ALIEN3
2004年
アメリカ
145分
SF/サスペンス
劇場公開(1992/08/22)
監督: |
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製作:
共同製作: |
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脚本:
出演: | |
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エレン・リプリー | |
ディロン | |
クレメンズ | |
ゴリック | |
アンドリュース | |
アーロン | |
モース | |
レインズ | |
ジュニア | |
ビショップ | |
フランク | |
ボッグス | |
ジュード | |
デヴィッド | |
トロイ |
<ストーリー>
アチェロンから離脱したスラコ号は突発事故に見舞われ、リプリーたちは救命艇で惑星フィオリーナ161へ不時着。ひとり生き残り労働矯正施設に収容されたリプリーは、その星が過酷な環境にある監獄星である事を知った。事故の原因を究明しようとするリプリー。実は救命艇内部にはエイリアンが潜んでおり、囚人の飼い犬の体を借りて新たな姿へと成長していたのだ。逃げ場もなく、武器すらない状況下でエイリアンとリプリーの最後の死闘が始まろうとしていた……。
1979年、人類はエイリアンと遭遇。 1986年、それは永遠に去った。 1992年、今度は人類が危ない。
あいつが戻って来た。
―感想―
セル版のBlu-rayには劇場版と完全版が収録されていたので、まだ観た事の無かった完全版の方を鑑賞。
フィンチャー監督自身も撮影時にごたごたがあった為、監督デヴュー作でありながらも黒歴史にしているシリーズ3作目。
僕も本編を初めて観た時には、2作目の大傑作というイメージが強すぎたのもあって展開が地味だなあと余り評価自体を良くはしなかったのだが、超久しぶりに改めて観てみると意外と物語に引っ張り込まれて(完全版は)145分の長尺もダレる事無く最後まで一気見出来た。
劇場版と違う所は、気付いた範囲だと、最初のエイリアンが誕生する母体が犬から牛に変更されている点と、ラストでリプリーが溶鉱炉へと自決する場面で腹からエイリアンが生まれる演出を完全に無くしている点。
犬から牛に変更した部分の理由は観た限りでは良くは分からなかったが、後者は『エイリアン4』へ繋げる為に、この様な形に変えたんだなと理解した。
四足歩行となったエイリアンなので、壁やら天井等を這うようにして駆け回る姿をエイリアン目線で見せる事で逃げる囚人たちの緊迫感を上手く表しているんじゃないだろうか。
囚人達が一癖二癖のある者達ばかりなのも、結束力高いかと思いきや裏切りや勝手さなんかも起きて、すんなりと上手く行かない所にハラハラする面白さを感じ取れた。
ユタニ社って日系企業だったのね。
それをしっかり視聴者にも認知させる為に、至る所で漢字等が出てくるのも日本人としては嬉しい。
キャラクターの中では唯一生存する囚人のモースが良い意味でも悪い意味でも印象として強く残る。
評価:★★★★
22/04/03Blu-ray鑑賞
レンタル開始日:2010-11-17
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン