銀幕大帝α

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バトルヒート

2015年11月23日 18時58分00秒 | 洋画アクション
SKIN TRADE
2014年
アメリカ/タイ
96分
アクション/格闘技
R15+
劇場公開(2015/07/25)



監督:
エカチャイ・ウアクロンタム
製作:
ドルフ・ラングレン
脚本:
ドルフ・ラングレン
出演:
ドルフ・ラングレンニック
トニー・ジャートニー
マイケル・ジェイ・ホワイトリード
セリーナ・ジェイドミン
ピーター・ウェラーコステロ
ロン・パールマンドラゴビッチ



<ストーリー>
刑事のニックとトニーは、互いの存在を知らないまま共通のマフィア組織を追っていた。だが、ニックはマフィアのボスに家族を惨殺され…。

ニュージャージーからバンコク――。
闇の巨大シンジケートを巡り勃発した、世界を巻き込む容赦なきバトルロワイアル


-感想-

ドルフ・ラングレンとマイケル・ジェイ・ホワイトのパンチと蹴りは重たい。
動きはスローだけど1発ヒットすれば相当のダメージを食らうと予想出来る。
対してトニー・ジャーの動きは速く華麗だが1発のパンチ&キックが軽い。
だからジャーは攻撃を1回食らうとクラクラしているが、ジャーの攻撃1回では相手に効き目無し。
そこでジャーの持ち前が発揮される。
相手が1発打つ間にジャーは間髪入れずに数発連続で打ち込む。
これでようやく両者が対等になるのだ。

重のラングレンと軽のジャー。
一つの対決シーンとしては異なる格闘スタイルがぶつかり合うのでかなり見応えがある。
ただし、蹴りや拳がヒットした際の効果音。
これが凄くジョボい。
ペチ!パチ!だと、流石にちょっと迫力がないし、痛みとかも伝わってこないんだよなぁ。
折角両者がガチンコの白熱したバトルをしているのだから、もう少し強めの“作られた”効果音を入れて欲しかった。

ジャーのショットガンの撃ち方とかは様になっていてカッコ良かった。
ラングレンもそれなりに走って、機関銃を撃ちまくっている。
が、やなり歳には勝てないようで、全体的にドッスンドッスンとした動きになってしまっているのが実に切なかった。

物語自体は人身売買を扱ったものでそれ程目新しいさはない。
裏切りや成り行きからの協力といった要素も在りがちではある。
だが、そんな中で格闘アクションスターが肩を並べ、時には互いをけん制し合い、時にはタッグを組んで戦いを続ける、愛する人の為に決して後ろには引かないというラングレンとジャーの勇姿に1番の魅力を感じる事が出来るだろう。

ニックの娘ソフィア、生きてるやん、ここに居るやんと観てたのだが、私の勘違い、見間違いだった。
トニーの恋人ミンでした。
セリーナ・ジェイドさんて横顔美人だよね~。
正面から見ると・・・元男っぽいんだが。

あ、でもソフィアは本当に生きているみたいで、何処かに連れて行かれた(売られた)らしく、父ラングレンが居場所を突き止めようと列車に乗り込む所で話は終わる。
多分仮に2作目が作られたとしたら、ラングレン版『96時間』みたいな話になるのかもしれない(笑)。

今作の可愛い子役図鑑

ラスト、揺られる列車の中でラングレンの顔を手で摩る幼女。
ニコッと微笑んだ時がむっちゃ可愛かった。
ニックもこの笑顔を観た事で、これからの戦いに向かっての勇気を大きく奮い起こした事だろう。
頑張れニック!
悪党共から取り戻し、この幼女みたいな笑顔を娘にも与えてあげるのだ!!

評価:★★★
15/11/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-11-06
メーカー:ブロードメディア・スタジオ

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コメント (4)
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