TERMINATOR: GENISYS
2015年
アメリカ
126分
SF/アクション/サスペンス
劇場公開(2015/07/10)

監督:
アラン・テイラー
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー:守護神
ジェイソン・クラーク:ジョン・コナー
エミリア・クラーク:サラ・コナー
ジェイ・コートニー:カイル・リース
イ・ビョンホン:T-1000
J・K・シモンズ:オブライエン刑事

<ストーリー>
ジョン・コナー率いる人類との戦いに追い詰められた機械軍は、彼の存在そのものを消すため、ターミネーターを過去へと送り込む。
-感想-
2015年
アメリカ
126分
SF/アクション/サスペンス
劇場公開(2015/07/10)

監督:
アラン・テイラー
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー:守護神
ジェイソン・クラーク:ジョン・コナー
エミリア・クラーク:サラ・コナー
ジェイ・コートニー:カイル・リース
イ・ビョンホン:T-1000
J・K・シモンズ:オブライエン刑事

<ストーリー>
ジョン・コナー率いる人類との戦いに追い詰められた機械軍は、彼の存在そのものを消すため、ターミネーターを過去へと送り込む。


ダダン ダダ ダン
ダダン ダダ ダン
シュワが「3」以来12年振りにターミネーターとして帰ってきた。
しかもラストではアップグレードまでしてしまった。
これでもう“ポンコツ”とは言わせないぜ!
新起動3部作の第1作目という事もあり、旧1作目・2作目のシーンをなぞりながらの序盤展開。
オマージュ的な描写が多々あるので、キャメロン監督の2作を観た事がある人ならば懐かしい気分に浸れるはずだ。
しかし物語はそれら全てを無かった事にして、新しい道を進んでいく。
話そのものはそう複雑にはなっておらず、凡人でも理解出来易い様に作られているので普通に楽しめる作品ではある。
だが「3」「4」でも感じた事だが、人間側のキャラクターに魅力が乏しい。
「1」のマイケル・ビーン、「2」でのエドワード・ファーロング、そして「1」「2」共に出たリンダ・ハミルトンと、キャメロンのキャスティングは完璧だったが、それに比べると「3」以降はジョン役にしろサラ役にしろ、なんかこれじゃない感が半端無く、どう観ても人選ミスな気がしてならない。
傑作「1」「2」でのイメージが完全に頭の中に定着してしまっているので、丸っきりイメージ違いの顔の俳優が出てきてしまうと凄い違和感が生まれてしまう。
今回のサラ役にはエミリア・クラーク。
何処と無くリンダ・ハミルトンの面影に近い女優を起用しているかのようには思えたが、ちょっと顔が幼すぎるかな。
まぁ今になって老いた過去の俳優を起用する事自体が無謀ではあるので、フレッシュな役者を新たに配役するしかないのだろうが、もうちょっと誰もが納得できるイメージに沿ったキャスティングが出来ないものなのかと、個人的には「3」からの大きな不満点であるが、こればっかりは製作サイドの頑張りに期待する他ないのだろうなぁ。
と言っても第2作目、第3作目はこの布陣で行く訳だから、もう後は慣れるしかないよね。
見届け人として登場したオブライエン刑事は「3」まで出てきたピーター・シルバーマン医師の代わりとなる存在になるのかしら。
今後も何かしらの形でサラ達と関わってくる予感はする。
ジョンがターミネーターとなる衝撃過ぎる展開を齎した新起動1作目。
思い切った挑戦的な事をやってしまったが、その新たな試みを今後どう上手く処理し、どのようにしてサラ達の手により人類へ希望の未来を届けてくれるのか、かなり脚本の出来具合の善し悪しに左右されそうだが、楽しみに続きを待つ事にしよう。
って、今度こそ本当に3部作として完成されるんでしょうかね~。
確か「4」の時も新3部作と謳ってたような記憶が・・・。
にしても“合体”てw
『釣りバカ日誌』じゃあるめぇしw
評価:★★★☆

15/11/19DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2015-11-18
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『ターミネーター(1984)』※個人的評価:★★★★☆
『ターミネーター2(1991)』※個人的評価:★★★★★
『ターミネーター2/特別編(1993)』
『ターミネーター3(2003)』※個人的評価:★★★
『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ(シーズン1)(2008)』(TVシリーズ)
『ターミネーター4(2009)』
『ターミネーター サルベーション ザ マシニマ シリーズ(2009)』(スピンオフWEBシリーズ)
『ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015)』