DEFLAGRATIONS/BLAST
2021年
フランス
98分
サスペンス
劇場未公開
監督:
ヴァーニャ・ペラニ=ヴィーニェ
脚本:
ヴァーニャ・ペラニ=ヴィーニェ
ヴァーニャ・ペラニ=ヴィーニェ
脚本:
ヴァーニャ・ペラニ=ヴィーニェ
出演:
ノラ・アルネゼデール・・・ソニア
ピエール・キウィット・・・フレッド
ラシャ・ブコヴィッチ・・・イゴール
サラ・モーテンセン・・・カミーユ
ノラ・アルネゼデール・・・ソニア
ピエール・キウィット・・・フレッド
ラシャ・ブコヴィッチ・・・イゴール
サラ・モーテンセン・・・カミーユ
<ストーリー>
パリのとある地下駐車場。地雷処理の専門家・ソニアは、子どもたちと共に時限爆弾が仕掛けられた車に閉じ込められてしまう。彼女は同僚のイゴールたちに助けを求めるが…。
―感想―
え?タイムボカン??(空目)
冗談はさておき、噓やろ、全員死亡ってマジ!?
車に乗ったら爆弾が作動、座席から離れたら即死亡、そんな映画を今まで何本観てきただろうか。
だがしかし、本作は少し趣向を変えていて、その仕掛けられた爆弾(地雷)を撤去する処理班の姿を色濃く描いていた。
運転席に乗ってしまったヒロインも爆弾処理のプロというのもあり、中と外との連携プレイが見物。
誰が爆弾を仕掛けたのか、その仕掛けた意図は何なのか、終盤になるまで予測が出来ない所も良い。
俺は裏の裏をかいて、てっきり・・・パパさん疑ってすんませんでした!
世界情勢をもきっちりと内容に取り入れ、そこから繋がる現実でも起こり得るかもしれないリアル寄りな真犯人。
只の爆弾魔の話で終わらせていない辺りに、製作サイドの視聴者に向けた「悲しい」訴えが強く伝わり、全てが済んでも胸が痛くなるものがありました。
結構緊張感のある内容となっており、爆弾処理に関わる人物が、全員その筋のプロフェッショナルにも関わらず個々が抱える苦悩なんかも展開に上手く反映されていて、一体どのような結末になるのかハラハラしながら観れると思います。
因みに感想最初のタイムボカン?の下に書いた事は事実に反します(笑)。
けれども衝撃的な幕切れとなっているのは本当、下手にハッピーエンドで終わられるよりかは記憶に残るので、映画的には有り(現実的にはあって欲しくない)。
今作の可愛い子役図鑑
ヒロインの恋人(同僚)の娘、ゾエちゃん。
まだ幼いのに性格がしっかりしていて、パニックにもならず冷静にしている姿に驚かされた。
逆にヒロインの息子ノア、君はダメだ。
男の「子」に限らず大人含めた男ってのは、どうして肝心な時に足手纏いになったり、半ベソかいたりするのか。
切羽詰まった時に強くいられるのは、男性よりも女性なんだよなあ。
評価:★★★
23/01/09DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-01-06
メーカー: アルバトロス