-03
メーカー:松竹
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする