銀幕大帝α

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T-フォース べトコン地下要塞制圧部隊

2017年08月06日 13時26分41秒 | 洋画アクション
1968 TUNNEL RATS/TUNNEL RATS
2008年
カナダ/ドイツ
96分
アクション
劇場未公開



監督:
ウーヴェ・ボル
『ボーダーランド』
製作総指揮:
ウーヴェ・ボル
脚本:
ウーヴェ・ボル
出演:
マイケル・パレ
ウィルソン・ベセル
ミッチ・イーキンス
エリック・アイデム
ブランドン・フォッブス
ジェーン・リー
スコット・リイ
ロッキー・マークエット
ギャリカイ・ムタンバーワ
ネイト・パーカー




<ストーリー>
1967年、ベトナムに進駐していた米軍は、神出鬼没なベトコンに頭を悩ませていた。そんな折、ジャングル内に地下トンネルを発見し…。

-感想-

いいぞベトコン!
米兵なんぞ皆殺しにしちまえっ。

こんな内容でも面白さを覚えちゃう私。
それは何故か。
グロいから。
米兵を無惨に殺した張本人がゲロ吐く位にグロいんですよ。
あのボルさえも戦争ものを扱うとちゃんと観れる作品になるという不思議。
更にボルの鬼畜演出が発動し、ただ撃ち合ったりするだけの内容で終わらず、地下トンネルという極限の狭い場所で起きる殺すか、殺されるかの戦いにグロテスクさを追求。
やたらと悲惨な現場が映し出されてます。

そしてなんと、米兵1個隊だけじゃなく、敵のベトコンも全員殺しちゃうという潔さ。
普通なら一人か二人は生き残りそうな話なのだが、誰も生還させない、どうせならもう全員死んどけ、みたいな無茶さにボル様の暴走っぷりを感じちゃう。
素敵やん。
ベトコンにやられっ放しの米兵の隊長が下した決断が、無線で空爆を要求。
隊長は手榴弾で自爆し、最後は地下トンネルから這い出てきた2名の米兵の目の前に大量の爆弾が投下され、地下トンネルに取り残された者は空爆の影響で生き埋めにされてしまい、敵味方一丸となって臨終。
後腐れなくやっちまったなボル様、と私の中では絶賛の幕閉じであった。
あの隊長は『プラトーン』でトム・ベレンジャーが演じた人物をモデルにしたんかなぁ。
雰囲気が良く似てた。

個人的におぉ!!て目を見開いたシーンがありまして、女兵士が地下トンネルから顔を出した米兵に竹槍を首にぶっ刺す演出。

どう観てもワンカットで撮っているようにしか思えない抜群の仕上がり(有り得ないけど)。

その後の死体姿は造っている感あるけれど、ぶっ刺す所は上手く編集で誤魔化しワンカット風にして見せているよね、インパクト与えるにはお見事な編集作業ですわ。

本作のように、たまーに面白い作品出してくるからボル映画は侮れないんだよな。
なんで引退しちまったんだよボル様!

評価:★★★
17/08/06DVD鑑賞(旧作)
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切り株画像(映画『T-フォース べトコン地下要塞制圧部隊』より、ベトコン決死の乱撃)

2017年08月06日 13時21分12秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】

接近戦でベトコンの銃撃を全身に食らう米兵。
分かり辛い画像かもですが、足が吹っ飛んでます。

切り株度(1/5)

レヴュー:『T-フォース べトコン地下要塞制圧部隊』
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