新唐山大兄/THE NEW BIG BOSS
1997年
香港
95分
アクション
劇場公開(1997/06/14 リバイバル上映2015/5/30(HDリマスター版))

監督:
ドニー・イェン
『新・ドラゴン危機一発』
アクション監督:
ドニー・イェン
製作総指揮:
ドニー・イェン
脚本:
ドニー・イェン
出演:
ドニー・イェン
カーメン・リー
ウォン・ジーワー
ベン・ラム

<ストーリー>
伝説の男・マンヒンに近付いた青年・ベン。マンヒンは記憶を失くしていたが、昔話をするうちに次第に記憶を取り戻し…。
-感想-
1997年
香港
95分
アクション
劇場公開(1997/06/14 リバイバル上映2015/5/30(HDリマスター版))

監督:
ドニー・イェン
『新・ドラゴン危機一発』
アクション監督:
ドニー・イェン
製作総指揮:
ドニー・イェン
脚本:
ドニー・イェン
出演:
ドニー・イェン
カーメン・リー
ウォン・ジーワー
ベン・ラム

<ストーリー>
伝説の男・マンヒンに近付いた青年・ベン。マンヒンは記憶を失くしていたが、昔話をするうちに次第に記憶を取り戻し…。


ストーリーは糞面白くないが、アクションは糞面白い。
どうでもいいラブシーンを入れたのは監督としての特権。
そりゃあドニーだって男やもん、女優さんと熱々なキスくらいしたいでしょうよ(笑)。
そんなラブラブな彼女さんの首をバッサリとチョンパしてしまうなんて、監督ドニー非情な演出なりw
兎に角ストーリーに期待しては駄目。
ほんとツマンナイので、もうアクションだけを目当てにして借りましょう。
最大のバトルシーンは後半での鉄爪男との激闘。
"ドニーイェン ドラゴン危機一髪97ラストバトル" を YouTube で見る
手技の速さ、足技の華麗さに度肝抜かれる。
相手役の人も相当凄いカンフーの使い手だというのが分かる、正にベストオブカンフーシーン。
ドニーのステップにちょっとブルース・リーの面影を見たが、これオリジナル音声だと普通だけど、吹き替えにすると「アタッ!」「アチョー!!」とモロにリーを意識した怪鳥音が響き渡るので、更に熱くなりながら観れる事間違い無しだ。
これの前にドニーが全速力で駆け抜けながら、平行して走る山賊を蹴散らす場面に遭遇する。
こんなにも走る姿に惚れちゃうアクションスターってそうはいないかもよ?
手技・足技だけじゃない、走らせてもカッコ良い男、それがドニー・イェン。
後にドニーの右腕的な存在になる村の青年も結構なカンフーを見せてくれる。
この青年が孤軍奮闘するシーンが多数あるのも、それだけアクションとして画になると彼のスキルをドニー監督が高く評価した証拠であり、見せる楽しさを追求した上での自然な成り行きと言ってもよかろう。
森の中での激闘、最終決戦では岸壁から荒波の中でと、ロケーションも完璧。
家屋の中では不自然な程に木椅子が沢山置いてある。
何故にそんなにも沢山置いているのか。
理由は一つしかない。
相手を持ち上げ叩き落した時に地べただと余りにも地味過ぎる。
同時に木椅子の上に落とす事で痛みと派手さが寄り際立つからに他ならない。
木椅子はカンフー映画にとっては絶対に欠かせない必需品なのだ!(多分)。
上手く壊れれば椅子の脚はトンファー代わりにもなるしね。
鎖使いの悪党を出すのはドニー監督の趣味なのか。
『新・ドラゴン危機一発』でも似たようなキャラ、反撃方法を観た様な・・・いや観たゾ。
ここで一つドニー先生からの教えを伝授しよう。
鉈で薪を割るときは体を使うのではない、「心」で振り下ろせ。
以上、解散!
評価:★★★☆

15/11/18DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2015-10-02
メーカー:アクセスエー