2016年
アメリカ
109分
サスペンス/ホラー/SF
R15+
劇場公開(2017/04/14)
監督:
ジェームズ・デモナコ
『パージ:アナーキー』
製作:
マイケル・ベイ
脚本:
ジェームズ・デモナコ
出演:
フランク・グリロ:レオ
エリザベス・ミッチェル:ローン上院議員
ミケルティ・ウィリアムソン:ジョー
ジョセフ・ジュリアン・ソリア:マルコス
ベッティ・ガブリエル:レイニー
テリー・セルピコ:アール
エドウィン・ホッジ:ビショップ
<ストーリー>
パージの是非を問う大統領選挙真っ只中のアメリカ。遂に迎えたパージの夜、レオは極右政権に命を狙われたローン上院議員の護衛を務めるが…。
世界の運命を左右する12時間。
-感想-
マッドマックスかよw
応援要請に気づいていない様で気づいてた黒人ネエちゃんの堂々たる殺しっぷりがカッコ良かったわ~。
痺れたしちょっと惚れた。
パージ反対を公約に掲げている女議員と彼女を一人で守る護衛の男。
店を潰されてなるものかと銃を片手に屋上で篭城する店主と店員。
そしてその店に出入りし、パージの日には救助活動する昔は伝説のワルだった女。
この3組が運命的に合流し、最終的には女議員の命をパージが終わる時間まで守り通そうとする話。
製作された時期から推測すると、この女議員と対立する男議員の立場はヒラリーVSトランプといった感じかな。
監督のメタファー的な意味が込められているように思えたのだが、どうだろう。
正義が勝利する、その方向性で映画を閉じるのは予想出来る。
しかし、パージ法が無くなったから平和は寄り安全に保たれるのかとなると決してそうではない。
合法的に人を殺してもいい“日”が失われると、逆に非合法的に暴動や虐殺行為を始める輩が当然に出てくるという現実。
果たしてパージ法は必要だったのか、それとも・・・。
ラストのニュースシーンを観ると色々と考えさせられるものがあるよなあ。
世の社会に対しての鬱憤を持っている者、不満を抱く者、怒りを感じる者が居てもおかしくはない世界。
それらの気持ちを制御出来るのかそうでないかで、各国の治安は変わる。
争い事を無くす為に人類皆がしなければならない行い、持たなければいけない心構え、それらが全員一致すれば安全が維持されるんだろうけども、そう簡単に上手くいかないってのが民族性、国民性の違いやろね。
現実的にも米と北が睨み合い互いに挑発し合っているんだもの、何時核戦争が起こっても不思議ではないわな、恐ろしい世の中だよ本当に。
評価:★★★
17/08/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2017-08-02
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『パージ(2013)』(第1作)
『パージ:アナーキー(2014)』(第2作)
『パージ:大統領令(2016)』(第3作)
『パージ (シーズン1)(2018)<TV>』(TVシリーズ)
『パージ:エクスペリメント(2018)』(第4作)