銀幕大帝α

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DEAD7 デッド・セブン

2017年11月05日 14時06分12秒 | 洋画ホラー
DEAD 7
2016年
アメリカ
90分
ホラー/アクション/コメディ
劇場公開(2017/07/18)





監督:
ダニー・ローウ
原案:
ニック・カーター
出演:
ニック・カーター
ジョーイ・ファトーン
ジェフ・ティモンズ
キャリー・キーガン
A・J・マクレーン
エリック=マイケル・エストラーダ
ローレン・キット・カーター
クロエ・ラッタンジー
デブラ・ウィルソン




<ストーリー>
ワケありのアウトローたちがゾンビ軍団に立ち向かうアクション。伝染病の蔓延により崩壊した世界。冷酷非道な悪女・アポカリプタは死者の軍団を作り上げ、この世界を支配しようとしていた。そんな中、命知らずの7人が世界を救うべく結集し…。

―感想―

へえバックストリート・ボーイズの面々が出演しているのか、それならば借りてみよう、て俺はなってないぞ。
だってバックストリート・ボーイズのメンバーなんて誰一人として知らんし。
流石にグループ名だけは知ってるさあ。

開始1分(早っw)で確信した。
この映画、絶対面白くない!と。
予想的中、グロ描写以外特筆すべき点が全く見当たらない代物だった。

アサイラム社てSFもの作らせたらショボい合成映像多用したとんでもないもの出してくるが、ゾンビものだとえらい気合入れてメイクやグロ描写を仕上げてくる。
これも自社製作TVゾンビ・ドラマ『Zネーション』を成功させたという功績が大きいのだろう。
ただそれが映画として面白く反映されているかとなると本作に限っては否。
展開が激しくつまらん。
時代設定というかキャラ設定に関しても西部劇なのか現代劇なのかマッド・マックスなのか近未来劇なのか、スタイルがバラバラで落ち着きがない。
ゾンビも呼称が何故かカッパーヘッド。
そのカッパーヘッドを率いる軍団の女長の名前がアポカリプタ。
変な名前付けたがるのがいかにもアサイラムらしい。

日本刀を振り回し、手裏剣を投げる忍者が出てきたりと、楽しくさせようという試みは感じるが、自分的には大きく滑っていた。
カッパーヘッドに噛まれて武士道らしく腹切りしちゃう忍者マン、こんなの苦笑いしか起きないて。
ウィスキー・ジョーという酒飲みの仲間が居るのだが、このおっさんも死ぬ時は折角取って置きの自爆装置を用意しているのなら大勢のカッパーヘッドを巻き込む位の派手さを見せて欲しかった。
一人勝手にボンッて、ダッサ。
スナイパーのバケーロに至ってはバカーロと馬鹿にされるだけに終わり、肝心の腕前は少しだけ。
雑。

取り合えず主要人物、脇役、その他大勢含めた人間をポンポン殺していくのは一向に構わないのだが、無駄死にやん全員。
せめて相打ちになるとか、道連れにしていくとかしろよ、て何度思った事やら。
ギャーギャー目玉ひん剥いて叫んでいるだけのアポカリプタさんの最期も呆気ない。
そもそもこの人、何がしたかったのかさっぱり分かりません。

真剣に取り組んだゾンビメイクとグロ描写、適当に取り組んだ話の構成と進め方。
両者の温度差がめっちゃあるので、アクションにもコメディにも期待してはいけない、グロだけを目で楽しめれば良いて書きたい所だが、やっぱり内容あっての映画なので、ストーリーに魅力がないと、幾らゾンビだけ良くても集中力を最後まで維持させるのは難しいよ。

評価:
17/11/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2017-10-04
メーカー:アルバトロス

情報
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コメント

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