銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

グリード FROM THE DEEP

2015年11月14日 20時20分00秒 | 亜細亜ホラー
BUGS
2014年
香港
82分
アクション/パニック/ホラー
劇場未公開



監督:
イエン・ジア
出演:
シア・ジートン
ジャン・ズーリン
エリック・ワン
ディン・チュンチェン
シュー・ホアンシャン
シウ・ルイ




<ストーリー>
海上に浮かぶ謎のタンカーでは、昆虫のDNAを使用した極秘実験が進められていた。しかし、そこで生み出された新種生物は制御できないほど増殖し、やがて船内の人々を襲い始めてしまう。

"映画 『グリード/FROM THE DEEP』 公式予告" を YouTube で見る


-感想-

もう完全にアメリカ映画だと思い込んでの鑑賞だったので、オープニングテロップに漢字が出てきたときは本気で「え!?」とビックリしてしまった。
まぁ別に何処の国が製作でも構わんのですよ、面白ければ。
しかしこの映画、CGがやけに雑だし、御都合主義なシーンが多すぎて萎える。

ホテルの各部屋を泥棒が勝手に出入りできる

宿泊客の一人が何故か火器を持って逃げている

ガスが充満したエレベーターに着火していない100円ライターを放り込んだら爆発する

爆発で真っ黒に焼け焦げ死んだ泥棒の手に無傷の指輪箱が残っている

莫大な津波が砂浜を襲うのに数人が飲み込まれないままで息をしている

津波が起きたはずなのにのんびりとクルージングしている

行方不明になった女性の場所をヒロインがスマホを使って特定する(GPS機能?)

普段使い道のないはずのチェーンソーが船の中に置いてある

1度捨てて逃げたのに、その先にまた同じチェーンソーが落ちている

母体が死ぬと子虫も全滅したと投げ遣りなテロップを流して映画を強引に終わらせる

今パッと思いついただけでもこれだけのものがある。
幾らなんでもこんなにも都合の良いシーンばかり見せられると流石に呆れ果ててしまうんですが。
どうやら元は3D映画みたいなので、そこを特化したのかもしれないが、展開がお粗末過ぎてパニック作品としては話しにならない。

おまけにヒロインが猛烈に苛立つ。
顔はまぁまぁだけど性格が最悪。
怖い思いをした後に、記念撮影よ♪跪いてプロポーズしないさいよ!キャー婚約指輪だわ~♪

爺さんがボソッと呟く一言
「あの娘が怪物に食べられれば良かったのにな」

全くその通りだ。
吹き替えで観ると余計にギャーギャー叫んで煩いので苛々も終盤ではMAX到達間違いなし。

今作の美女図鑑

ヒロインとは対照的に冷静沈着な行動をするマン・チーさん。
彼女が持つ可憐さと、砂浜パーティーでの水着女軍団を楽しむだけの映画。

評価:★★☆
15/11/14DVD鑑賞(新作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2015-11-04
メーカー:インターフィルム
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする